春とは名ばかり、明日は栃木にも雪が降るとの予報です。
明日、とちぎ市民活動推進センターくららで、「栃木しもつかれフォーラム」が開かれます。
時間 19:00〜21:00
場所 とちぎ市民活動推進センターくらら会議室
参加費 500円(材料代)
栃木の郷土料理であるしもつかれ、赤飯、きんぴら、煮物などをいただきながら、いろいろな思い出を語り合いましょう。
当日は、20人の方が、それぞれ腕をふるったしもつかれを持って来ての、味自慢大会です。
この会で、栃木の語り部も昔ばなしを語らせていただきます。
雪が心配です。スタッドレスタイヤをはいたお車でも、そりでも、雪靴でもお越しください。
さて、テレビニュースでは、合格祈願の受験生達が、東京の湯島天神へ大勢参拝していると伝えていました。その境内の梅の木はもう随分咲いていました。見ごろは今月下旬だそうです。
白い梅、と言えば、思い出すことがあります。
それは、私の、は・な・し
ほんとうに、あったはなしを聞いてください。
門の白梅のはなし
むかし、ある家に行商人が珍しいものを売りに来た。品物を買ってもらった帰りがけに、その行商人は、家の門の脇に植えられた白梅を見て、「ああ、この家は次の代は婿取りになるぞ。門の脇に白梅が植えてあるもんなあ。」
と言って去って行った。 この家の嫁は子を宿していた。話を聞いた主人は、「婿取りになっては困る。」と言って、その年の初市で買って来て、植えて間もない白梅を引き抜いて捨てた。
けれども、間にあわなかった。翌月に生まれたのは女の子だった。この子は一人っ子のまま育ち、今婿をとってこの家のあとを継いでいる。
これは、本当にあった話。わたしの話です。