都市伝説図書館

【都市伝説とは?】 「『もしかしたら本当に起こったのかもしれない』、奇怪で、おっかない、危険を含んだ、やっかいなできごとについて知りたい、理解したいという私達の欲求を満たすもの」(ブルンヴァン)である。 しかし、都市伝説は必ずしもこうした「アングラな」スキャンダルのみを扱うものではなく、 ある種のナンセンスな面白さ を含む、ジョーク的で興味本意なスキャンダルをも取り扱う。
 
2008/11/16 22:00:03|都市伝説
犬鳴村【都市伝説】
福岡県宮若市にある、犬鳴峠にかかる2つトンネルおよび、その近くにあるという犬鳴村は、日本有数の知名度を誇る心霊スポットである。

犬鳴村は、戦前ハンセン病などで一般社会から隔絶された人が住んでいたという。
村の入り口には「ここより先、大日本帝国憲法は通用せず。」と書かれている看板があるという。

日本の地図から完全に抹消されており、自給自足で暮らしている。
若いカップルが面白半分で犬鳴村に入り、入り口を少し進んだ所で惨殺された。傷跡は刃物によるものである。
入り口から少し進んだところに広場があり、ボロボロのセダンが置いてある。
柵がしてあり、入るには乗り越えるしかないが、乗り越えたところに紐と缶の仕掛けが施されてあり、それに引っかかると大きな音が鳴り村人が出てきて、冷やかしなどで侵入した者達は鎌を持った犬鳴村の住民に追い掛け回されるという。

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新犬鳴トンネルの近くにあった電話ボックスに入ると神隠しにあったり、女の幽霊が電話をしていたりするなど、さまざまな怪異が現れるという。
旧犬鳴トンネルでは、実際にトラック運転手がリンチされ、火をつけられ殺されるという痛ましい事件が発生した。
それ以前にも色々な怪異が目撃され、それは新犬鳴トンネルを上回るという。現在はブロック塀で塞がれている。このトンネルが原因かは不明だか、この付近では交通事故も多いという。







2008/11/16 21:57:33|都市伝説
桜の樹(都市伝説)
綺麗な桜の木の下には・・・

これは桜の名所で言われている都市伝説である。

本当かどうかは掘り返さないとわからないが、なぜこんな話が語られるようになったのだろうか。


それは

掘られたくない理由がある

からだという。
だからわざと人が楽しめる木を植え、「花見を楽しみにしているから切らないでほしい」「春の商売があがったりだ」などの声があがるように、その土地に手を入れたりできないようにするというのである。


お花見で有名な某公園が改修される際、桜の木の移植が行われ、その時も厳重な警戒態勢の中、黒いスーツを着た人たちの姿もあったと言われている。

また、東京競馬場の第3カーブのケヤキも、TV中継などで必ず邪魔になるというのに何故か切られない、これもまたその下に死体が埋まっているせいだといわれているという。


よく、この木を切れば呪いがかかる、あの木を切ろうとすると事故にあったり急死したりという話も聞く。



呪いなのか?何者かの手によって殺されたのだろうか?







2008/11/11 21:44:15|都市伝説
アイドルファン【都市伝説】
グラビアアイドルは頻繁にファンからプレゼントをもらうそうで、ある日Aさん(仮名)もファンから一枚のDVDをプレゼントされました。ただ、こういったプレゼントにはいかがわしい映像が入っていることが多いので不安を感じ、グラビアアイドルの友達数人と飲み会をしたときにこのプレゼントの話をしたんだそうです。

すると、お酒が入っていたせいか「じゃあ、みんなで見てみようか」という話になりそのDVDを再生しました。再生した映像に一人の男性が、おそらく彼が好きなアイドルの曲ががんがんに流されたどこかの部屋で踊っている姿が映っていました。

「やっぱりこんなヘンなやつだったじゃん」とその場は盛り上がりました。しかし、プレゼントをもらった当人のAさんは突然泣き始めたのです。周りの友達はわけがわからず「どうしたの?」と尋ねました。するとAさんは泣きじゃくりながらこう言ったのです。「この人がいる部屋・・・私の家のリビングなの・・・」と。







2008/11/11 21:42:48|都市伝説
飼い犬【都市伝説】
両親の帰りが遅く、少女は寝室で寝ていました。すると向かいの両親の寝室から「ピチャリ、ピチャリ」と何かが滴るような音が聞こえてきたのです。彼女は不思議に思って「パパ、ママ、帰ってきたの?」と呼びかけましたが返事がありません。

彼女は不安を感じ始めていましたが、それでもコワくはありませんでした。なぜなら、ペットの愛犬がいつも彼女の傍にいてくれたからです。彼女が寝るとき、愛犬は決まって彼女のベッドの下にいて、彼女が手を差し出すと「ククーーン」と甘えて舐めてくれました。

それで安心したのか、彼女は思い切って両親の寝室へ向かいました。寝室からはあいかわらず「ピチャ、ピチャ」と音が続いています。彼女は確かめるためにドアを開けると、すぐに答えがわかりました。寝室にあるコート掛けのところにつるされた愛犬がいたからです。床には濃い赤色の水溜りがありました。

そのとき、彼女は叫び声が出そうになるくらいの恐怖を感じたのです。「じゃあ・・・さっき私の手を舐めたのは・・・」すると突然、ベッドの下から声がしました。「ククーーン。お嬢ちゃん、人間だって舐めるんだよ」と。







2008/11/11 21:41:30|都市伝説
タクシー【都市伝説】
目的地に到着して降りるとき、必ずといっていいほどタクシーの運転手さんが言う言葉があります。
「忘れ物はありませんね?」
運転手さんの気遣いと考えればそれですむ話なのですが、実はここに都市伝説が隠されていました。

ある日、タクシーが一人の男性を乗せました。しばらくして目的地に到着し、男性は降りました。そして、運転手さんが何気なく後部座席を見ると、そこには携帯電話が二台置いてあったのです。これはさっきの男性の忘れ物だと思いましたが、もう男性はどこかへ行ってしまっていました。
すると、突然携帯電話の一台が鳴ったのです。運転手さんが電話に出ると、相手は男性の奥さんで、旦那が携帯電話を忘れたから旦那の代わりに受け取りたいとのことでした。

運転手さんとしては助かったと思い、すぐに奥さんのもとへ行って携帯電話を渡しました。しかし、奥さんは一台しか受け取らず残りの一台は知らないと言うのです。なので、一台だけ奥さんに渡してもう一台は運転手さんが預かっていました。

しばらくすると、もう一台の携帯電話が鳴りました。運転手さんが電話に出ると先ほどの男性が出てきたのです。男性は、携帯電話を忘れたからこれから受け取りに行くと言ってきました。しかし、奥さんにすでに渡したと運転手さんが男性に告げると、
「あんた、何言ってんだ!?おれは『独身』だぞ!!」
と激しく怒鳴ってきたのです。そして、あの携帯電話には一千万円の仕事の関係があるもので、あんたのせいで一千万円の損をしたから弁償しろと運転手さんに迫ってきたのです。

運転手さんはそこで自分が二人によって『詐欺』にあったことに気がついたのですが、法律上奥さんかどうかをしっかり確認しなかった運転手さんに責任があるので、タクシー会社はその男性に一千万円支払うことになりました。

この詐欺事件の話がタクシー業界で広まり、同じ被害を出さないために運転手さんは必ず「忘れ物はありませんね?」と確認するようになったそうです