栃木の語り部  栃木語り部の会

昔むかしの話を語る、栃木の語り部。 語り伝えたい話があります。昔ばなし、伝説、言い伝え・・・学校への語りの出前は60校を超えました。児童館、育成会、公民館、作業所、グループホーム、イベントなど声が掛かればどこへでも語りに出かけています。語りながら話も集めています。これからも出会いを求て語り続けていきます・・・
 
2010/02/02 22:53:03|しもつかれ広め隊の活動
しもつかれフォーラム終了

初午の昨日、2月1日に、国府地区公民館でしもつかれフォーラムが開催されました。

今シーズン初めての雪の中、百人を超える方々にお集まりいただき、盛会のうちに終了しました。

来年のしもつかれフォーラムにも、是非お越し下さい。


詳しくは、


「しもつかれ広め隊・しもつかれん」

栃木市民活動推進センターくららのブログをご覧下さい。

 http://simotukare.exblog.jp/

 http://www.cc9.ne.jp/~kurara-tochigi/







2010/01/31 22:16:21|しもつかれ広め隊の活動
しもつかれ作り講座

しもつかれん主催の「しもつかれ作り講座」が、今日、国府地区公民館で開催されました。

参加された方々は、食に感心のある熱心な方ばかりでした。
しもつかれの調理方の説明を聞いた後、早速実習に入り、先ずは、力を合わせて鬼おろしで大根と人参をすりおろし、炒った豆(
福豆)の皮むき、湯通しした油揚げを千切りにし、圧力鍋でやわらかく煮てあった鮭の頭と供に、大鍋で煮ました。

これが煮えるまでの1時間、しもつかれんのメンバーで、食生活改善推進員マロニエ支部の食の専門家の先生から、栄養についてのお話や、メタボリックシンドロームなどのお話を聞きました。

しもつかれが柔らかくなったところで、酒かすをちぎって入れ、
できあがるまでの間、節分としもつかれの昔話を語りました。

用意した、同じ材料を使って調理したはずなのに、出来上がった4つの鍋、それぞれに味が違いました。


あしたの、しもつかれフォーラムには、今日作った4つを含め、
30種類近くのしもつかれが集まる予定です。

当日参加も勿論OK!

マイはし、マイお皿を持って、

みなさん、是非いらして下さい。










2010/01/28 22:09:35|イベントでの語り
しもつかれフォーラム開催

「しもつかれフォーラム」は、栃木の代表的郷土料理、しもつかれの試食交流会です。(昨年まではくららで開催)


しもつかれってどういう料理?どうやって作るの?初めて食べる人も、作ったことがない人も、県外からの参加も大歓迎!もちろん、腕自慢の方は持って来てね!
持ち寄ったそれぞれの家庭の味がするしもつかれや、赤飯、その他いろいろおかずも一緒にいただきながら、しもつかれの由来話や作り方、「食」の話に耳をかたむけましょう。しもつかれのことなら何でもわかる、しもつかれを味わい、おしゃべりする楽しい集いです。みなさん、どうぞご参加下さい。


2月1日(月)18:00〜20:00
 
 国府地区公民館 参加費500円

 申込方法

しもつかれ提供者・参加希望者は市民活動推進センターくららまでご連絡下さい。
TEL:0282−20−7131
主催者 しもつかれん







2009/12/09 23:23:02|栃木市に伝わる話
あずきっとぎ婆あ(栃木市仲仕上に伝わる話)

お使いを頼まれた子どもが、薄暗くなってから、赤淵川に掛かる橋を渡ろうとすると、橋の下から、シャキシャキシャキとあずきをとぐ音がする。「あずきっとぎ婆あが出た」と一目散に逃げ帰ったという。


昔は、今泉の赤淵にはきれいな水がこんこんと湧き出ていて、それが赤淵川となって流れ出ていたという。


今、赤淵は整備されて綺麗な公園となっている。朝もやの中、この赤淵川を源流から辿ってみた。仲仕上の方々が今もこの用水を管理しているので、綺麗な水の流れだった。


早朝だったためか、私がもう子どもでないためか、あずきっとぎ婆あは、現れなかった。

先日、鹿沼市中粕尾出身の人から、幼い頃母親から「遅くまで外で遊んでいるとおかめばばあが出るよ。」
といわれたという話を聞いた。

私は「遅くまで外で遊んでいると人さらいに連れて行かれてサーカスに売られちゃうよ。」と言われた。

岩手県遠野では、「こんな風の吹く晩は寒戸の婆さまが来る。」という話が伝わっている。









2009/12/09 23:04:08|栃木市に伝わる話
綾川五郎治の墓
 栃木の薗部村出身の横綱、綾川五郎治。太平山に「綾川石」と呼ばれる力石があり、伝説ものこされている。この力士の墓が、栃木市の定願寺にある。
 本堂の右脇を通って墓地に行くと、途中に井戸があり、綾川関の墓はこのすぐそばにある。
 綾川関の墓石を削って飲むと、大力(たいりき)を授かるというので、その昔、力士達がわざわざが江戸から来たという。 確かに墓石の角が不自然に削られて丸くなっていた。
 子孫の方が今でも、栃木市各地に住んでおられる。