都市伝説図書館

【都市伝説とは?】 「『もしかしたら本当に起こったのかもしれない』、奇怪で、おっかない、危険を含んだ、やっかいなできごとについて知りたい、理解したいという私達の欲求を満たすもの」(ブルンヴァン)である。 しかし、都市伝説は必ずしもこうした「アングラな」スキャンダルのみを扱うものではなく、 ある種のナンセンスな面白さ を含む、ジョーク的で興味本意なスキャンダルをも取り扱う。
 
2008/09/19 21:17:48|都市伝説
アンビリーバボー【PC専用】


恐怖動画







2008/09/18 21:24:46|都市伝説
廃村【都市伝説】
もう5年くらい前の話です
週末の深夜になると仲間で車で集まっては夜明けまで峠を流したり騒いだりしてた頃がありまして
その夜も峠でドリフトの真似事とかしてたんですね
助手席には先輩乗っけててお互いの運転でおおげさな悲鳴あげたり馬鹿笑いしたりして
そのうち仲間ともちりぢりになり、そろそろ疲れたし帰って寝よう、と
俺の運転で帰路についた・・と思ったのですがどこかの私道に入り込んでしまったらしく、気が付くと
両側とも木々が生い茂る狭い道をガタゴトと走っていたんですが
すぐバックで引き返せばすむ事を、面白がって「いくとこまでいこう!」と笑いながらその道を走り続けたんです

だんだん霧が深くなってきて、あ、こりゃ廃道だったらヤバいな、と
二人とも無口になってきたところで、少し道が舗装されて広いところにたんですね
見ると まばらに民家とか見えてきて、ああ、小さな村だなと気づきました

・・さすがに深夜だからか、どの家も明かりも外灯もついておらず「廃村じゃねえの?」と先輩がつぶやいたときです

車をとめた道の先から、だれか走ってくる!

先輩も俺も息をのんで20メートルくらい先をみつめました
どんどんちかづいてくる、それは男で、上半身裸で、両手を振り回して、なにかを叫んでいる・・ 血だらけで!

「・・・た・すけ・・た・・すけて・・  たす・・けて・・」

男の手が車のボンネットに触れるかというところで先輩が叫びました
 
「出せ!!」「出せ!!」

その叫び声の真剣さに反射的にバックのままエンジンを吹かし男を残し俺達は逃げて逃げました

やっと車は見覚えのある道に出られ、俺は落ち着きを取り戻し
「いやぁ・・びびったすね・・でもあのおっさん助けよんでたみたいだけど・・
先輩パニくってるから、俺も逃げちゃったけど・・・大丈夫かな?」

おまえ、あのおっさんが車に触れる瞬間、何て言ったか聞いたか、と
先輩はまだ青い顔でつぶやきました

「あのおっさん・・こういったんだ」


 た す け て や ら な い 







2008/09/18 21:21:17|都市伝説
未読メール
一人で部屋の片付けしてたら、
昔のパソ通時代に使ってたモデムが出てきた。
今のPCにつないでダイアルUPしたらつながった。
1440の低速度で文字列がタタタタって出てくる。
まだパソ通生きてたんだ。昔のIDとPSWDでログインできちゃった。

見たらメールがすんげーたまってる。

そういやメル友になりかけてサヨナラしたストーカー女がいたっけ。

1996年の夏、俺がパソ通を使わなくなってから今日まで、
毎日俺あてにメール出してた。

「返事がない」

「無視?」

「会わない?」

「死ね」

「昨日手首切った」

「返事ちょうだい」
  :
  :
昨日づけの最後のメールまでみんなこんな調子。
と思ったら今またメールがきた。

「やっと読んでくれたのね」

俺の背後で人の気配がした







2008/09/16 22:28:31|都市伝説
廃村【都市伝説】
もう5年くらい前の話です
週末の深夜になると仲間で車で集まっては夜明けまで峠を流したり騒いだりしてた頃がありまして

その夜も峠でドリフトの真似事とかしてたんですね
助手席には先輩乗っけててお互いの運転でおおげさな悲鳴あげたり

馬鹿笑いしたりして
そのうち仲間ともちりぢりになり、そろそろ疲れたし帰って寝よう、と
俺の運転で帰路についた・・と思ったのですがどこかの私道に入り込んでしまったらしく、気が付くと
両側とも木々が生い茂る狭い道をガタゴトと走っていたんですが
すぐバックで引き返せばすむ事を、面白がって「いくとこまでいこう!」と笑いながらその道を走り続けたんです

だんだん霧が深くなってきて、あ、こりゃ廃道だったらヤバいな、と

二人とも無口になってきたところで、少し道が舗装されて広いところにたんですね

見ると まばらに民家とか見えてきて、ああ、小さな村だなと気づきました

・・さすがに深夜だからか、どの家も明かりも外灯もついておらず「廃村じゃねえの?」と先輩がつぶやいたときです

車をとめた道の先から、だれか走ってくる!

先輩も俺も息をのんで20メートルくらい先をみつめました
どんどんちかづいてくる、それは男で、上半身裸で、両手を振り回して、なにかを叫んでいる・・ 血だらけで!

「・・・た・すけ・・た・・すけて・・  たす・・けて・・」

男の手が車のボンネットに触れるかというところで先輩が叫びました
 
「出せ!!」「出せ!!」

その叫び声の真剣さに反射的にバックのままエンジンを吹かし男を残し俺達は逃げて逃げました

やっと車は見覚えのある道に出られ、俺は落ち着きを取り戻し
「いやぁ・・びびったすね・・でもあのおっさん助けよんでたみたいだけど・・

先輩パニくってるから、俺も逃げちゃったけど・・・大丈夫かな?」

おまえ、あのおっさんが車に触れる瞬間、何て言ったか聞いたか、と
先輩はまだ青い顔でつぶやきました

「あのおっさん・・こういったんだ」


 た す け て や ら な い 







2008/09/16 22:24:31|都市伝説
帰還兵【都市伝説】
ベトナム戦争から家に帰る前夜、青年兵士は自宅に電話した。

「明日帰るんだけど、他に行くところがない友達を連れて帰りたいんだ。 家で一緒に住んでもいいかな?」

息子の帰還報告に狂喜した両親は、勿論!と泣きながら答えた。

「でも、一つだけ言っておきたいことがあるんだ。 」
「彼は地雷を踏んでね、足を失ってしまったんだよ。 でも、僕は彼を家に連れて帰りたいんだ。」

その台詞に、両親は押し黙ってしまった。

「数日ならいいけれど、障害者の世話は大変よ。
家にいる間に、そのお友達が住める所を一緒に探しましょう。

あなたにも私たちにも自分達の人生があるのだから、
そのお友達 の世話に一生縛られるなんて無理よ。」

やっとのことで母親がそれだけ言うと、息子は黙って電話を切った。

翌日、警察から電話があり、青年兵士の両親は
彼がビルの屋上から飛び降りて死んだことを知らされた。

遺体と対面した両親は絶句し、泣き崩れた。

遺体には足が無かった。