花ど真ん中の里便り

栃木県は日本の花ど真ん中です。
 
2021/08/08 9:44:48|その他
正造の大声 天与の賜もの 
 「正造は天質音声人より低かりし
ため、往々演説に苦めり」(断片36)
田中正造、41歳、栃木県議一年生、
声は、政治家の武器。
 
 当時、政党発足直後、党員募集の
蛍合戦アッチの水は、苦い〜よ。
下野、戦いの最前線なり。
 
 正造県内遊説中、夜半、宿泊先で
牛小屋の火事、火の見櫓の下に駆けつけ
声を限りにノドを涸らス。
 
 暫くして〜。正造、大喝一声!
アレ、ツブレタノドから声が出た。
正造の大声、栃鎮とアダナされ、
国会名物に、天与の賜もの、政治家
正造の支えに。喝
 
 
 
 







2021/08/07 10:33:19|その他
正造翁 政治の足取り
「断片24」
 正造明治七年町内の総代に
選まれて(略)八年始めて村の
総代として村会議員となるや、
歓喜の余り沐浴して任を受く。
 
 衆人大いに之を笑ふ。併し余の
沐浴、(略)輿論に対するの責任を
感得したるが為めのみ。
 
 「断片28」
 十年区会議員に公選せらる。即ち
赤飯を以て祝意を隣人に表し、亦
沐浴して之を受く。衆人亦大いに
笑ふ。
 
 「断片30」
 泰西ノ政度議院ノ設、国家経済ノ
大意(略)正造独リ之ヲ唱ルモ、
シルモノ少ナク、不都合多シ。
            喝
 







2021/08/06 9:15:36|その他
名僧の夢諦め 政治の道へ
 正造翁の心境の変化、
「回想断片27、30」で、
窺い知ることが出来ます。
要旨。
 
 「普通脳力があれば、一方で
営利事業、一方で政治に奔走
出来るけど、如何せん、予が
脳力偏僻にして之に堪えず」
 
 「ここに財産(土地売買の利益)を
犠牲に供し、一身を以て公共に尽くす」
 
「再度父に嘆願して、財産今一回、
政治に消費せんことを乞フ。父喜びて
之を許す」喝
 







2021/08/05 9:50:34|その他
なぜ翁は名僧になれなかったのか
 それは、少年の頃の朋友、益友の
存在です。正造翁が、事あるごとに
「回想断片」で繰り返し、訓えています。
 
 「回想断片四」
 少年の頃益友に乏敷きは不幸の大なる
ものなり(略)此時益友あり知友ありて〜
                             (名僧になれたのに)
 
 可憐、田夫野郎の外朋友なき時に
山村落に生育せる凡庸の我々に〜
朋友の良否は終生幸不幸の別るゝ処多し。
        (名僧になれなかった)
 
 夜半夢覚めて思ひ出して少年の時を
思ひ出しては涙の落つる事多し。位置に
よりて善悪一つならず。浮雲々々。
  (泣くな正造!名僧にならずとも)喝
 
 
 







2021/08/04 9:36:40|その他
政治家はイヤ お坊さんにナリタイ
 誰のコトかと思ったら、
田中正造翁、青春時代?
大人になったら〜何に
なりたい?話デシタ。
 
「回想断片四」(要旨)
父母親戚朋友諫めるに兼三郎は
不幸顔面醜にして名僧となるの相なし。
 
 僧は顔色にあらず、心正しくやさしく、
人を救ひ世をも救うの道を教導するもの〜
兼三郎に教ふるものあれば、名僧たらんを
望みたらんに、
 
  「断片五」(要旨)
 生は(正造)政治家は大嫌いでありし。
幼少より村中其他政治的争へを嫌へり。
故に一旦出家して僧侶とならんと欲せし
すら事あり。(事、志と違って)喝