「土器が出土したので、取材に来ませんか?」
素敵な話題を提供してくださったのは西方町教育委員会の方。
この夏、
西方町史編さん事業の一環で発掘調査していたところ
出たんです!
こんな立派な土器が。
弥生時代中期後半の再葬墓と考えられ、栃木県では数少ない弥生時代の遺跡ということで大変貴重とか。
※再葬墓…土葬した骨を掘り起こし、土器に納めて再度埋葬したもの。弥生時代に流行した埋葬方式。(近隣では栃木市の大塚遺跡などに出土例あり)
取材日には地元の小中学生も体験学習に発掘に参加しており、いてもたってもいられず、私も後日参加させていただきました!(写真は発掘調査をされた栃木県立博物館上野先生や西方町役場の方と)
実は学生時代夏休みのほとんどを発掘現場で過ごした私。
久々の発掘現場に大興奮!
古代の人々の生活に思いを馳せながら、土を削りました。
受け入れてくださった皆様、本当にありがとうございました。
今回発掘された遺跡は、この土地の名前にちなみ
弥八田(やはちだ)遺跡と命名されました。
9月6日(土)13:30〜には西方町中央公民館で
西方町史編さん事業報告会が行われます。今回の話も含め、数々の素晴らしい西方町の宝物についてお話が聞けることでしょう。
先日、看板キャスターのほっしー
が、
愛する故郷西方町の文化財についてご紹介しましたが、
西方町にはまだまだ、たくさんの宝物が埋蔵されていそうですね。
(安生)