宮澤賢治、風の世界

宮澤賢治の作品を彩る言葉と風を追って宮澤賢治の世界を訪ねよう。 賢治は風という言葉に何を託したか。風を描くためにどんな言葉を選んだか。 賢治は何を求めて風の中に身を置いたのだろう。 そこに少しでも近づきたくてページを埋めていく。
 
永野川2018年8月下旬

26日

予報では暑くなりそうなので、久しぶりに5:30に家を出ました。さすがに涼しく空気も静かです。

二杉橋から入ると早速、岸の丈の高い草の上でホオジロが囀っていました。ホオジロはその後公園や大岩橋でも2羽、また幼鳥2羽にも会いました。

セグロセキレイの声が盛んにして1、2羽、幼鳥が3羽、一緒に久しぶりにイソシギ鳴いて舞い上がりました。確かにイカルチドリとは違うこと改めて確認しました。

睦橋付近でカルガモが8羽、ゆっくり泳ぎ、ダイサギも1羽佇んでいました。

 

トピックスは、この公園について。

しみじみ、鳥の集まるところだ、と思いました。

気づかないで歩いていたとき、護岸から一瞬カワセミが飛び立ってしまい慌てましたが、対岸の木の枝に青いものが閃きました。そしてもう1羽いました。双眼鏡でないと見えないところでしたが、なんとかゆっくりしていてくれて、満足できました。

そこでもセグロセキレイの幼鳥2羽いて、今季初のキセキレイも飛びました。

そして対岸の木に、一瞬ヒヨドリかと思われる鳥が飛び移りました。大きさはヒヨドリですが、なぜかカッコウ類の感じです。ずっと後ろを向いているのでなかなか確認できませんでしたが、一瞬、腹部の模様が見え、眼の感じが丸くアイリングを感じました。逆光気味で悔しい思いで、じっくり眺めていました。確かにワシタカでは無いし、ツツドリかホトトギス加、と思います。背中が黒っぽく、ネット映像ではツツドリに近いのですが……。

背後の大木では、コゲラの声が確かに2羽分聞こえました。見上げているとエナガのような形で、模様の薄い幼鳥が2羽、盛んに移動していました。2羽で動くのは、珍しいのか、と思っていましたが、バードリサーチさんのお教えでは、有り得るとのことでした。

同じ場所で動かずに、私にとっては珍しい鳥五種類を見てしまいました。

 

公園の中ほどで、50羽単位のムクドリが移動していくのが見えました。赤津川でも22羽の群れが電線に停まっていました。鳥たちも繁殖を終えて動き始めたようです。

カイツブリは赤津川で1羽、合流点で1羽、池にはいませんでした。

上人橋近くの電線で囀る鳥がいたのですが、ちょうど真下に入ってしまい、真っ白い腹面しか見えません。何か珍しい鳥かと思いましたが、セグロセキレイでした。今日はセグロセキレイの囀りをたくさん聞きましたが、幼鳥がたくさん出てきているのに、これからも繁殖でしょうか。

久しぶりの早朝探鳥で、たくさんの子どもたちや、動き始めた鳥たちの一面を見ることが出来ました。

 

鳥リスト

キジ、カルガモ、カイツブリ、キジバト、ダイサギ、アオサギ、カッコウ類、カワセミ、コゲラ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、ツバメ、エナガ、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、キセキレイ、ホオジロ








永野川2018年8月中旬

17日

天気は快晴、でも気温は上がらず、風も吹いてさわやかな探鳥日和です。9:00に家をでました。

二杉橋西岸のヨシの茂みの前に、ゴイサギ幼鳥が1羽、ずっと動きません。ここでめったに見られないので、どこかから風に飛ばされてきたのでしょうか。黄色い脚が印象的です。

川も流れが穏やかで水が澄んでいて、カルガモが1、2、3羽と群れています。二杉橋の少し上で、アオサギが水に腹をつけるくらいに低い姿勢でいました。遠かったので一瞬ほかの珍しいカモかと思いましたが、少し立つと立ち上がりました。

トピックスは、カワセミです。永野川高橋下、東岸の新しく出来たコンコリートの護岸にカワセミが2羽、少し離れて歩いていました。コンクリートの斜面を歩くカワセミは初めて、それも2羽、得したような気になりました。ペアでもないようで、少ししたら、上下に分かれて飛んでいきました。

あと二つは植物です。

キツネノカミソリが公園の法面の5カ所に花をつけていました。一週間前は目につかなかったので、短期間で咲くようです。

2週間前に法面が全部刈られてしまい、今年はもう野草の花は見られないと思っていたのですが、刈時と花の時期がずれて、またその後の雑草も伸びる前で花を見ることが出来たのでしょう。

