花ど真ん中の里便り

栃木県は日本の花ど真ん中です。
 
2021/07/07 9:46:29|その他
正造翁 一筆啓上
 
 村の寺院寺住僧の説諭中
堪忍の二字をとききかせ、
出来る堪忍誰もする出来ぬ堪忍
するが堪忍と。
 
 此の馬鹿らしき格言に当時
束縛せらる。[断片六]
 
○十年区会議員に公選せらる。
 即ち赤飯を以て祝意を隣人に
 表し、亦沐浴して之を受く。
 
 衆人亦大に笑ふ。[断片二八]
 







2021/07/06 8:18:32|その他
牛歩宣言
 蔵の街図書館からお借りした
田中正造全集@返却日が近づいて
います。
 
 回想断片、正造翁が獄中暮らしや
若き日の若気の至りを語っています。
 
  一歩一歩、正造の世界へ、ネバーギブアップ、
分け入ります。喝
 
 
 







2021/07/05 9:01:10|その他
正造翁ニ学バズ
 田中正造、投獄五回、獄中、
本を繰り返し読み、音読し、
軽いドモリを直す。
 
 それだけ?でしょうか。
全集@、[回想断片四]を
引用させて下さい。
 
 兼三郎(幼名)若き時(略)
病身なるも、度々獄に入りてより
無病となり、(略)六十に至り
尚健なり。
 
 獄中食事を謹みたる事等クレグレ
社会の教えとなり可申事。
          喝
 







2021/07/04 11:20:22|その他
出所祝い
「縲絏の禍」田中正造、三島事件
出獄祝賀会答辞草稿に出ている言葉です。
 全集@
 
「諸君ョ人ノ世ニ処スルヤ実ニ難キモノナリ。
不肖シバ〜縲絏の禍ニカヽルガ如キ、」
 
 「縲絏」黒い縄で縛られる、犯罪人に
されてしまう。
 
 「或ハ自ラ禍ヲ招クノ勢ヲナスモノ
アラン」
 
 各地で開かれた正造出獄祝賀会、
正造、不撓不屈の決意表明。喝
 







2021/07/03 9:56:26|その他
老狐 正造を救う
 『昨夜令妹(田中正造妹)警察署に
引かれる、貴兄を捕ふるが為なり〜』
 
 「予(正造)は今三島暴行の証拠を
蒐めて大いに為す所あらんとす〜」
 
 『足下の言好し、(忠告を聞かないと)
危し、余今足下の為めに老狐足らん』
(老狐、地元古城建設の伝説の主)
 
 『足下乞う余(老狐)に尾して
来たれ』
 
 引用、田中正造全集@
田中正造、投獄五回、以上は
1884年、栃木県令三島通庸の
加波山事件に名を借りた弾圧事件、
投獄三回目のエピソードです。喝