星野山無量寿寺喜多院
引き続き川越観光大使の寺田図書氏にご案内いただきました
慈恵堂と書院を結ぶ渡り廊下
渡り廊下を渡ること自体始めてのことなのですが、おや?
渡り最中どこからか「ドーン・・ドーン・・」と太鼓の音
が聞こえてきました。こちらの気分としては、登城している
かのような雰囲気に。
それもそのはず。こんな感覚になるのも、ここ喜多院には
江戸城(将軍家)ゆかりの建物や遺構が多く移設され残って
いるため。ちなみに先ほどの太鼓は隣の慈恵堂から、護摩行の
ものでした。
私が渡ったからではなかったようです
続いて書院・客殿へ
紅葉が西日に映えて見事ですが、ここに広がる紅葉山庭園
こそ、江戸城本丸紅葉山の遺構。
江戸城内に居る様な感覚、画像で堪能できますでしょうか
かわって書院縁側から愛でる庭園には何やら高札・・遠州流庭園?
茶道遠州流祖、小堀遠江守政一が考案の庭園
枯山水の見事さが、武か数奇かの大名茶人らしい庭園。
図書氏の解説に聞き入りながら、晩秋の川越を堪能したと
同時に、今サミットの日程も終着となりました。
この度、お招き下さいました青木会長をはじめ
小江戸とちぎ会様、事務局の方々に御礼申し上げます。
今後、栃木市も嘉右衛門町の伝統的建築保存地区指定と
合わせて市街の蔵群も指定を受ければ「蔵の街とちぎ」
として誘客にも大いに期待が持てるでしょう。そして
小江戸サミット提携の川越市、佐原市との交流イベントも
盛んになることと思います。
街中で観光客と地元の市民が行き交うような街づくりを
提唱していただけたらと思います。
及ばすながら、私にも何かできることあらば
考えて参ります。