絶えていなくて本当によかったと思う反面、以前のようにキツネノカミソリを覆うほどの雑草が伸びず、多種類の植物の中で自然に花を見ることが出来たことを思い返します。この「自然の状態」は、今の管理の状態を越える管理―以前はびこっていなかった雑草を抜き取って、なおかつそれまであった植物を植え替えるなど―がなされなければ、生まれないのです。

もうひとつ、先日ムクドリが食べていたのは、エノキのようです。実が橙色に色づいていました。公園のなかにあるエノキも同じ実をつけていました。公園には数本のエノキがあり、鳥たちが集まるのも当然です。

公園の東池は、また水草が水面を覆ってしまい、なかほどにカイツブリ成鳥が1羽見えました。高橋近くで、潜水を繰り返すごく小さい個体がいて、計2羽になりました。

ウグイスの囀りは聞こえなくなりました。季節も少しずつ少しずつ変化しています。よりよい探鳥の出来る日を楽しみにしています。

 

鳥リスト

カルガモ、カイツブリ、キジバト,カワウ,ダイサギ、チュウサギ、アオサギ、カワセミ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、ツバメ、スズメ、セグロセキレイ

 








永野川2018年8月上旬

10日

暑さが収まると台風の予兆の強風で出かけられず遅くなりました。加えて色々あって早朝にも出かけられず、9:00に出ましたが、既に暑く、鳥は極端に少なくなりました。

上人橋から入ると、昨夜の雨で水かさが増し、岸の草は緑を強めて勢いを増しているようでした。ツバメが2羽飛びだし、赤津川に入ると10羽ほどの群れが現れました。あとは2羽ずつ時々飛び計26羽になりました。ツバメはやはり夏鳥で元気なのでしょうか。

赤津川ではダイサギが上空を2羽、1羽と飛び、1羽が嘴を鳴らしながら飛んできました。

ハシブトカラスが多く、公園の池付近で6羽が鳴いて飛び回り、これだけでも不気味でうるさいものです。また高橋で若鳥らしい5羽が道路で群れていて、車がきてもなかなか動きません。でも車は待ってくれて無事でした。

ハシボソカラスは滝沢ハムの大木の頂で、1羽がじっと口を開けて停まっていたほか、クヌギ林では若鳥1羽が歩いていました。

公園の池ではカイツブリ成鳥2羽が、繁殖声をあげていました。また営巣するかも知れません。若鳥は見えませんでした。

公園の平地の低木でモズの声がしました。キチキチキチという、1羽だけの声でした。

永野川高橋脇の民家の大木でムクドリの声がするので見るとおそらく50羽以上が実を食べていました。子どものころ、ムクドリのいるのはムクノキと思っていましたが、今度もう一度確かめてみます。

今年は木の実が豊作のようです。滝沢ハムの林では、昨夜の風でクヌギ、エゴノキが若い実を落としていましたが、まだたくさんありました。

ウグイスは定位置で鳴いていますが、声の数は少なくなりました。

もう、ツクツクホウシが鳴き始めました。ここは我が家よりも一足早いようです。

次はなんとかよい時間を取って、ゆっくり鳥たちにも会いたいと思います。

 

鳥リスト

カルガモ、カイツブリ、ダイサギ、アオサギ、モズ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、ツバメ、ウグイス、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、ホオジロ 

 








永野川2018年7月下旬

26日

上人橋付近を通ったら、カワセミが1羽、遡って行きました。ここは最近まで少し規模の大きい護岸工事をやっていたのですが、川底が平らになって浅瀬を作っています。この浅瀬にはカルガモの群れ、アオサギも常駐している感じです。

近くの山林からヒグラシの声が聞こえました。この地に住んでから初めての聞く気がします。

 

27日

明日からは下り坂の予報で、この時間しかとれなかったので9:30出発しました。

あまり暑さは感じません。

涼しいうちに日陰のない赤津川を廻った方がよいと思い、上人橋から入りました。全く鳥の気配はなく、河川敷の草も一部枯れが出ているような感じでした。ツバメが1羽、すっと飛びました。少し行くと電線に3羽並んで留まっていました。おそらく若鳥かと思います。

アオサギが合流点手前の草むらに潜んでいました。アオサギが多く8羽になりました。公園の1羽は頭に飾りバネをつけていました。また1羽が大きな声で鳴きながら飛んでいって、また体も大変おおきく見え、密かにコウノトリを期待してしまいました。

