こんにちは。
先日末っ子坊主と葛生の山に「日鉄鉱業」の専用線跡を辿って葛生の仙波の山の中へ登っていきました。
ここ、終点の羽鶴事業所の蔵の中には、往年の明治の蒸気機関車1080が保存されていたとの事です。
平成3年専用線の廃止に伴い、もうそこから出ることも無くなってしまった蒸気機関車でしたが、関係者の努力で大切に油曳きされひっそりと保管保存されておりました。
しかし関係者の努力が実り、10年前に京都鉄道博物館の梅小路蒸気機関車館に移され、現在は磨き上げられたその矍鑠たる姿を観ることが出来るようになりました。本当に良かったですねぇ。
(画像は京都鉄道博物館公式HPより)
イギリス製で、もともとテンダー(炭水車付き)型の機関車だったのを、バック運転や小回りが効くようタンク型に改造を受けた機関車です。ですので、ボイラーの左右には大きな矩形の水タンクが貼りつき、運転席の後ろにはコールバンカ―(石炭庫)が取り付けられています。
活躍していた頃の画像は「鉄道ホビダス」のWebに詳しく載っています。
http://rail.hobidas.com/blog/natori09/archives/2006/05/1080.html既に失われてしまった鉄路の奥から、日本の保存蒸気の集大成施設に移されたなんてすばらしい事ですね。
明治から平成にかけて日本の近代化のために石灰石貨物を牽き、葛生のヤマを駆け抜けた産業遺産であり、非常に重要なものであると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=PYomRSoTCpg羽鶴の関係者の心意気に感謝したい気持ちです。