表千家 梅月軒 茶道教室
 
2012/12/29 19:32:10|教室のご案内
番宣いたします
栃木ケーブルテレビの番組

う・ら・ら【栃木版】

で、当茶道教室が紹介されます。

2013年正月番組として
1月1日〜1月6日まで放送。




12月18日に行われた収録の様子を少し


う・ら・ら娘の鈴木麻比(まなみ)さんに
当茶室で、茶道体験をしてもらいました。

お点前は、アシスタントとして出演のお弟子さん









皆さん、ぜひ、ご覧ください。







2012/12/18 12:04:10|茶事茶会
足利といえば

茶会の経験を養ってほしいと思い、2人のお弟子を伴って
足利茶華道連盟の月釜茶会へとやってきました。

会場は足利の旧木村浅七邸


明治初期の木造建築で、茶室を完備しているため
しばしば茶会の会場として利用されている足利の名所です。






織部の茶碗を拝見中の私


釜がまた面白い形をしています


ここで、同じ足利の白石山房でも茶会をしていると
知りまして急遽、茶会の梯子をすることに。



やはり情報を得て、木村邸でのメンバーも
皆さん、既にこちらにお集まりでした。



勝手知った白石山房の茶室ですが、今日の待合の暖が
趣ある嗜好で、客人にも好評でした。

松葉とどんぐり絵柄の陶器に炭で暖を


そして、本日は男性の点前


男性点前は何となく茶室の空気が締まります。
女性陣の視線も熱いですからね。

実はお弟子の1人は千葉県出身。足利は初めて
ということで、足利といえばここだとばかりに
足利学校を見学してもらうことにしました。



受付で「足利学校入学証」を授与され参観。
これで最終学歴は足利学校ということで。

日本最古の学び舎足利学校(跡地)は昭和57年まで
普通の小学校が建てられていたものを、発掘調査により
江戸中期の姿を忠実に現代に復元したもの。

方丈表玄関の式台


方丈書院から北庭園と孔子廟の眺め


学校には付きものの猫


授業中、校庭なんかを横切ったりすると誰かが見つけて
みんな窓から見てしまい先生に怒られたものです。

足利も堪能してもらい、本日は”軒”と”庵”
二つの茶席も経験できてラッキーでした。

仕事の喧騒を忘れることが出来ると、うちの
お弟子さんたちからも感想をもらいます。

足利のように、史跡をつかってお茶会を頻繁に・・・
なんて栃木ではかなり難しく、こうして遠出しなくては
なりませんが、お弟子さんたちには可能な範囲で
このような機会をと改めて思うところです。








2012/12/11 12:51:00|茶事茶会
喜多院の庭園


星野山無量寿寺喜多院


引き続き川越観光大使の寺田図書氏にご案内いただきました


慈恵堂と書院を結ぶ渡り廊下


渡り廊下を渡ること自体始めてのことなのですが、おや?
渡り最中どこからか「ドーン・・ドーン・・」と太鼓の音
が聞こえてきました。こちらの気分としては、登城している
かのような雰囲気に。


それもそのはず。こんな感覚になるのも、ここ喜多院には
江戸城(将軍家)ゆかりの建物や遺構が多く移設され残って
いるため。ちなみに先ほどの太鼓は隣の慈恵堂から、護摩行の
ものでした。


私が渡ったからではなかったようです


続いて書院・客殿へ


紅葉が西日に映えて見事ですが、ここに広がる紅葉山庭園
こそ、江戸城本丸紅葉山の遺構。


江戸城内に居る様な感覚、画像で堪能できますでしょうか





かわって書院縁側から愛でる庭園には何やら高札・・遠州流庭園?



