花ど真ん中の里便り

栃木県は日本の花ど真ん中です。
 
2022/02/02 13:39:20|その他
盆栽学者の眼鏡掃除
 小松裕著「真の文明は人を殺さず」
本書の中に、田中正造持論のタイトルの
言葉がありました。
 
「盆栽」は自然を造ったもの、つまり
偽物である。盆栽学者が、多ければ
社会が死んでしまう。
 
 また、今の学者は「眼鏡の掃除」ばかり
している。掃除に余念がなく、メガネは
見えるようになるけど遠方はおろか自分の
足元さえ〜。以上は、小松さんの解説です。
 
 当時の役人、学者に向けた正造の痛烈な批判、
自分を戒め、現場主義、谷中学につながり、
「下学上達」の境地に達します。喝
 







2022/02/01 14:11:15|その他
災害は天災か人造か
 1910年(明治43)「今回洪水の大災は
昔に三倍す。三分の二は人造なり。世の
私欲と奸悪より来たれり」
 
 この時、田中正造、齢、70歳、人造災害
言い得て妙です。
 
 足尾銅山の煙害で山の木々が枯れて
保水力も失われ、下流の渡良瀬川に流れ
出た鉱毒が沿岸住民のいのちと暮らしを
蝕みました。
 
 鉱毒事件の解決を洪水問題にすり替え、
谷中村を湖底に沈めた奸悪と戦った
正造翁の遺志をSDGsの目標実現に
生かします。渇
 
 
 
 







2022/01/31 12:34:22|その他
SDGsの先駆者 田中正造
 田中正造って、何をした人ですか?
 
 田中正造は明治時代の国会議員で、
環境を守るために命がけで政府と
戦った人。

「引用」
(学研、キッズネット)
 
 当時、衆参両院を通じて三十分以上の
演説(略)、田中正造は、一、二時間の
演説はざらで、〜
 
 しかも毎回、鉱毒事件一点張りなので、
周囲からは「またか!」と煙たがられた。

「引用 」
「地球環境破壊(SDGs)と戦った日本人講座」
 







2022/01/30 12:56:56|その他
SDGs17目標と蕃山、正造
 
 「蕃山」
「水と土と森林の保全が最も大切です」
 「正造」
「水と土と森林がボロボロになって
きていることへの抵抗」
 
 太陽崇拝に落ち入り易いが、水土を如何に
活かすか。(現代エコロジーの先駆者、室田武著。
引用)
 
 地球環境を守る機運高まる、SDGs17目標達成に
熊沢蕃山、田中正造の遺志を生かして下さい。渇
 







2022/01/29 13:39:25|その他
ヨシ焼きと正造翁の歌碑
 渡良瀬遊水地のヨシ焼きに
合わせて、河畔にある田中霊祠を
案内して貰いました。
 
(2013年里便り、まとめ再掲)
 
 そこで、ハプニング?が!
田中正造翁の歌碑の説明をする
虎の巻を案内の人が忘れてしまった
のです。
 
 忘れた一首、
世をいとひ
そしりをいみて
何かせん
身をすてヽこそ
たのしかりけれ
(田中霊祠歌碑)
 
  実は、この歌碑の一首が貴重なのは
「なぜ田中正造が国会議員を辞めて直訴に
奔ったのか」に繋がるこころを示唆している
からです。喝