第二章 病気・けがの治癒・回復に無料(タダ)の活用。
◎ 忘れるにも効果がある
年をとるにつれ記憶力が衰え、それにつれ忘れる事が多くなってきます。
学んだ事や憶えておかなければならないことも忘れてしまいます。
私などパソコンの操作やダンスのステップなどすぐに忘れてしまい悔しい思いをしてしまいます。
故に忘れる事は悪いこといやな事だと見なされてしまいます。
しかし忘れる事は避ける事はできず、記憶する事と同じように忘れる事も人間に備わったものです。
忘れる事を悪いことと思うのは憶えておかなければならない事を忘れてしまうからです。必要な事を忘れ不要な事を憶えていたりするからです。
しかし忘れる事を防ぐ努力をする事は可能です。
○ 必要な事は繰り返し憶える・・・長い空白期間を置かず繰り返しおぼえる。
○ ポイントをつかんで憶える・・・すべてを憶えるのでなく肝心なところ、又は大づかみで憶える。
○ 連想して憶える・・・他の似たようなものと関連付けて憶える。
○ 節をつけたり、調子をとって憶える・・・歌にして憶えたり、五七調にして憶える。等いろいろな方法で努力し、忘れを防ぐ事が出来ます。
逆に困った事に憶えていなくても良い事を憶えている事があります。
○ 苦しかったこと、辛かったこと
○ 大きな失敗をしたこと
○ 面前で恥をかいたこと など忘れたほうが良い事を忘れず思い出す事があり冷汗が出たりします。
このような大きな出来事は忘れを防ぐ努力を無意識のうちに行っているためです。
何度も繰り返し思い出してしまう。
特に大きな衝撃(ポイント)を憶えている。似たものや同じような事に会うと思い出してしまう。などをしているからです。
その一つに病気に関することがあります。
身体に悪いところがあると常に気にしてしまう。過去の病気を思い出してしまう。季節や時期などにより連想してしまう(風邪、花粉症、神経痛など)。
これらは繰り返し、ポイント、連想などで記憶してしまい、身体に悪影響を与え病気にしてしまう事があります。
このことこそ忘れるべき事です。
それは絶対に関連付けず、忘れる努力をする事です。憶える努力の反対をする事です。この事も健康な日常を送るには大切な事でしょう。