これから回る渡良瀬遊水地はISH君の縄張り、菜の花の海も去年彼に教えてもらった処だ。 巴波川の土手の菜の花の海は、日一日と黄色がだいぶ色濃くなってきた。土手を進むにしたがって女たちの歓声が車内に轟き渡る。正伍さんも「これは凄いね! 幅も! 長さも!」 いつもの展望台の処に車を止めて外に飛び出すと、かなり強い菜の花の香りが取り巻く。 陽子さんもさとみさんも正伍さんも、ここの菜の花のテンションはかなり昂ぶっていた。 1昨日迄葦焼きの燃えた後が黒ずんでた大地に、新芽のグリーンのペイントが施されてきた。
10基も浮いてたバルーンの姿は何処にもなかったが、今日は1機のセスナ機の姿があった。 それはスカイダイビング用セスナ機で、やがてそのセスナ機が飛び立つのをこの目で見た。 お世辞にも上等とは言えない渡良瀬遊水地の中にあるデコボコ草原(くさっぱら)の滑走路。 飛立って暫くすると薄墨の空の中に飛行機の姿は消え、爆音のみが上空にコダマしていた。 上空4,000m迄上昇し、そこからスカイダイビングが始まる。ISH君が指さすが見えない。 見えた時は凄いスピードで落下するパラシュート! 続く続く! 4人が降りてきた。 続いてゆっくりとタンデムで3組が! この大空で 計10人が落下の旅を愉しんだもよう! さとみさんは海外でタンデムでスカイダイビングの飛行体験をしたことがあったそうだ。
渡良瀬遊水地展望台(ウオッチングタワー)に登り、ハート形の貯水池、谷中湖を眺める。 ARAさんご夫妻と30日に北川辺の展望台から見た時より、だいぶ水嵩が増してきたようだ。
思川の乙女橋に足を進める。途中鉄骨で作られたコウノトリの巣を目撃。これで3個め。 ここの菜の花の海は川原に平らな畑の様に拡がっていた。バードウオッチャーの人気場所。 乙女橋の欄干の下に、希少な鳥が屯したり、とまっている。望遠レンズで観るとよく解る。 ここの菜の花の海と2基の橋と堤防の上の思川桜は友が推奨の絵になるポイント。良い処だ。 カメラ好きのさとみさんが華やぎ陽子さんも満足そう。正伍さんも何の違和感もなさそう。 この瞬間、新しいメンバーが今迄の4人組に何の問題もなく受け入れられたと確信!!!
彼のサービス精神は最期まで続く。対岸の乙女河岸跡に車を進め、思川桜を堪能させた。 時間に余裕を持たせて、PM4:00前に栃木駅南口に3人を送り届け、約束の時間通りに終焉。 いつも通りの色濃いツアー!。 任せられそうな予感! 俺の幸せがみいだせた! |