栃木の語り部  栃木語り部の会

昔むかしの話を語る、栃木の語り部。 語り伝えたい話があります。昔ばなし、伝説、言い伝え・・・学校への語りの出前は60校を超えました。児童館、育成会、公民館、作業所、グループホーム、イベントなど声が掛かればどこへでも語りに出かけています。語りながら話も集めています。これからも出会いを求て語り続けていきます・・・
 
2011/06/18 8:06:43|イベント
朗読を楽しむ会 10周年記念公演
明日、「朗読を楽しむ会 10周年記念公演」
があります。


メンバーの18人は半年以上前から、作品選びや台本作り、朗読の練習に頑張ってきました。

皆様、是非、お越し下さい。

100年を読む」with piano

〜明治・大正・昭和・平成の作品より〜 

 会場 栃木市栃木文化会館小ホール
 日時 2011年6月19日(日)
 午前10時会場 入場無料
 

 第1部 明治・大正
  AM 10:30〜11:45

    「山の動く日来る」朗読劇
    (与謝野晶子と青鞜の女達)

      川田千恵子・村里往子・鈴木由紀子
      薗田礼子・栂坂昭子

 第2部 昭和 
  PM 1:00〜2:45

    「せまい路地裏も淡き夢の町」エッセイ
    (小沢昭一百景より)

      葛城ジロー

    「月光の夏」朗読劇
    (特攻隊として出撃した音大生のドラマ)

      
      福田邦子・石原恵子・間中一代
      板橋千代子・志鳥桂子

 第3部 平成
  PM 3:00〜4:50

    「夜行観覧車」朗読劇
    (現代の家族の闇そして光)

    
      本多晋・茂呂久美子・紫紅よしこ
      HIROMI・坂田裕子
      川元由美子・増田弓子

 ピアノ演奏に栃木高校出身の新野見卓也さんをお迎えします。







2011/04/11 22:37:33|イベントでの語り
まちかど美術館で語ります

12日から17日まで、小山のまちかど美術館で、『長野美穂・昔話イラストレーション展』が行われ、週末に栃木の語り部が語りライブをします。

長野美穂昔話イラストレーション展
〜山にまつわる不思議な伝説をイラストとともに〜

長野美穂プロフィール
東京生まれ。武蔵野美術大学卒業後広告代理店勤務を経て、現在フリーイラストレーター。雑誌、新聞、書籍などを中心に活動。立体や絵本など、幅のある作品も今後手がけていく予定。東京新聞出版局(中日新聞東京本社)山の専門情報誌「岳人」にイラスト、文章のページ「山のれじぇんど摩訶不思議」を連載中。毎年長野県鬼無里の「いろは堂」にて個展(2011年は5月予定)

昔語りライブ
「山の不思議な話・春の昔話」
4月16日(土)14:00〜
4月17日(日)13:00〜
栃木の語り部 間中一代

長野美穂が山の専門誌「岳人」に連載中の『山のれじぇんど摩訶不思議』2009年6月号に、栃木語り部の会・栃木県栃木市編「太平山 綾川石伝説」、「よし姫伝説」が、イラストと共に掲載された。


まちかど美術館
TEL/FAX0285-21-3381
小山市中央町2-1-8 メゾンタカキュー1F
●開館時間:午前10時から午後6時 休館:月曜
●最終日は午後4時に閉館します。
●駐車場は小山市役所駐車場をご利用ください。
日時:2011年 04月 12日 〜2011年 04月 17日 迄
場所:まちかど美術館







2011/02/16 17:12:04|しもつかれ
寺尾南小学校でしもつかれ作り

 
今日、栃木市立寺尾南小学校の5年生が、総合的学習の時間にしもつかれ作りをしました。

 鬼おろしで大根や人参をすりおろすときには、鍋を押さえる人、鬼おろしを押さえる人、すりおろす人と3,4人がかりで力を合わせて抜群のチームワークで調理していました。

 校長先生、教頭先生まで参加して楽しいしもつかれ作りでした。

 児童の半数以上の家で、しもつかれを作っているとのこと。でも嫌いな子も多かったはずなのに、自分たちで作ったしもつかれは美味しいと3回もお代わりする子もいました。

 鍋に2つ分作って、片方は子供用に、酒粕を入れませんでした。入れなかった方は、子供たちがみんな食べてくれました。

 「いやあ〜、寺尾南はいい学校だねえ。みんなでしもつかれ作って、元気で楽しく学んでくろ」







2011/02/13 21:30:03|イベントでの語り
伝承学習会「歌留多取り」
 第三コミュニティーの「伝承学習会」に参加した。

 今回のテーマは「歌留多取り」

 地域の高齢者と子ども達が50人近く集まって、にぎやかな会 になった。三回戦になる頃には、立ちだして真剣勝負!
 大人も童心にかえって楽しんでいた。

 最近の子供たちは「いろは歌留多」を知らない子が多い。こういう集いは意義があると思った。

 いろは歌留多 関東版

い  犬も歩けば 棒にあたる
ろ  論より証拠
は  花より団子
に  憎まれっ子 世にはばかる

ほ  骨折り損のくたびれ儲け
へ  下手な長談義
と  年寄りの冷水
ち  ちりも積もれば山となる  
り  律儀もんの子だくさん
ぬ  盗人の昼寝
る  琉璃も針も照らせば光る
を  老いては子に従え
わ  割れ鍋に閉じ蓋  
か  稼ぐに追いつく貧乏なし
よ  葦のずいから天井のぞく
た  旅は道連れ世は情け
れ  良薬は口に苦し
そ  総領の甚六
つ  月夜に鎌を抜かれる
ね  念には念をいれ
な  泣きっ面に蜂
ら  楽あれば苦あり
む  無理が通れば 道理引っ込む
う  嘘から出たまこと
ゐ  芋の煮えたもご存知ない
の  のどもと過ぎれば あつさ忘れる
お  鬼に金棒
く  臭いものにはふた
や  安物買いの銭うしない
ま  負けるが勝ち
け  芸は身をたすけ
ふ  ふぐは食いたし 命は惜しい
こ  子を持って知る 親の恩
え  得手に帆を揚げ
て  亭主の好きな赤烏帽子
あ  頭隠して尻隠さず
さ  三べんまわって たばこにしよう
き  聞いて極楽 見て地獄
ゆ  油断大敵
め  目の上のたんこぶ
み  身から出た錆
し  知らぬが仏
ゑ  縁は異なもの
ひ  貧乏暇なし
も  門前の小僧 習わぬ経を読む
せ  背に腹はかえられぬ
す  粋は身をくう

京  京の夢 大阪の夢 
り  律儀もんの子だくさん







2011/02/13 20:55:33|その他
「しもつかれの話」の紙芝居

 創作民話「しもつかれの話」の紙芝居を、栃木市立寺尾南小学校のお話会で読んだ。

 子供たちは、とてもよく聞いてくれた。