皆さん、こんばんは(^−^) いかがお過ごしですか?
昼間も暑かったですが、夕方からの雷が凄かったですね(^−^;)
皆さんのところに被害が無ければいいのですが・・・。
さて・・・・ 市役所問題。 これまでいろいろありながらも着工の運びとなり、来年2月の完成を待つだけなのかと思っていたんですが。 先日お伝えしたとおり、ここにきてまた大きな問題が浮上してしまいました・・・・・(^−^;)
2階より上の行政スペース建設に23億強の予算。 土地やその他を併せると40億という声が聞こえてきそうな建設予算額でして・・・・。
1階の商業施設に5億をかけるというのもいかがかと思っていた矢先に、東武百貨店側から約9億円の要求があったということで。
2階から6階までの機械設備や電気設備。外装まで含めた改築予算が23億。 なのに、1階のフロアだけで24億を超える予算をかける必要が、果たしてあるのか?
そんな中、議会に説明がなされまして。
商業施設を誘致する際に、要求に応じた内装をして貸すのがデパート関係では最近多いそうなんですが、東武百貨店さんからの賃貸料は月々118万円。 栃木市が14億も投じて貸すのに、到底元は取れません。100年以上かかるんじゃないでしょうか? しかも、予想に反して業績が悪ければ、撤退もあるのが民間企業です。 14億を投じて無駄になったらどうするんでしょう・・・・。 なんせ14億ですから・・・・。 しかも、市債発行ではなく一般財源からの予算。つまりは基金の取り崩ししか財源はないんです。 合併特例債が使えないものに、厳しい財源の中から予算措置をするのは市民理解が得られるとは到底思えません。 さすがに各議員からも厳しい意見が飛び交いました。
東武百貨店からは東武ブランドを展開するのには、これでも足りないくらいであるという話ですが、わずかワンフロアにそんな巨額の費用がかかるんでしょうか・・・・。 広瀬はデパート建設には素人ですが、ほとんどの市民もまた素人です。 素人の意見として、大きな疑問が残ります。
募集要項の中に「標準仕様で引き渡し」とありましたので、市側の標準仕様と東武百貨店側との意識の違いを明確化して、要求減額の交渉に臨んでいただきたいと執行部に訴えましたところ、どうやら東武百貨店側は減額に応じる気はなさそうだということで。
まあ・・・・話になりません。
確かに、市役所に天下の東武百貨店が入るということは、栃木市のイメージアップにもつながりますし、市街地に来訪者が増える期待もあり、喜ばしいことですが、そのための投資としては巨額ですし、リスクも大きいですよね。 しかも、公共施設ではなく、一民間企業への税金投入としてみれば、あり得ないことです。
追加要求がそんな高額になるとは市の担当部署も予想だにしていなかったようで、説明も困惑の表情でした。 しかし、優先交渉権を東武百貨店側が得ているだけで、決定ではないんです。 プレゼンで次点だった地元企業の「ヤオハン」さんは、改装費用は自社で拠出していただけるそうでして、こうなってきますと東武百貨店入居のために14億円もの補正予算を投じる必要性は・・・。 いずれにしても、補正予算が議会に上程され、否決にならない限りは、他との交渉は行えませんので、臨時議会が招集されない限りは9月下旬まで結論は出ません。
ただ一つ。 広瀬は今回の東武百貨店に対する予算措置には反対です。 血税の使い道には、皆さんに胸を張って説明できるものでなければ、賛成するわけにはいかないからです。
また動きがあるようでしたらお知らせいたします。
では、またお会いしましょう(^−^)ノ |