釣れず つれぬままに

へたくそながらルアーフィッシングで栃木の渓流・本流・管理釣り場などでトラウトを追っかけています。ハンドメイドミノー製作にも熱中してます。最近はフライフィッシングにも手を伸ばしつつあります。・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ ( ^ ^)_%~~~~^>゜)))彡
 
2017/04/29 14:58:00|その他
ロンドン紀行(その2)
 朝、6時起床。時差ボケで、いつものように目がさめるか心配でしたが、ホッとひと安心。ホテルの朝食では集合時間に遅れてしまうので、早めに出発して集合場所周辺で食べることに。早速、ガイドさんオススメの地下鉄を利用してグロスター・ロード駅に向かいます。駅に着いて辺りを見回すと、日本でもお馴染みのスタバやKFCなどの店が建ち並びます。朝なのでスタバで軽食を取ることに。日本人客が多いのでしょうか。日本語で対応してくれました。その上、カップに名前のWわWの字まで書き添えてくれちゃって。

 店を出たのは、集合時間の10分前でしたが、既に集合場所にはツアー客がほぼ集まっています。迎えてくれたのは、日本人ガイドさんと美人ドライバーさんでした。バスはベンツの16人乗り。目指すはコッツウォルズの村々です。通勤時間帯で渋滞しつつあるロンドン市内を抜け、バスは菜の花畑や牧場の広がる丘陵地帯を走り抜けて行きます。北海道の美瑛・富良野によく似た牧歌的な風景が、そこにはありました。

まず最初に訪れた村は、イギリスで最も美しい村、と称されるバイブリー。14世紀に建てられた家々が並ぶ、静かな村でした。

 
蜂蜜色のアーリントン・ロウ
童話に出て来るような風景です。
                                        

                                      
コルン川で悠々と泳ぐレインボートラウトの姿は、
釣師のハートを揺さ振ります。
                                          



                                        

                         

次に訪れた村は、”コッツウォルズのベニス”と言われる、ボートン・オン・ザ・ウォーター。



                                       



                            
                    さっき歩いた街並が1/9に再現されたモデルビレッジ。
        巨人になっ多気分で実物同様の街並を見渡せます。

次の村は、ストウ・オン・ザ・ウォルト


St.エドワード教会の裏門は大木が一体化し、
長い年月を経た重厚感の溢れる物でした。
             

最後に訪れた村が、チッピング・カムデン

       Grevel House

            
           17世紀に建てられた豪華なマーケットホール

    St.ジェームス教会   
                   
            不思議の国のアリスが迷い込んだような小径

まるでお菓子の家。茅葺き屋根のかわいいお屋敷です。


首都ロンドンから車で2時間。おとぎ話に出て来るようなきれいな町が静かに歴史を刻んでいます。そこには時間が止まったような感覚がありました。

”コッツウォルズ地方を訪ねたい” これが今回の旅の最大の目的でした。美しい景色に身を置くことが出来て、とても素晴らしい一日を過ごせてたいへん満足です。


ロンドン市内に戻る頃には、夕方6時くらいでしたが、まだ明るいので
スーパーWaitroseで買物を。日本食を食べようと寿司を買って部屋で食べることに。冷蔵庫が無いので、牛乳少々とフレッシュサラダ、それからミネラルウオーターも買い込みました。寿司の味はと言いますと、中国人が握ったもので、シャリが多く3倍くらいあり、おにぎりのようでイマイチでした。







2017/04/27 21:12:00|その他
ロンドン紀行(その1)
  "最近、旅行に行ったのはいつだったかなあ?"といえば。近場へのドライブはあるものの、乗り物に乗っての旅に出たのは、一昨年の6月にツアーで行った萩・津和野。次は北海道か九州あたりに行きたいな、とカミさんと計画を練りに練った結果。久しぶりの旅行は、28年振りとなる海外旅行となりました。12時間の飛行の末、降り立ったのはロンドン・ヒースロー空港でした。

                       

  1時間以上掛かった、入国手続きに疲れた私たち夫婦二人をJALの小旗を振って、笑顔で迎えてくれたのは、ロンドン在住28年の現地ツアーガイドの山本さんでした。

 空港からホテルまで、タクシーで1時間。さっきまで高速道路を軽快に走っていたタクシーは、ロンドン市街に近づくにつれ、次第に渋滞に巻き込ます。車は裏道をスピードを上げて急ぎますが、私の心は車窓からの移り行く異国の景色に目を奪われ、これから始まる旅行に胸を弾ませながら、山本さんからの旅行中のアドバイスに耳を傾けます。スリ、置引き、ひったくり、そして、警官のなりすましには十分に注意するようにと。次第に車中の雰囲気も和んできたので、こちらから一つお願いをしてみました。日本では取ることの出来なかったミュージカル「オペラ座の怪人」のチケットを取れないものかと。適当な席と値段を交渉し、難なく取ることが出来ました。これですべての行程が朝から晩まで埋まりました。

