Specialty Coffee「初音亭」

美味しいコーヒーの進化を追い求め、世界レベルのコーヒーを蔵の街から発信して行きます!
 
2018/04/07 8:00:00|コーヒー雑学
「初音亭」 コーヒー用語解説!

コーヒーの風味表現として「アロマ」と「フレーバー」があることはご存知かと思いますが、この違い、使い分けについてお話ししたいと思います。

・アロマとは、
コーヒーの立ち上る香り
(粉の香りはドライアロマ)。
・フレーバーとは、
コーヒーの立ち上る香りと口に含んだ液体の味覚と鼻に抜ける香りの組み合わせ。
 
京大教授のコラムにこんなことが書かれていました。

私たちは、肺への気道と胃への食道が、喉で交差しているため、呑み込むときに喉から鼻へ抜ける匂いを感じることができる。鼻をつまんでものを食べると味もそっけもないのもこの喉の構造が原因である。

ワインを聞くとき、まず鼻先から入ってくる匂いを楽しみ、次に口に含んで舌のうえで転がして飲みながら、喉越しから鼻にぬける匂いを楽しむ。
この2つの経路からの香りの楽しめるのは人間だけである。と、
 
初音亭
 







2018/03/28 19:30:00|オーナーのツブヤキ
「初音亭」 クラフトCOFFEE SHOP!
小規模醸造のローカルブランド製造ビールをクラフトビールと呼んでいます。
手造り感があり丁寧な手作業と技術力による美味しいビール。
正にコーヒーもこの世界に入ってきたことが喜ばしいことです。
 
大手大量生産ビールと今や小規模クラフトビールは差別化され、コーヒーではコモデティーコーヒー(普通のコーヒー)からスペシャルティーコーヒーの2極化が進んできています。
 
スペシャルティーコーヒーは、個性のある風味と特色のあるコーヒーではないかと思っていますが、当店はクラフトビール同様、多彩な香りや味わいを楽しんでもらうにはどうしたらよいか、を考え続けてきました。
安くて個性のないコーヒーはいくらでも存在し大勢を占めています。そのようなコーヒーを求める消費者は当店には来ませんが、来たとしても、・・・何この香り、酸が強すぎる、値段がね〜。ということになりリピートしないでしょう。
 
そして、私個人の見解ですが、深煎りコーヒーに魅力を感じていません。深煎りになればなるほどコーヒーの風味は似たり寄ったりになってしまうからです。
やはり中煎り(ミディアム〜ハイロースト)が最もその素材の個性を生かしたフレーバーの豊かさが表現できると思っています。
そのフレーバーとテクスチャーの違いを知ったとき別世界の扉が開きます。
それはもう病みつきになります。どうせ飲むならそのようなコーヒー豆を販売する珈琲豆専門店を目指したいと思っています!
 
小規模、手作業、伝統技術+クリエイティビティ これが原材料とともに素晴しいスペシャルティーコーヒーを創り上げます。

それと共にお客様を大切にする「心」と「パッション」が必須となります。
 
初音亭オーナー
 







2018/03/26 18:00:00|オーナーのツブヤキ
「初音亭」 至上の印象派展!

六本木の国立新美術館でビュールレ・コレクション「至上の印象派展」が開催されています。

スイスの絵画コレクターであるビュールレ所蔵の印象派作品64点の名作揃い。
約半数が日本初公開でこの機会を見逃すと日本ではもう見られないそうです。

名作であるルノワール「可愛いイレーヌ」、セザンヌ「赤いチョッキの少年」、モネ「睡蓮の池、緑の反映」などが紹介されています。

写真上2:モネ「睡蓮の池、緑の反映」撮影許可あり
 







2018/03/17 16:00:00|入荷情報
「初音亭」 ブルンジ新発売!

来週22日より下記商品を販売致します。
 
商品名:ブルンジ:ムパンガステーション
地域:カヤンザ県・ カブィエ ムニンヤ
標高:1820m
農園:ムパンガウォッシングステーション
品種:ブルボン
生産処理:ウォシュド、天日乾燥
印象:栗、黒オリーブ、オレンジの風味
   シルクのような滑らかさと程よい甘さ
   余韻は長い
100g 650円 中煎り
 
この商品はムニンヤ地区の小規模生産者170名がムパンガウォッシングステーションにコーヒーチェリーを持ち込み生産処理したロットです。テロワールからくる風味豊かなコーヒーをお楽しみ下さい。
 
初音亭
 







2018/03/13 15:00:00|オーナーのツブヤキ
「初音亭」 西洋絵画、名画との出会い!

先日仕事帰りに触れた西洋絵画の魅力。

世田谷美術館で行われているボストン美術館「パリジェンヌ展」に行ってきました。
18世紀から20世紀にかけてパリの魅力あふれる都市に生きる女性の姿に迫った展覧会。
エドゥアール・マネの大作「街の歌い手」1862年や、私の好きなジョン・シンガー・サージェント「インチズ夫人」1887年など、120作品を展示。
印象的だったのがヴィンターハルターの「ユニヤヴィッチ夫人」の大作と、ウォルト社デザインのオートクチュールのドレス(1870年頃)には目を奪われました。
今なおパリの街に憧れ、パリジェンヌのようなファッショニスタの生き方に憧れる女性は後を絶たないことを感じる一日でした。

初音亭オーナー