花ど真ん中の里便り

栃木県は日本の花ど真ん中です。
 
2021/07/30 10:44:16|その他
簡単明瞭
 「正造翁と富士山」このテーマに
取り組んだ時、翁は富士山に登ったか?
 
 この疑問を田中正造に学ぶ会の
赤上 剛氏と熊本大学の小松 裕氏に。
メールで。

 「翁が富士山に登った事実は、
史料を見る限り、ありません」
正造翁を富士山に登らせたく、
ご返事、しばらく、伏せて
いました。

 2013年7月20日、里便り、再掲。
 
 実は、この問題?について、正造翁が
「回想断片」で答えていました。
 
 「兼三郎山に(富士山)参詣に至りて
山に登らず、麓にて景色を見て同行者の
下山するを待つ」喝
 
 
 
 
 







2021/07/29 9:07:53|その他
予が脳力偏僻にして
「脳力偏僻」これを理由に
正造翁は、金持ちを諦め、
政治の道を志します。
 
 正造翁は、二つ同時に
出来ない「性格偏僻」
相場で儲けた大金を犠牲?に
公共に尽くす!
 
 最初の県議会議員選挙は、
父の名の庄藏と正造を混同し、
反則投票過半にして落選。
 
 爾来県会より衆議院に移り、
二十年間未だ次点に下がりし事
一回もなきは不相応の出來なり。
 
 相場から選挙の神へ 喝
 
 「引用」正造全集@ 「回想断片」
 
 







2021/07/28 9:27:45|その他
正造は相場の神様デス
 兼三郎商人となり、藍の葉仕入れ〜。
見込みより相場沸騰す。他の商人は
沸騰せる相場にて買い入れ〜、
 
 兼三郎は、南方に走り、未だ沸騰せる
相場を知らざるに乗じて安価に買い入れ〜。
此時村民は安価に買い抜かれたるを恨み。
「断片九」
 
 父祖伝来のガラクタ道具を売却し
姉妹の財をも借加えて〜近傍の田畑を
買い入れたり。人皆之を笑ふ。
 
 未だ数月ならずして地価は俄かに上謄し、
忽にして二倍となり四倍となり、六倍七倍と
なり、遂に十倍以上となりて〜。
 「断片二七」       
 
 「引用」田中正造全集@ 要旨抜粋。

 「兼三郎」明治2年(1869)祖父の名を
      継ぎ正造と改名、二九歳。喝
 
 







2021/07/27 8:22:20|その他
正造虎の巻
 拾い読み、通読そして
繰り返し読む、田中正造全集@
所収の「回想断片」p265〜pp334
コピーして貰いました。
 
 正造翁プロフィール、お裾分け
お便り続けます。喝
 







2021/07/26 9:37:50|その他
その「回想」や良し
 返却期限が、過ぎていた
田中正造全集@、蔵の街図書館へ
お返しに〜。
 
 所収の「回想断片」里便りに
使わせて頂きました。
 
 正造翁生涯のホンネを窺う貴重な
資料。図書館でその「回想断片」
全てコピーして貰います。喝