朝風呂にゆったり浸かり、柔らかくなった手足にたっぷり塗り薬を付けて、抗がん剤の副作用の末梢神経失調症の防備を堅め、10時に久し振りに緑地公園から太平山富士浅間山頂に続く手作りプライベート登山道の整備に向かう。
登り口の急坂で、過日切倒した太さ30pの倒木を移動しようと揺すっていると、反動で2mも下にスローモーションを見るかのように跳ね飛ばされた。実にバランスが良くない。あと30pでゴツゴツの木の根に頭を打ち付けるところだった。左膝を少し打ち付けたが、ズボンが汚れただけで幸い大怪我には至らなかった。 ここ数日の強風で落葉樹は枝が素っ裸になり、枯葉が登山道を覆い尽くしていた。落葉を掻き分け道端に寄せながら、路上に根を張った竹笹をカットし、枯れ枝を除去し、のんびりと先に進む。いつも一緒に山に来るSEO君に何度か電話を入れたが繋がらなかった。 今日の山は足慣らしの積りだったので、片道1qを1時間半掛けてゆっくり整備した。
午後はNAGさんから声がかかり、1時半から大柿花山の中にある8角形のミニハウスで囲炉裏を囲む忘年会。4畳半足らずのミニハウスの中央の囲炉裏に薪をくべ、SUZ、 KAT、 NON、 OON、 NAGさんと小生で鍋を囲み、NAGさんの欧風料理やエゾシカの上肉を燻製風にローストし、ビールとワインと八海山甘酒で愉しむ。花山の主OOIさんの姿は見えず。 囲炉裏の薪の火力が強く、入口を解放し、コートは脱ぎ捨てていたが6時過ぎるとさすがに寒く成って来た。冬の夜空が上弦の明るい月明りで鮮やかに煌めいていた。
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