Specialty Coffee「初音亭」

美味しいコーヒーの進化を追い求め、世界レベルのコーヒーを蔵の街から発信して行きます!
 
2013/06/28 12:00:00|オーナーのツブヤキ
「初音亭」 アフリカのオリジナルマスク!
アフリカのマスクが展示してあります!
 
西アフリカ中部のガボン共和国、ファング族によるオリジナルマスク。
マスクは主に儀礼に使われるものですが、アフリカのマスクほど奇想天外な形で表現された地域はほかにないと言われ、動物や人をモチーフにしています。
このマスクもマントヒヒをデフォルメしたもので、中央に極端に寄って細長い目、高くて長い鼻、白くてハート形の顔、突き出て曲げた唇が特徴的です。
イタリアの画家モディリアーニがこのマスクの造形からかなり影響を受けたことはとても有名な話しです。
アフリカでは精神性を重視するせいか写実的なものが「美」ではなく、大きくデフォルメし精神を表現したものがリアリステックであり、美しいと認識されているようです。
 
是非、一見してみては如何ですか!

※ガボン共和国はコーヒー生産国ですが、知名度はなく生産量は減少しているようです。
 
初音亭







2013/06/27 12:00:00|コーヒー雑学
「初音亭」 アイスコーヒーの作り方!
アイスコーヒーの作り方!
 
梅雨も半ばとなり、アイスコーヒーの話題もでる季節になってきました。そこで、アイスコーヒーの美味しい作り方をお話ししたいと思います。
 
まず、コーヒー豆の選択ですが、アイスコーヒーはハイローストのコーヒー豆を使うとのイメージをお持ちの方が多いと思います。今年は豆の焙煎度をあまり意識せず、色々の焙煎度、そして、単一農園のものを飲んでみては如何でしょうか。勿論、ハイローストのものも美味しいですが、ミディアムローストで酸がしっかりしているものも清涼感がありとても美味しいものです。全く今までと違ったアイスコーヒーが飲めるかもしれません。お試しを!
 
【フレンチプレスの抽出法】 一人分
1、15g〜20gの粉砕豆をプレスに入れる(通常の1.5倍〜2倍の量)
2、沸騰した180〜200ccのお湯を投入
3、3分半〜4分でブランジャーを押して抽出液の出来上がり
4、コーヒーグラスに氷を満杯に入れ、出来上がったコーヒー抽出液をグラスにゆっくりと注いで出来上がり(急冷することが大切です)
 
人数分を増やす程一人分の豆の量は減らします。
 
ペーパードリップ・サイホンの方は粉砕豆の量を普段より増やす事と、急冷を心掛けて頂ければ大変美味しく頂けます。
 
※作り置きは風味を損ねますので出来るだけ早めにお飲み下さい。
 
初音亭







2013/06/26 12:00:00|オーナーのツブヤキ
「初音亭」 板室温泉大黒屋「アートスタイル経営」!

「アートスタイル経営」!
 
初音亭の開業当初からのお取引先でもあります「板室温泉大黒屋」の伝統と現代アート!

室町時代(1551年)創業の県内最古の老舗企業として、460年続く温泉旅館。
代々受けついだ保養という伝統に、不思議な力のある現代アートを組み込んだ、斬新奇抜な小さくても、とても大きな温泉旅館です。リピーター率は70%を超え、支持者は関東近辺だけでなく全国各地、そして、欧米からのお客様を迎えるとても不思議な魅力をもつ企業です。
室井俊二社長は、現代アーティスト「菅木志雄」作品を納める倉庫美術館を新設し、立体造形作品を約200点展示、そして、アート公募展を企画実行し若手アーティストの育成をも支援しています。お人柄は冷静かつ大胆、話好きで時には繊細で心優しく、人を大切にする方です。
 
私は、そんな大黒屋さんのアートスタイル経営に興味と刺激を受けた一人でもあります。皆様も是非、この機会に源泉かけ流しの温泉で普段の疲れを癒し、日常離れた空間と、この現代アートに触れてみては如何ですか。
 
「ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社」
全国から8企業選ばれた中の1社で、新しい時代、心の時代の経営のヒントになる指南書と思っています。(坂本光司・ダイヤモンド社)

いつ行っても長居してしまいます。 
担当の伴内さん、いつもありがとうございます。
 
「板室温泉大黒屋」 リンク 
http://www.itamuro-daikokuya.com/index.html

6月1日〜29日まで、木城圭美展を開催しております。

初音亭







2013/06/22 12:00:00|コーヒー雑学
「初音亭」 スターバックス!
1996年8月、東京の銀座に現れたシアトル系カフェ1号店のスターバックス銀座松屋通り店。

遡る事17年前から現在に至るまで日本国内に1,000店舗を出店(5月現在)。栃木県内では10店舗進出となっています。

サラリーマン時代、早朝に立ち寄り一杯のコーヒードリンクを飲みながら、その日のスケジュールを練り出勤していた事を思い出します。
出張等で東京に行くと、歩き疲れから一休みに立ち寄るのがスターバックス、特に銀座マロニエ通り店の二階は店内も広く開放的、そして、大きなソファが快適です。
コーヒー業界に入る前から馴染みがあるスターバックスは、居心地の良い空間を提供してもらいました。全国どこに行っても必ずスターバックスの看板が目に飛び込みます。(鳥取県のみないそうです)

今では、スターバックスを筆頭にタリーズ、ゾッカ、マック等のシアトルスタイルのカフェも増えてきて、昔からの喫茶店、カフェは特別な個性がないかぎり生き残るのが難しくなってきています。

時代の波は大きく早いです。
・写真は先日行った日本1号店

初音亭







2013/06/21 12:00:00|コーヒー雑学
「初音亭」 生産処理方式の色々!

【生産処理方式】
 
コーヒーの実は通常赤いサクランボに似ていることから、コーヒーチェリーと呼んでいます。他にイエローブルボンなどの黄色のものもあります。
 
このコーヒーチェリーから中にある生豆を取りだしグリーンビーンズにするまでを生産処理と言います。(精選・選別)
生産処理方法には大きく分けて3つあります。

@非水洗式(ナチュラル)
A水洗式(ウオッシュド)
Bその中間的(パルプドナチュラル等)

1、非水洗式・・・収穫したコーヒーチェリーをそのまま乾燥させ、中にある果肉とパーチメントと言う殻を除去しコーヒーの生豆を取りだす方法

2、水洗式・・・コーヒーチェリーの果肉を取り除き、パーチメントの状態で発酵槽に入れ、発酵工程でパーチメントについている粘膜質を取り除き、そして、パーチメントを乾燥させ脱殻し、コーヒーの生豆を取りだす方法

3、中間的・・・パルプドナチュラル、パルプド・デスムシラード、スマトラ式等。
 
この生産処理で詳しい事は書けませんでしたが、処理のしかたでコーヒーの風味が大きく変わり、生産者はそこが腕の見せ所となるのです。
 
初音亭