赤津川は水がほとんどありません。

トビが久しぶりに舞いました。滝沢ハム近くでも1羽、高橋付近でも1羽、計3羽となりました。大岩橋付近の山林から、久しぶりにノスリが舞い上がりました。反対方向に飛んで行ってしまったのですが、白っぽい羽に、黒い斑紋が見えました。今日はワシタカは狩りが忙しかったようです。

公園の西池で、成長したカイツブリのヒナ1羽を見つけました。もう大きさは成鳥並みですが、顔には、まだら模様が見えました。もう1羽は、育たなかったのでしょうか。成鳥が、東池と、合流点に見え計3羽となりました。

公園の川で、小さなヒナ1羽を連れたカルガモを見つけました。遅い孵化だったのでしょうか。この大きさで見られたのは初めてです。前にも書きましたが、今年はカルガモがよく育って、あちこちで6羽、5羽の群れを見て、計29羽となりました。

公園のワンド跡の丈の高い草に、ホオジロのヒナが1羽留まっていました。以前は一瞬で見えなくなったのですが、今日はしばらく停まっていてくれました。ホオジロの特徴の過眼線などがうっすらと現れ始め、小さな脚で懸命に羽繕いをしているところに、降り注ぐ太陽光が可哀想に思えました。ホオジロの囀りは大岩橋上で一度聞いたのみでした。ウグイスはまだ3カ所で囀っていましたが、一時よりめっきり少なくなりました。季節は廻って行くようです。

公園の川の近くで、ムクドリ15羽の群れが頭上を行き過ぎた、と思ったら、次に100羽プラスの群れが一瞬に通り過ぎてしまいました。

二杉橋近くで、水の減った浅瀬で、久しぶりにコサギ4羽とチュウサギ2羽の群れを見ました。繁殖が終わってコロニーから離れたものだろうということです。

時間も遅く、鳥種も少なかったのですが、いろいろな鳥の季節の変わり目を見たような気がします。

 

鳥リスト

カルガモ、カイツブリ、キジバト、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、ノスリ、トビ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、ツバメ、ウグイス、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ホオジロ 








永野川2018年7月中旬

17日

:30出発、先日より、幾分過ごしやすい朝です。

大岩橋付近の山林から、ワシタカだと思われる聞き慣れないピョーと言う感じの声を聞きました。ヒヨドリよりも規則的で、声の大きさはヒヨドリほどと思われ、大きさも多分同じくらいなのかと思います。語尾がピョピョピョピョと変化する感じでした。

帰って鳴き声図鑑を聞き、他の図鑑で文字で書いた鳴き声を見て、ツミと確信できました。今年、庭で確認したとき大きさもヒヨドリくらいでした。鳴いている姿が見えればいいのですが、山林への入り口もよく分りません。バードリサーチのお話では、今雛の巣立ちの時期で鳴き声も盛んに聞こえるとのことでした。どちらかというと親鳥の苦労を思ってしまいます。

二杉橋では、昨夜の雨で少し水かさが増して、カルガモが12羽泳いでいました。カルガモは多く、公園の中の11羽の親子をはじめ、もう親子の大きさがほとんど同じくらいになった10羽前後の群れが赤津川の田、その他で見られ計53羽になりました。

ウグイスほとんどが囀りで、8カ所で聞こえました。

ツバメは、帰り際の7時過ぎに増えだして、赤津川で10羽の群れ、イワツバメも3羽混じっていて、計24羽になりました。

睦橋近く、水中で羽を干すカワウが1羽見られましたが、1、2分で泳ぎ出しました。以前見たものは、川を往復してくる間1時間ほどそのままのものもいました。

池のカイツブリは巣立ちしてどこかに移動したようで全く見えませんでした。赤津川で別の1羽がいましたが、岸の茂みの中に1羽潜んでいるようで、あるいは、繁殖を始めるかも知れません。

全体に川の中州に草がたくさん茂ってきました。何か鳥に会えそうな気がしますが、よく見えないと言う部分もあります。

先週のハグロトンボに続いて、今季初めて、アキアカネのオレンジ色タイプか、と思うものがみえました。地域としてはもっと赤いものが見えるのかも知れないのですが、あまり知識が無くはっきりしません。

もう少し頑張って暑さを乗り切り、秋を待ちたい気分です。でも夏の鳥にももっと会っておきたいですね。

 

鳥リスト

キジ、カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ダイサギ、アオサギ、ツミ、モズ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、ツバメ、イワツバメ,ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ホオジロ