いらっしゃいませ。ここは、聖書を真面目に勉強したい人たちの交流の場です。 まだ、よちよち歩きですがよろしくお願いします。管理者
 
2006/12/25 18:35:22|聖書
聖書時代の情報収集事情
 今日は、聖書が書かれた頃の情報収集状況が気になって少し考えた。

 わたしは、サッカーの感想を書くときに、テレビ放送やネットの記事を読んで自分なりの認識を整理しますが、聖書の時代はどうなっていただろうか。
記事を紙に書きあげる前に、何をしたのでしょう。

 医者ルカが書いたと言われる 「ルカによる福音書」 を流し読みしてみて、気付いた記事は次の通り。

《バプテスマのヨハネに関する情報伝達の例》
 そして、近所の人々はみな恐れた。さらにこれらのことの一部始終が、ユダヤの山地全体にも語り伝えられて行った。
                     ルカによる福音書1章65節

《イエスに関する情報伝達の例》
 それを見たとき、羊飼いたちは、この幼子について告げられたことを知らせた。
それを聞いた人たちはみな、羊飼いの話したことに驚いた。
しかしマリヤは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。
                     ルカによる福音書 2章17〜19節

《イエスが伝道をはじめた頃の情報伝達の例》
 イエスは御霊の力を帯びてガリラヤに帰られた。すると、その評判が回り一帯に、くまなく広まった。
イエスは、彼らの会堂で教え、みなの人にあがめられた。
                     ルカによる福音書 4章14〜15節

 情報は原則として、人から人へ、多くの人たちの驚き・感動・恐れなどのエネルギーによって伝えられ、ルカのような特別な意思を持った人たちによって収拾されたものと考えられます。

 ルカによる福音書が書かれた年代は、57年〜60年と言われていますから、情報収集時期はそれよりも早いのだが、イエスの誕生の記事は、少なくとも30年以上経過した後に始められたはずである。
情報収集対象が本人かその子供かそれを聞いた人か、多くの情報を集めて整理したに違いないが、具体的で詳細な内容の羅列記事を見ると、多くの人たちの驚き・感動・恐れが極めて大きかったものと推察されます。

そして、今のわたし達も驚く内容です。







2006/12/24 17:00:26|聖書
羊飼い達の礼拝
 さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。

 すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。

 御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。

 きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。

 あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」

 すると、たちまち、その御使いといっしょに、多くの天の軍勢が現われて、神を賛美して言った。

「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」

 御使いたちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは互いに話し合った。「さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来よう。」

 そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた。

 それを見たとき、羊飼いたちは、この幼子について告げられたことを知らせた。

 それを聞いた人たちはみな、羊飼いの話したことに驚いた。

 しかしマリヤは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。

 羊飼いたちは、見聞きしたことが、全部御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。

                  ルカによる福音書 2章8節〜20節







2006/12/23 0:23:44|サッカー
バルセロナの敗戦に号泣少年
クラブワールドカップの決勝戦で、バルセロナの敗戦に号泣した少年が話題になった。以下のサイトをみてください。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/club_wcup/headlines/20061222-00000038-spnavi-spo.html

わたしも泣きたい気分でしたものねぇ。

しかし、泣いた少年は  バルセロナと日本の親善大使になったようですね。







2006/12/14 21:19:00|サッカー
クラブ・ワールドカップ準決勝
バルセロナ 対 クラブアメリカ の対戦をテレビで観戦した。

バルセロナチームの
ロナウジーニョの動きは見ていて楽しい。
デコとのコンビも楽しい。

特に後半 3−0 で、バルセロナがリードしていて、さらに1点を追加したときの動きは、大人が子供のように、素晴らしいテクニックでサッカーで遊んでいるようで、観衆も湧いた。

ファンタスティックなサッカーだ。








2006/12/11 15:43:21|聖書
忘れていた疑問
2冊目の本もすぐに読んでみたいと感じて、昨日開いた。
この小説も淀みなく読めるように書かれていて第1話を一気に(短いので)読んだ。
読み終わった後、今まで、想いの片隅に置き忘れたような疑問に気づかされ、その回答が与えられたように感じたので書いておきたい。
第2話でも同じように感じた。

私の忘れていた疑問は、 「彼女(サマリヤに住んでいた一人の女性)は何故、イエスのあれだけの言葉で信じられたの?」 でした。
正しい解答は、イエス又は、彼女本人に聞かないと判りませんが、著者は、彼女の心の動きを克明に想像(創作)して、一つの回答例を提示してくれていると感じたのです。

人の心を深く知られるイエスは、ことばで現された内容より、多くの “心のうめき” のようなものさえ理解して下さって、赦しにともなう暖かさで語られるので、人は神を見出し罪の生活から開放されていくと、著者は告げているように思う。

言い換えると、聖書に書いていない心の動きを、小説という形で“心のうめき”のようなことも文章にして表現して見せてくれたのではないだろうか。
もし、著者に遭えたら尋ねてみたい。

もっと深いのかも知れません。参照聖書箇所を先に読んでから、この小説を読んでみてはどうでしょうか。

聖書小説・・ 「イエスの愛に生きる」  著者 三浦喜代子氏
 発行  CLC出版
  第1話 サマリヤの女
    参照聖書箇所  ヨハネによる福音書 4章4〜42節
  第2話 姦淫の女
    参照聖書箇所  ヨハネによる福音書 8章3〜11節