都市伝説図書館

【都市伝説とは?】 「『もしかしたら本当に起こったのかもしれない』、奇怪で、おっかない、危険を含んだ、やっかいなできごとについて知りたい、理解したいという私達の欲求を満たすもの」(ブルンヴァン)である。 しかし、都市伝説は必ずしもこうした「アングラな」スキャンダルのみを扱うものではなく、 ある種のナンセンスな面白さ を含む、ジョーク的で興味本意なスキャンダルをも取り扱う。
 
2009/10/03 1:11:57|都市伝説
車からはえるキノコ【都市伝説】
Sさんも霊感が強く幽霊をよく見るという

Sは車で大学に通っているのだがその通り道に中古車販売店がある

そこの店は屋外に車を展示してあるタイプのショップで特に安くなっている御買い得車にはカラフルなアーチが車体の上にかかっている

ある日の登校中、ショップのところを通り掛かったときにアーチがかかている高級車から大きなキノコが生えているのが見えた

車の側面からニョキと生えているのである

それからというもの通る度にキノコを見るようになった

通る度に見える、にょっきと激安高級車の側面からやはりキノコがはえている

それはいったい何なのか?気になったので今度そこを通るときじっくりとそのキノコを観察することにした

そして登校するとき、そこを通り掛かったのでよーく観察してみた

どうもそれはキノコではない

「なんだろう?」

よーく、それを見た・・・・

Sはそれがキノコではないことを理解した

そしてよくよく見てみたらそれはキノコではなく女の人だったという

車からキノコが生えているのではなく、女の人が生えていたのだった

後日そこを通り掛かったときには車は売れていてという

その激安な高級車はたぶん事故車だったのだろう







2009/10/01 22:35:11|都市伝説
死者からの電話【都市伝説】
J君が足を折って入院したときに同じ病室にいた年上の方から聞いた話

その方は一年以上も入院していて、その先輩入院患者を仮にDさんとする

Dさんは以前走り屋だったらしく改造車に乗り週末は車の少ない山道を飛ばしていたという

あるときAさん・Bさん・Cさん・Dさん四人で同じ車に乗り、いつものように郊外の道路を猛スピードで飛ばしていた

しかしこのときは運が悪くカーブを曲がり切れず猛スピードでガードレールに突っ込み事故ってしまった

運転していたAさん後部座席CさんDさんは重傷、

助手席のBさんは即死した

運転していたAさん軽症、他の生き残った仲間は重症で、入院を余儀なくされた。その事故から一週間ほどしてである、Aさんが、CさんとDさんに見舞いに来たときにこんな話をしてきた。

