昨日の朝、1本の電話。「タマムシがふ化したから見に来れば?小屋でたくさん飼っている人がいるんだけど」とのお誘い。タマムシ?小屋で?この瞬間私と、相向かいに座っているクラウディア姐さんはピンと来ました。これはいわゆる“おいしい”話題に違いないと。長年地域ネタを扱っている人の直感というヤツです。
午後になり気温があがると元気よく飛び交って撮影が困難らしいので間髪入れず現場へ直行。案内されたのは大平町西山田の山中です。飼い主お手製のタマムシ小屋の中をのぞいてみると...いました!体全体が緑色で金属のような光沢を放つ「タマムシ」が。カナブンをもっと美しくしたような感じで、虹色の縦じまが2本背中に入っています。
このタマムシ、最近は少なくなったそうですね。私も見たのはこの取材が初めてでした。飼育にまつわる楽しいお話を聞かせていただき取材終了。帰途につこうとした時、「一匹持っていきなよ」と飼い主のご主人。「えっ!?飼えませんよ我が家では」「いやいや、もう死んだヤツ。ほら!」「・・・・きれいですが、これは・・・・」この種の虫は死んでも色が変わらないそうです。背中に限らずお腹の部分も光輝いていてとても美しい。「美しいんですけど使い道というか、この先どうすれば???」そう言っている間にもご主人はティッシュと紙でタマムシ君を梱包。「はいよ」と言って渡してくれました。
取材の模様は、本日7月11日(金)のCC9ニュース(栃木ケーブルテレビ デジタル111ch/アナログ9ch)で放送中。読者のみなさまもタマムシの美しさをぜ放送でご覧ください。
いただいたタマムシの行方は...。 今のところ、車のお守りのような存在になっています。 お菓子と間違った子どもが勢いよく開封しないか心配な石田でした。
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