狸は実家に行く時は高速道路を使います。 そして狸の車にはETCカードを装着してあります。 長いこと現金派であった狸ですがETCを使い始めたら滑らかに出入りが出来ることに感動しています。
さて、そんな狸が実家からの帰り道で高速道路に入る時のことでした。 ETCの入口の中でも複数の中でいつも狸が無意識に進んでいる入り口があるのですが今回に限ってそこが“調整中”になっていました。 予め確認しておくべきであったのですが気を抜いていた狸は入る段階になって慌ててしまいました。 けれどすぐにウィンカーを出し、近くのETC入口を目指すことにしたのですが間に“一般入口”があります。 後続車が明らかに譲ってくれていたのですが狸は一瞬、戸惑ってしまいました。 それでも一呼吸置いて入れてもらいました。 自分が譲る立場だと“さっさと入ってよ(通ってよ)”と思うのですが自分が譲られる立場となると戸惑ってしまいます。 そんな狸は“予想外”と“予定外”に臨機応変に対応するのが苦手です。
そして次に高速道路を出る時になりました。 “一般出口“・“一般/ETC”・“ETC”の三種類の出口がありました。 その時に迷わず“ETC”専用の出口に行けば良かったのですが、なぜか狸は引き寄せられるように“一般/ETC”の方に行ってしまいました。 しかも前の車が料金支払中なのに!! 結局、他の車が次々とETC出口をスイスイ通り抜けていく間に狸は前車の料金支払いをじっと待ち続けていました。
なぜ、一般出口にがある側に(それも支払い手続き中の車が停車しているところに)引き寄せられてしまったのだろう・・・?
どうも狸は“一般”という単語に引き寄せられるところがあります。 そういう、ちょっとしたこだわりというか癖に気を付けていかなくてはと反省しました。 |