 旅の起点となるホテル、プレジデント・ホテル・ロンドンに着く頃には、夕方になっていました。4月からサマータイムで1時間時計が進みー8時間の時差があります。今日一日が実に長いこと。ホテルに着くと、ミュージカルのチケットが届いてました。それから、ロンドン市街観光に是非とも利用した方が良いと、地下鉄の乗り方を伝授され、最寄りのラッセル・スクエアー駅に行き、プリペイドパスを購入。その後、おススメのパブを紹介してもらい、山本さんとはここでお別れ。また帰りに迎えに来ます、と手を振って帰って行きました。

         

 ここから、不安ながらも初めての体験を楽しむ旅の始まりです。時刻は夜の8時。昨日までなら既に夜の帳が降りている頃。でも、今日は違います。日没間近の明るさが残っているのには驚きです。ホテルに戻る前にすることと言えば、夕飯を食べること。店が閉まる前に、先ほど紹介されたパブ・マークイス コーンウォリスに行ってみることにしました。

                     

 店の入り口には、内にも外にも若者たちがビールジョッキを片手にたむろしています。ちょっと入りにくい雰囲気。しかし、ここは意を決してイザ入店。手前のカウンターをすり抜け、奥のテーブル席に着き、ほっと一息。ここからが長かった。いくら待てども注文を取りには来ません。店員さんと目が合ったのを機に、手を振ってはみるものの、来る気配もなし。幾度か繰り返した挙句、痺れを切らし、店員さんのもとへ。これでやっと注文出来る。開いたメニューは写真も無く、英語表記のいたってシンプルなもの。英単語をもとに想像を巡らし、注文して出てきたものは、串の刺さった高さ20aのハンバーガー。ナイフとフォークで突きながら、美味しいビール頂きました。

        


疲れで酔いが回り、そろそろお勘定。レシートは?? 店員さ〜ん ゛チェック プリーズ” また来ないよー。やむなくレジに行ってどうにか支払いました。チップはあんなもんで良かったのかな?

 明日は早朝7:45に地下鉄グラスター・ロード駅前に集合しなければならないので帰ることに。早起き出来るか、ちょっと不安ですが…。







2016/04/26 21:56:00|渓流
東沢・大滝上流 6年ぶりの解禁です
 山桜、山吹が咲き乱れ、新緑が眩しく、やっと暖かくなった大芦川にやって来ました。平日とはいえ釣師の賑わう中流域で、前日4/24の放流魚のおこぼれに預かろうと、出だしは7時と早くはないのですが、期待をしての釣行開始です。


 

                                        

 意気込んでロッドを振り出したまでは良いのだが、一向にロッドを震わす当たりがありません。そんなはずはない。辺りを見回すと餌釣師が流れの中から飛沫を立てた元気なヤマメを釣り上げてるではないか。その光景を目の当たりにすると、萎えていたヤル気がムクムクと湧き返ってきます。ここで決断。いつまでも放流魚に拘ってると、いつものボーズに成りかねない。ここからは天然魚狙いで上流域に移動です。

 やっぱり釣果狙いで西沢かなぁ。

 西沢に入渓して程なく、一匹目の型の良い天然山女魚がヒット。サビが取れたばかりで深緑掛った魚体に婚姻色が鮮やかに残った綺麗な山女魚です。 
 
                  

 その後、先ほどの不調が嘘のように同じような色合いの山女魚と、

         
 いつもなら、もっと上流でしか釣ったことのない、可愛い顔をしたニッコウイワナ 。

                      

そして、写真を撮るのも忍びない可愛いヤマメちゃんを合わせて、5匹の釣果を得ることが出来、満足です。

 こうなると、残る目的の一つ。東沢・大滝上流での釣りです。東沢大滝上流源流部はニッコウイワナ原種保護の為、平成22年から禁漁となっていたため6年間釣ることが出来ませんでした。しかし、今年1年限定の解禁となったのです。一度だけ行った事があったのですが、その時は水量が少なく、とても釣れそうな渓相には見えませんでした。東日本大震災以降、通行止めも有ったので、ここ暫く足を踏み入れていなかった東沢でした。

 山道には落石が至る所に残っており、それを避けるようにして大滝まで辿り着いたのですが、そこから先に車を進めるも、橋から先は土砂崩れの影響で通行止め。仕方なく路肩に車を止め、降りやすい所を探して入渓です。水は透き通るように輝いています。

やはり東沢の溪の美しさは半端じゃないね。 感激しながら、溪の眺めをパチリ。

   

大滝を上流から見下ろすと。
                 
                                

