文明災とは、
「天災」とも、
表面的な、分かりやすい人為的なミスによる
「人災」とも違い、
さらに、洗脳された、という状態より、さらにもっと、複雑な状況です。
我々が協力して進め、生み出してきたのが
「文明」であり、その文明の間違いが、「文明災」というものを生み出した。
つまり、「文明災」という言葉には、今の文明が間違いだという認識があります。
我々が生み出してきたものそのものが、間違っている、という認識です。
それは、本当は聞きたくない話です。自動的に耳がふさがり、無視したくなりがちです。
マヤの叡智として、マヤの預言として伝えてきたのは、
まさしく、今の文明の間違いそのものなのです。
だから、叡智なのです。
イエスの時代、イエスの説いた「愛」や「憐れみ」に満ちた人々ばかりだったら、イエスの教えは何も優れていません。
そうではなかったから、「愛」が常識ではなったから、「愛」の欠けた社会だったから、イエスは優れていて、重要なのです。
「時間の叡智」を核に、今の社会の問題を解決するために、
この文明の間違いを祓い、パラダイムシフトを進めること。
つまり、人が進化し、社会が根底からかわること。
それが、「マヤの預言」の意味です。
復興会議の中での哲学者の梅原猛氏の発言に賛同します。
今回の震災について
「私は『文明災』だと思う。原発が人間の生活を豊かにし、便利にする。その文明がいま裁かれている」
つまり、原子力発電所を4つのプレートがある日本に、５４基もつくって稼動させてきた間違い。
それは、人間の生活を豊かにし、便利にする
という言葉の裏に、そういってつくられた文明には、
祓わなければいけない、「まがごと」が、構造的にあって、
そのせいで、原子力発電所が損壊した。
それは、天災でも、人為的な単純ミスでもなく、文明そのものに間違いがあり、
その「まがごと」の上に、多くの災害が生まれ始めている。
原子力発電の損壊だけでなく、
環境破壊、
核兵器の脅威、
戦争、
温暖化、
自殺者の増加、
食料を輸入して半分を廃棄している国 とアフリカの餓死者の数
検察庁が、自分の仕事のために証拠を捏造するという犯罪
人の年金をわからないからと、自分のポケットに入れた自治体の職員
・ ・・
・ ・・
根本的な建て直しを
それをできるだけ、共振の場の中で伝えあう時です。
朝日新聞を読んで、絶句しました。
原始力発電所を「増やす方がいい」５%
「現状程度にとどめる」５１%
５６% が、今までの原子力行政を、今でも支持する。というのでしょうか？？
現状維持とは、日本が放射能による危機に瀕し、世界が危機に瀕し、これからも、その危険性が高いのに、なぜ、維持したいのか?
Pray for Japan と祈ってくれている世界中の人に、
災害をもたらす可能性があるのに、
まだ、自分のため、自分たちのため、の利便が最重要課題なのでしょうか?
究極の非道徳とは、自然のリズムをはずれた生き方をするということです。
それが、地球自体を破壊する可能性があるからです。
この文明を築いてきた意識、精神の領域の建て直しが必要なのです。
そして、その時期が来ていることが、表面的な三次元のレベルでも、
論理的にわかる状況が生まれた。
それなのに、原子力発電を、自然エネルギーに変えるというレベルの変化や進化も、望まない。
一緒に、進化しましょうというやさしい呼びかけから、
今回は、少し、ニュアンスが違います。
文明の間違いに正確に気づきましょう。
つまり、我々が協力して進め、生み出してきた「文明」の間違いに。
ただ、エゴは、集合的エゴは、自分たちの「文明」の間違いが顕現しているという認識は、受け入れたくないものです。これから、何度もけんかの時の、エゴの悪あがきの姿を見ることになるでしょう。
また、誰かを糾弾することによって、間違っていたという事態を受け入れるための能力は発揮されるのですが、自分はそうではない、悪いのは別の人間だ、というスタンスにたった時には、そのスタンスも違います。間違った態度です。「まがごと」です。エゴの顕現です。
真実は、今の文明を我々全員で生み出してきた、というのが現実です。
誰かを糾弾できる立場の人は誰もいません。
今までの価値観を「無」にして、根源的な因果を見据える観点から、語るべきです。
この文明の
月も、自然も感じていない、、、環境意識のなさが、環境破壊を平気で生み出し、環境問題を生み出した。
円の12分割という平面幾何学の二次元の周波数で、高次元の時間を計ることによって、時間を二次元の時計に閉じ込め、機械時計に追いたてられる現代人を生み出した。
カレンダーが、社会の、個人のプログラミングであることを認識せずに、
31日、28日、31日、30日・・・・といった、宇宙にも、自然界にも、身体のリズムにもない、ガタガタのカレンダーで、プログラミングして、自律神経を歪め、自然を感じない人と社会を生み出してきたのです。
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