先日、狸は実家の母の病院に付き添いました。 今回は総合病院の眼科です。 診療の後、看護師さんから会計に必要な書類のファイルを渡され、狸は会計窓口の所定の箱にそのファイルを入れました。 その直後に母が 「トイレに行きたい」 と言いました。 その病院にはトイレは一カ所しかなく、しかも会計窓口から少し離れた場所にあります。 そして今の母を一人でトイレに行かせるのは不安な状態です。 狸は会計の呼び出しが不安でありつつも、とりあえず母について行きました。 女性トイレは数人の行列があり、少し待ちました。 やっと母が済み、会計窓口に戻ると会計待ちの患者さんが減っており、なおかつ、呼ばれる患者番号も全く繋がりのない数字になっていました。
多分、トイレに行っていた間に呼ばれたな・・・
会計担当の若い女性職員さんに確認しようと思ったのですが、1秒を惜しむように高速で書類を捌いています。 狸は声を掛けるのをためらいました。 そしてしばらく経った後、こちらの番号が呼ばれ、窓口に向かうと女性職員さんが笑顔を作って 「先ほど、お呼びしたんですけどね」 と言いました。 狸はお詫びの言葉を言って精算を済ませました。
一瞬、母に対して“全くもう!!変なタイミングでトイレなんて言い出さないでよ!!”と思ってしまった狸です。 でも、考えてみれば、会計書類を出す前に母にトイレの声かけをすれば良かったのです。 ちなみにトイレは眼科の目の前にありました。
次回からは気を付けようと思います。
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