館林 ふとんの富田屋

国産寝具、手作り布団、自社製手作りかいまきを商っています。日本製にこだわり、羽毛掛布団、マットレス、布団カバーは日本製の良品を仕入れ、綿布団とかいまきは自社職人が手作りで仕立てた製品を扱っています。
 
2014/08/19 14:31:00|小笠原諸島
2014年小笠原旅行 その7(石門Part3)
石門ツアー続きです。

お昼の後は、リュックはそのままで絶景鑑賞。天気が良かったので見晴らしも素晴らしかったです。ここは石灰岩の張り出したところで、この下は何もありません。高所恐怖症だと辛いかも。




(東港を望む。港の右側が東山)


(先端が
臥牛角。ダイビングスポット)


以前、登山家の野口さんがこの石灰石の足場の向こう側(つまり海側)に張り付いたことがあるそうです。もちろん下は断崖絶壁と海。まあプロなので自己責任ということでやったそうなのですが、H氏曰く「ちょっと変わった人だった」そうな。








景色を堪能した後、岐路につきます。終点付近は石灰岩があちこちで隆起しているので、足元には十分注意が必要です。転ぶとかなりのダメージを負うことに。





(こんな感じで石灰石から木が生えてます)



石灰岩の間から生えているセキモンウライソウ。丁度花の時期で満開でした。茎にびっちり花がついています。何度も言いますが、固有種は地味なのです!





(茎にぽつぽつついているのが花)



帰りがてらに、鍾乳洞脇のミドリシダを撮影。綺麗な緑色に形の良い三角形で、分かり易いシダです。石門中はここしか生えていないと思います。







ウドの木を囲むように根が生えていたのですが、ウドが朽ちてしまったので、幹の部分がぽっかり空いています。人が一人すっぽり座れるくらいの大きさです。正面のネジネジしている木の根っこです。たしかアカテツだったような・・・。






ヒメタニワタリ。雨が少ないだけあって今年は小さいなあ・・・。オトメシダはこれか?というのがあったのですが、イマイチ自信が持てなかったので載せませんでした。




(ちょっとアップに)




下の三叉路。ここまでがコースのメインです。大体5時間程度でしょうか。ここからはのんびりとり歩いて帰ります。






(見え辛いけれどオオヤマイチジクの実。固有種)


大きなサルノコシカケ(木にくっついているやつ)。きのこの一種です。ここのは大きくて大人の男性のこぶし以上あります。







石門で一つだけ開花していたムニンシュスラン(固有種)。ムニンシュスラン自体は沢山自生しています。10cm程度で足元に生えているので踏まないように注意します。





(マルハチのアップ。○の中に逆八の字が)




しかし良い天気でした。ノヤシ(固有種)の群生もくっきり見えます。







出発地点に帰ってきました。大体トータルで6〜7時間のコースです。






石門入り口を出て正面、道路の向かい側にある小さな見晴らしポイント。晴れていると綺麗です。



(雨だと濃霧で何も見えません・・)



その後全員でH氏の農園にお邪魔しました。私は今回二度目です。下の写真は農園に行く途中の見晴スポット。南崎方面がくっきり見えます。






奥様お手製のパッションジュースなどをごちそうになりながら、ここでメグロを撮影します。私は腕が悪いので、山では鳥を撮ることは殆どしません。こちらで撮らせてもらってます。以前はノスリも間近でビデオカメラに収められました。





(やっぱりボケている)

今年も石門は楽しかったです。
 







2014/08/07 15:38:00|ペット
にょろりん日記 新居
(※ヘビ画像有り。苦手な方注意)


マレースジオキャメロンハイランドのゼロが大きくなったので、引っ越しすることになりました。


相変わらず元気です。後程書きますが、コーンは二匹とも少しトラブルがあったのですが、ゼロは今のところナシ。というか、大きくなるにつれ、益々穏やかスジオになってきた気が・・・。





脱皮前なら怒るかも?と試しにグニグニ触っても無関心(ごめんなさい)。



と言うわけで、引っ越しです。






ケージはパンテオンのホワイトタイプで、45cm(W)×30cm(D)×35cm(H)です。購入先はワイルドモンスターさんから通販しました。送料を入れても今のところ一番お得かもしれません。



早速入れてみました。








どうもがらーんとしています。なんだか上のスペースが寂しい感じ。しかし何というお下手写真だ・・・。目を見張る


買い物から帰ってくると、こんな感じになっていました。旦那が工作した模様。




(首が右下にあります)


すると、立体起動を始めました。結構動きます。






(ねじりパンみたい・・)



そういえば、購入先のショップでも「大きめに空間を取ってレイアウトすると動いて面白いですよ」と言っていました。マレースジオは結構活動的なのかなと思います。


ただ、もう少し太い棒の方がいいかもしれません。もう少し大きくなったらまた考えます。



引っ越しして落ち着かないかも?と思い、即席シェルターを入れてみました。あまりにもダサいと不評でした。





まあ本人は蚊取り線香のように巻いて落ち着いているので、良しとします。しかし1mあってもコンパクトにまとまるものだなーと感心してしまいました。


また脱皮が近いらしいので、脱皮が完了したらシェルターは取る予定です。


 







