花ど真ん中の里便り

栃木県は日本の花ど真ん中です。
 
2022/02/23 9:26:53|その他
正造翁の谷中短信〜村民を水中に住ましめ〜
 
 毎日新聞、明治38年(1905)2.20
●谷中短信
 
 谷中村民は、縣廳(栃木)が堤防を
築かず、村民をして水中に住ましめ、
其結果全村を買収せんとする無情に
憤激し、
 
 自衛の必要上、各自堤防修築の役を
収らん〈取るカ〉と決し、(略)
 
 此決心を聞ける地續きの隣村(略)河を
隔つる埼玉、茨城の諸村は、人夫を出して
谷中村の工事を助くべし、
 
 人民に自立の気象あれば、汚吏暴人の為に、
滅亡せず、天は自助の者を助くるの言、目前に
證據立てられんとす(田中正造報)
 
 







2022/02/22 8:34:28|その他
正造翁の谷中短信〜誰か潸然として涙を
 毎日新聞、明治38年(1905)2.5
谷中短信●其六
 
 谷中村は沃壌肥土の堆積せる置土より
成れり、古来出水せば肥料山より流れ来るが
故に豊年の兆しなりとて悦びたる村なり、
 
 現今荒れたりと雖(いえども)其原を
治めば回復の見込みあり、
 
 然るに(略)但前郡長安生、古河の運動者
古澤等は、金を困窮せる被害民に貸して安く
田地を奪ひたれば、
 
 祖先傳来の田畠と小作権を失ひ、家屋を
失ひ天涯浮浪の遊民とならん、〜誰か潸然(さんぜん)
として涙を出さゞらんや(正造報)
 
 







2022/02/21 9:33:10|その他
正造翁の谷中短信 其五
毎日新聞、明治38年(1905)2月。
 
 ●谷中短信の五 鑛毒の流失河底の
高昂より、修築費年々増加したるも
尚ほ三萬円乃至五萬円を出せば浸水を
防ぐに足る
 
 然るに土木官吏と村中の悪徒は、故意に
修築を遷延して、三ヶ年間引続き浸水せしめ
 
 村民耐えざるを機會として買収を決行せん
とす、(略)三千石の一村を潰さんとす、
 
 其損害乱暴言語にたへたり(正造報)
 







2022/02/20 12:47:05|その他
正造翁の言葉 人を魚と
Q  足尾鉱毒事件とカケて
 ナント解く?
A 洪水問題にスリカエラレタと
  解く
Q そのこころは ?
A 村を沼とし、人を魚と為さんとす
 
 田中正造が、明治38年(1905)
毎日新聞に寄書した谷中通信 其四で
「人を魚と為さんとす」の一節に接し
こころがフルエマシタ。
 
 真の文明は〜人を殺さざるべし
 
 真理を穿(うが)つ正造翁の言葉
引き続き、お便りします。喝
 
 
 
 
 







2022/02/19 9:14:22|その他
谷中短信 其四 人を魚と為さんとす
 
 明治38年(1905)2.4。毎日新聞。
●其四 足尾の鑛毒を停め、利根渡良瀬の
河底を渫はば、沿岸の諸村浸水せずして、
沃土とならん、
 
 一昨年の大水に山崩して良土を流し、
置土を被りたる地は、相當の収穫ありたり、
 
 山林を保護し,河水を清め海底を深くし、
堤防を治めなば、貯水池の為に村を買収するが
如き暴断を行わずして(やめて)
 
 之を為さずして(山林保護、河水清め)村を
沼とし、人を魚と為さんとす、明治の立憲政治は、
虚稱空名なり(正造報)