ニュースで『「釣りバカ」の支援金を横領?』の事件を見ました。
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現在、映画やテレビ、CMの撮影を誘致して、撮影のサポートをするフィルムコミッションの仕事も、役所の観光部門の仕事のひとつになってます。
そうして、市町村を全国にアピールして知名度をいくわけです。
原則的には、市町村の任務は、あくまで人的な支援だけ。スタッフやエキストラの弁当や宿泊の費用は製作会社が持つことになってるんだけど・・・
「釣りバカ」とか、大河ドラマとか、ビッグネームになると、各地の争奪戦みたくなってしまうらしくて、地元側が過剰接待したり、製作側も「接待されて当然」という意識も持っているらしい、という事例もあるそうです。
そういった状況なので、ロケ支援金を接待に使ってしまう土壌はあるし、免職になった職員も撮影を成功させて地元が上向くように、と良かれと思ってやったことだったんじゃないかな〜・・・と推測されるので・・・ 単純には責めら
れない、と思います
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080221-00000070-jij-soci
前観光物産課長が不正経理=「釣りバカ」ロケ支援で−岡山県
2月21日13時1分配信 時事通信
岡山県は21日、昨年公開の映画「釣りバカ日誌18」のロケ支援委員会事務局長を務めた際、不正経理を行ったとして、観光物産課の猪熊真・前課長(52)=人事課付=を懲戒免職にしたと発表した。
猪熊前課長は2002年に民間公募で入庁し、05年から観光物産課長。過去には柔道選手としても活躍し、講道館で国際事業本部企画室長などを歴任している。
県によると、猪熊前課長がロケ支援委から受け取った資金のうち、領収書がない使途不明金が約165万円あった。前課長は「映画関係者や俳優の接待などに使った」と説明しているという。