カメラ撮影もほどほどにして、釣りに戻ります。水が綺麗なので魚が居れば直ぐ分かるんですが、逆を言えば魚からもこちらは丸見えと言う事。大きな岩陰に隠れるようにしてポイントに近づきます。そして出ました。反り返るような大きな岩陰に投げ入れた小さな自作ミノーに、大きな黒い影がゆっくりと近づいて来たかと思うと、猛然と襲い掛かる姿がはっきりと見えたのです。手元に当たりが伝わるや否や合わせを入れると、大きな黒い魚体は流れの中から引き抜かれるようにして放り出され、飛び跳ねています。魚とのやり取りを味わう余裕など有りませんでした。久々の尺イワナかと思いましたが、それには少し足りない27aの立派なニッコウイワナでした。長い間、人が入っていなかっただけ警戒心が薄れ、こんな白昼の昼過ぎに出て来るとは。魚にとっては何たる不覚と言ったところだろうか。

              

 苦い想い出しか残っていない東沢でしたが、この一匹は満足できるものでした。本日の釣果の立役者は3.5aミノーです。フックはトレブルフック一本のこんなちっちゃなミノーですが、スプーンのようにも見え、春先から使ってます。泳ぎも稚魚そっくりの泳ぎを見せてくれます。

        

お気に入りの自作ミノーで、釣れない時の頼りになるやつ。歴戦の傷跡が痛々しく、いずれ数を増やそうと考えてます。


帰りには久々の東沢の風景をカメラに収めて、                         

 

                                           

 

                   

                    家路に着きました。     







2015/08/24 22:28:00|渓流
塩焼きにしては大きいかも
 午前中の人間ドックが思ったよりも早く終わったので、夕方までの数時間、大芦川に行って来ました。 

 この時期の下流は、アユ釣りに、バーベキューを楽しむ家族連れ、それに加えて夏休みとあって、水ガキが大場所を占拠して釣りにはなりません。迷わずに上流を目指します。 短時間でも釣果を求めてやって来たのには、訳があります。バーベキューにヤマメの塩焼きで、もてなそうと思い立ったから。しかし、いつもの様に、釣果は上がりませんでした。 しかしながら、いかにも大物がいついていそうな淵の中から、久々に26a良型の天然ヤマメをゲット。Dコンタクトのフックが曲がるほどのファイトを見せてくれました。


          

   塩焼きにするには大きいかもね


           


短時間でしたが、二匹の釣果を得られました。でもバーベキューをするには・・・。
チャレンジ出来ればもう一度来たいと思います。







2015/06/17 21:53:00|本流
アチャー やっちまったよ

 久々のブログ更新です。困った

 今シーズンも既にトップシーズンを迎えてしまいました。これまで数回の釣行に足を運びましたが、特筆する出来事もなかったこともあり、ブログ更新の意欲が湧かずにここまで来てしまいました。しかし、今回は大変な出来事が起きてしまったので、大した釣果もなかったのですが反省の意味も込めて記録に残します。

今週の日曜日、気合を入れて早朝4時に起き、鬼怒川塩谷地区に向かいます。大渡橋を渡った所で、、5年程前によく行っていたポイントを思い出し、行ってみようと思ったことが悪かった…。

 記憶を思い起こす様に細い畦道を辿って行くと、工事中の看板が目の前に現れました。(この先に道があった事を後から思い返した)゛ちょっと様子が変だぞ”と、思いながら手前の道を曲がって川のある方向へ向います。土手を上って、左に折れようと、手前の緩んだ路肩を避け回り込もうとハンドルを切ろうとしたその時。瞬間何が起きたか分かりませんでした。土手の向こう側の草叢には小川が流れていたのです。車体は川に落ち、前のめりに傾いて行き、身動きが取れません。運転席のドアを開けると川の中。助手席から脱出するしかありませんでした。正に、四駆を過信するあまり生じた油断でした。(妻は単なるハンドルミスと言ってます。)時刻は5時半前でした。

 それからJAFのレッカー車を待つこと1時間半。ウィンチを使って、車体が横転しないように慎重に引き出すことに成功。早朝からの隊員の方の親切で丁寧な対応が身に沁み、感謝の念に堪えませんでした。

    


 いつの間にか、すっかり陽が昇って、汗ばむほどになってしまいました。でもここまで来て何もせずに帰ることはできません。気を取り直して、この場所を諦め、常さんトロに移動。数時間の本流釣りを楽しみました。

       
     

 まだまだ水量はすくなく、淵の肩から尻にかけ、深場にミノーを潜らせたり、スプーンをフォールandリフト、スピナーをじっくり巻き寄せたりと、アップからクロス、ダウンと足を使いながら攻めましたが、当たりすら有りません。

                                            
     


終盤に入った瀬の流れの中から、型の良い体高のあるパーマークの残る銀毛ヤマメを釣り上げることができました。  

      


今朝のショックはこの1匹で癒すことができましたが、車に戻ると痛々しい傷跡が・・・。