「にわかには信じがたい話であるが、本当のことなんだ」
そう言うとAさんは怯えながら、ある人から電話があったということを話し始めた。

あの事故で即死したはずのBさんから携帯に電話があったのだという。

Bさんは電話でAさんに「ここはどこなんだ、助けてくれ、暗い場所にいるんだ。助けてくれよ」

これを繰り返していたという。Aさんが何を言ってもBさんはそれを繰り返すだけだった。

あとで着信履歴を見るとAさん携帯には死んだBさんの番号が表示されている。そのBさんの携帯は事故の際に粉々に壊れたはずなのだが・・・・・・

Aさんは心底怯えていたという。その姿を見てうそではないと思った。そして、その話を聞いた後、すぐにAさんは事故で死んだのだ。

これはマジだ・・・・そう二人は確信した。

そしてCさんにも死んだBから携帯に電話がきたのはすぐの事である。

Aのときとまったく同じ内容で

「ここはどこなんだ、助けてくれ、暗い場所にいるんだ。助けてくれよ」

これを繰り返していた

このままでは俺たちもBにあの世に連れて行かれる・・・そう思いCさんDさんの二人は御払いをしてもらった。

お払いが効果あったのかいまだ二人は生きているという。結局Dさんには電話はBさんから電話は来なかったが、事故の後遺症で未だ入院を余儀なくされている。

話を聞いたJ君はDさんに事故の時にできた傷を見せてもらったが、相当激しい事故であったことが分ったという







2009/10/01 22:34:15|都市伝説
眼鏡の女【都市伝説】
ある大学の空手部に所属するM君の話。

そのM君の所属する空手部が夏休みに合宿を行った。

場所は「少年自然の家」自然の多い郊外にある宿泊施設である

昼間は山を走り、体育館で空手の練習した

そして夜は大学生のお決まりの流れで飲みが始まりドンちゃん騒ぎをした

そして時間が経ちテンションも下がってきて場が静まって来ると自然に恐い話大会が始まったという

その頃になると外では大雨が降り出し、周りは山で人気は無い真っ暗である

そんな中での怪談は大いに盛り上がった

M君も知っている怪談をいくつか披露したのだが、それがまた怖い。

泣き出す女の子も出てくるほど怖くなってきた

ふとM君が窓を見ると外に誰かが立っている。こんな大雨の中にしかも山である。

窓越しに外に立っていたのは眼鏡を掛けたおっかぱの女の人だった。何か薄気味悪く、じっとおーと湿った感じの陰気な女であった。

そしてその女の視線はイケメンの先輩の方に向き、じーっとその先輩のことを見つめていた。

眼鏡の女はまだじっと先輩の方を見ている。その間M君は呆然と眼鏡の女を見ているだけであった。

しばらくしてその眼鏡の女性はM君の視界から消えたという。M君は今見たことその場では黙っていた。

そのことが関係あるかないかは不明だが次の日、その見つめられていたイケメンの先輩は空手の組み手中に鼻の骨を折ったという。青年の家から先輩を帰したくなかったのかもしれない。







2009/09/30 22:49:08|都市伝説
もげた足(ちょいグロ)【都市伝説】
ある日Aさんの家に娘から電話があった。
「もしもしオカン、足を怪我したから迎えに来てくれん?」

Aさん「今どこにおるの?迎えに行くわ」そう言い車で娘を迎えに行った。

娘が居る場所に着くと娘の足が血まみれになっている。電話では淡々と話すものだからそんなに大した怪我ではないと決め込んでいたが、かなり重症のようだ。

「どうしたん?」と聞いても娘は「わからん」の一点張り。車に轢かれたわけでもないし、ただ何かにぶつかったという。

そして娘の足の調子をよく見てみると右足の中指周辺から甲にかけて足がきれいに無くなっているではないか。周りを探すと娘のもげた足、中指から小指の辺りが転がっていた。

その足を拾いコンビ二で氷を買って、氷付けにして病院まで運び緊急手術を受けた結果、娘の足はどうにかくっ付いた。

鋭利な刃物で切ったようにきれいに切断されていたので娘の足は接合できたのだという。しかし、なぜ足がもげたのかは不明である。

何か霊的なものを感じ、霊能力がある知り合いに娘を見てもらったところ、Aさんの家にはなにか悪いものが憑いているのが見えたという。

これは危ないということでその知り合いは、プロの陰陽師を紹介してくれた。そしてAさんは陰陽師のところに相談に行った。

その後Aさんたちはどうなったかは分からないが、とりあえず平穏に暮らしているようであるという。







2009/09/30 22:47:31|都市伝説
平べったい顔【都市伝説】
弟から聞いた話なんですが。

弟は今、一人暮らしで 結婚する彼女も 週末泊まりに来るそうです。

ある日 弟がお風呂に入っていると ふと窓に人の気配を感じたので目をやると 風呂の窓に 人の顔があったらしい。

その日は風が強かったので窓を閉めていた。よくガラスに顔をべちゃっと押し付けるイタズラがあるけど まさにそういう顔だった。

スリガラス越しに、見にくいけど、ちょっと小太りで 明らかに男性。

弟は 多分 彼女が泊まりに来てるから 勘違いして覗いてるんだろうか…とキレて風呂から急いで上がり、パンツのまま外に飛び出して行った。

玄関の横が ちょうど風呂の窓にあたるので 捕まえるのも時間の問題だと思ったのだが…

そこには誰もいない。逃げられたか?
…いや ちょっと待てよ…

窓の外には 鉄格子がある。ガラスと鉄格子の間は だいたい10センチ。

人間が どれだけ頑張っても 入りそうないからだ…
弟はゾッとしたそうだ。

あの顔は何だったのかな?と 未だに嫌な気持ちになるそうです。