茶道遠州流祖、小堀遠江守政一が考案の庭園



枯山水の見事さが、武か数奇かの大名茶人らしい庭園。


図書氏の解説に聞き入りながら、晩秋の川越を堪能したと
同時に、今サミットの日程も終着となりました。


この度、お招き下さいました青木会長をはじめ
小江戸とちぎ会様、事務局の方々に御礼申し上げます。


今後、栃木市も嘉右衛門町の伝統的建築保存地区指定と
合わせて市街の蔵群も指定を受ければ「蔵の街とちぎ」
として誘客にも大いに期待が持てるでしょう。そして
小江戸サミット提携の川越市、佐原市との交流イベントも
盛んになることと思います。


街中で観光客と地元の市民が行き交うような街づくりを
提唱していただけたらと思います。


及ばすながら、私にも何かできることあらば
考えて参ります。







2012/11/28 19:40:59|茶事茶会
川越城大茶会

こちらが川越城本丸御殿。


幕末の建造ですが関東で唯一残っている本丸御殿


 


これまで数々のお茶会に出向いて参りましたが御城の
しかも本丸御殿でお茶会というのは初めてのこと。


ここ本丸御殿でのお茶会では、三市の市長方も臨席。
しかし、皆様のお計らいもあり、ご相伴を受けまして私が、
この席の正客を仰せ付かることに相成りました。


左から鈴木栃木市長、川合川越市長、八木香取副市長、各市世話人方


終始、趣きある和やかな時間を過ごせました


続きましては、小江戸とちぎ会メンバーの番


青木会長曰く「見て下さい、普段は見せない神妙な面持ち」なんて
おっしゃっていましたが、いやいや、なかなか様になってますよ・・・ねっ?


お茶会の後は、本丸御殿の見学。


ここで案内してくださったのが こちら寺田”図書助”勝廣さん


何でも図書助の官位名は、あの司馬遼太郎氏から拝命したそうで
この方は川越の有名人。 聞けば、ご出身は秋田県横手とのこと。
お互いに何かのご縁を感じ、この後に訪れた喜多院の案内もして
いただきました。


鎗(やり)の間


家老詰の間


何やら家老衆が眺めているのは、川越藩が幕末に警備を担当した台場の絵図面


大広間


ここで注目は天井にある無数のバレーボールの跡?


何でも、この本丸御殿は学校の体育館として使用されていた時期があり
このバレーボール跡はその名残とのこと。


逆に史実としてあえて残しているところが、見所となっており
面白い嗜好ですね。


格式ある本丸御殿で川越の歴史を感じながらの大茶会は、いろいろと
茶人冥利に尽きる事柄が多くございました。


ご配慮下さいました関係各位に御礼申し上げます。


次回は喜多院の庭園をご紹介致します。








2012/11/20 22:57:00|茶事茶会
小江戸サミット川越大会に

川越市、香取市、栃木市が交流を深める「小江戸サミット」


今年は会場を川越に、サミットが開催されました。


実はこの度、以前にお茶の出張講座を致しました小江戸とちぎ会様に
ご招待を受けまして私もメンバーの方々と一緒に川越に同行させて
いただいた次第です。なんでも、今川越大会では、市街各所にて
大茶会を催すとのことで楽しみですねー。


それに伴い同乗したバス車内で簡単にお茶の頂き方などをレクチャー
お茶会に意欲を見せる青木会長とは、お茶の話が尽きませんでした。


9時過ぎに川越市役所へ到着。


栃木市民参加者の方々とも合流し、歓迎レセプション


その後、各市ごとに蔵の街散策をするために皆さんで大移動中


ここからは見事な蔵の街並みを堪能


こちらの商家の屋根には鍾馗様が居るのですが、さて!どこに居るか分かるかな?


街中では、子供観光ガイドがおもてなししてくれました。
みんな、この日のために案内の勉強をがんばってきたそうで
少し照れくさそうでしたね。


でも一生懸命さが伝わってくる、いい案内でした。ありがとう!


菓子屋横丁も散策。私は甘いものに目がないので隈なく物色


山車会館、今年の山車まつりでは29台の山車が曳行


栃木市は緑の法被、川越市は紺色の法被、香取市は白の法被を着用と
この日の川越市街は、カラフルで街の人出と相成って賑わっておりました。


さすがは十万石の城下町。観光地の趣き、風情など兼ね備わっている
印象です。川越は町並み以外にも、ここでしか楽しめないショッピング処、
商店街が充実、なるほど若者や家族連れで賑うのもうなずけます。


さて、街並み散策も終えて昼食の後は、川越城本丸御殿に場所を
移しての大茶会です。メンバーの皆さん、いよいよ出番ですよ。