こんばんは。 一昨日の日曜日、セガレと南栗橋で催された「東武ファンフェスタ2023」を見てきました。 その会場になった南栗橋車両管区の一番南で催されていたのが、5インチゲージ(12.5pのレール幅)のライブスチームSLの体験乗車コーナーでした。 ポォッ!!という汽笛も逞しく、C12型蒸気機関車が客車を牽いて快走していきます。 うーん、良いなぁ! 自分が運転してお客さんを乗せ走る・・・これって鉄道模型ファンの究極の姿だよなぁ・・・ 燃料を燃やしてお湯を沸かして、蒸気圧を高めてスティームエンジンを起動させて・・・しばし見とれてしまいました。
そしてその横に鎮座していたのがC63蒸気機関車の模型です。
うぉッ!何でこれがこんなところに!! 今から半世紀近く前に郡山の国鉄の機関区の有志がこのサイズで作り上げたのを見て知っていますが、別の個体かなぁ?これはずいぶん新しそうですね。
このC63という機関車は、計画のみで実際に制作されたことのない「まぼろしの機関車」なのです。 特急用に作られた、ひとつ前の形式のC62型とは異なり、ローカル線で客車、貨物車、どちらも牽ける中型の万能機関車として配備される予定でしたが、動力近代化の影響を受けて石炭で走る機関車の製造は閉ざされ、ついに完成することはありませんでした。 大もとになったC58型蒸気機関車と、軸配置も大きさもバランスも、よく似ていますね〜。 ボイラー煙室の上、ヘッドライトと煙突の間に横向きに取り付けられた給水温め器のケーシングもそのままそっくりだ。 でもドームの形が前後とも切り立っていて、後部が流線型に滑らかに成形されていたC58とは設計思想の差が感じられますね。 何となくC55のドームを彷彿とさせるなぁ・・・
うーん、エネルギー近代化への流れがあと10年遅ければ、このC63が8620やC50に変わって、両毛線や水戸線といった亜幹線の牽引機を務めていたことでしょうね〜。 見てみたかったなぁ〜。 |