2014/08/04 13:32:00|小笠原諸島
2014年小笠原旅行 その7(石門Part2)
前回から続きです。


「上の三叉路」を過ぎた辺りから「ザ・石門」という感じになり、固有種や巨木が増えていきます。これは固有種シマホルト。別名「こぶの木」です。


成長してくるとこぶができてきます。でも、こぶができること自体、木が病気にかかっているということなので、こぶが大きくなってくると寿命が見えてくる木でもあります。

一般的にガイドブックなどに載せるこぶの木は、数年ごとに写真が代わります。今まではこの木でした。もう枯れる寸前です。









ちなみに2011年のこの木↓。下に枯れがあるもののまだこの頃は元気でした。





↓こちらは2010年。




現在のこぶの木の写真のモデルの木は、石門のではないみたいです。


こちらはオシロイバナの木。寄りかかられている木はさぞ重そう・・・と思いきや、残っているのは皮だけ。でも上の部分にはきちんと葉っぱが出て生きてます。






(同じ木の裏側)


木は皮の部分で水を吸うので、皮が残っていれば生きられるそうです。しかしでかいオシロイバナです。


東海岸大崩湾を上から見たところ。1997年の台風で崩れました。海が白っぽくなっているところは、流れ出した石灰石が溶け出したもの。ここがカルスト地形だという証です。










以前は崩れた斜面は茶色の土のみが表れてました。年々緑が増えていって、自然の回復力って凄いです。



ウドの大木。大人3、4人位で囲めそうなくらい太い幹です。





石灰岩の割れ目から生えているオガサワラグワ。根本が見てみたい。







数少ないオガサワラグワの木。右側の木がそうです。実はこの木、傍のウドの木二本に根本が挟まれています。オガサワラグワの木自体がものすごく硬いので、負けないんだとか。





(しっかりと挟まってます)


年齢はオガサワラグワの方がずっと上だそうです。


確かに、切り株とかを触ってみても、数十年前のものなのに朽ちずにカッチカチです。加工用木材にはうってつけで、数が激減したのが分かります。ちなみにウドの木はすぐボロボロになってしまいます。





(何十年も前に切り倒されたのにすごく硬いまま)



世界でここにしかない、石門の木の花です。石門の木そのものはそんなに大きくない普通の木なので花のみ掲載。ズームすれば蕾と小さな白い花が見えます。






立派な板根を持つシマホルト。ぼつぼつこぶができてきてます。








鍾乳洞を通り過ぎると
そろそろ終点。開けた場所でお弁当タイムです。

 







2014/07/28 12:58:00|小笠原諸島
2014年小笠原旅行 その7(石門Part1)
のんびりと小笠原旅行記を更新中です。
本日は石門ツアーの日(5/28のこと)。


朝起きて港を散歩していると、「共勝丸」が停泊していました。この小さな船が竹芝から外洋を渡り小笠原にやってきます。







この船、以前は一般の旅行者も利用できて、マニアな方は45時間それ以上かかる場合多々有)かけて来ていました。3食風呂付で安いですが、時間がかかりかな〜り揺れます。私には無理です。



ところで石門です。


石門は動植物の固有種が豊富な森で、ガイド同伴でないと入山不可。3〜9月までコースオープン、ガイド1名に対して5名まで案内OK。


ここは乳房山と違って道が整備されていませんので、大雨の日やその翌日などはツアーが中止になることも。


まあ以前は決行されていたんですがね〜。世界遺産になると色々あるようです。世界遺産登録前に、数日豪雨が降り続いた日の後に行ったことがありますが、滑る滑るで、全身泥んこ遊びをしたかのようになりました。でも楽しかったです。


母島に来た際は、殆どこの石門ツアーに参加しています。GW前はお客さんも少ないし、毎度のことなので、予めH氏に「これこれが見たい」と告げておきます。今年はオドメシダとヒメタニワタリ。


観光協会に8:30に集合し、ツアーメンバーはいつも母島でこの時期にお会いするW氏と30代とおぼしき男性。入山書にサインして車に乗り込み一路石門へ。







入り口付近は外来種アカギの森が広がります。アカギはアカギで中々立派なものです。石門コースは最初だけちょっぴり急勾配なところがあります。






この辺りには民家の名残もあります。







これは固有種のシソ科のシマカコソウ。冬の花ですが、今年は寒かったのでこの時期に開花してます。この株は最近植えられたもののようで、新しいタグが付いていました。石門ルート中、ぽつぽつ生えてました。







今年はレンジャーの人がかなり整備された跡が見られました。かなり歩きやすくなっています。



(足場が良くなってます)


(苔むしたマルハチの木。右がガイドのH氏)



暫く行くと、境ヶ岳付近の湿性林に出ます。ここは正直ガスっていた方が幻想的で綺麗です。



(今年。ずっと天気が良くシダが茂りまくり)



参考までに、ガスっている時の写真を。



(2011年)

(2011年。上の写真の所に行く途中)



その後は見晴らしが利くところで景色を楽しんだり、固有種の説明を受けながら歩きます。



(横倒しになったマルハチに植物が寄生。天然の盆栽)


(東崎を望む)


(左端の尖がった山が乳房山)


(細葉クリハラン)


(シマゴショウの群生)



ここは通称マルハチ銀座。小さな谷になってるため水が溜まり、マルハチの巣となっています。







上の三叉路で休憩。メグロがたくさんいました。





この辺りから「石門」という感じになっていきますが、以下Part2へ続きます。


 







2014/07/27 17:02:47|ペット
新居

カミさんがワンルームの新居を購入しましたびっくり



床面積は今までの2倍びっくり


天井高は今までの2.5倍びっくり





ヘビの「ゼロ」の新居ですが・・・困った



マレースジオの「ゼロ」は成長が早く、
そろそろ1mぐらいになりそうです。

飼育ケースも狭く感じるので、
新ケースの購入となりました。


引っ越し後の写真は近日中にUP予定です。


 

ところで・・・


空いた「ゼロ」のケースはどうなるのでしょう?


さてと・・・困った


やはり買うのか?(飼うのか?)