今、整形外科と接骨院に通っていますが、狸の右腕は朝と夜に痛みます。 特に朝は起きていられないほど痛い時があります。 そんな時に朝8時半ちょうどに実家の母から電話がありました。 開口一番に 「腕の調子はどう?」 に始まり 「私の知っている人の話だと1年とか長い人だと10年も痛いのが続いたらしいのよ〜。そんな風に長引いたら困るのよ!!」 と機関銃のようにまくしたてられました。
困るって何が・・・? 痛いのは私なんだけど・・・。
と思いつつ、狸はとりあえず 「大丈夫よ。6月5日の法事には必ず行くから」 と答えました。 母はこの口調がカチンと来たらしく 「何だかうるさそうね。わかったわ。切るから」 と言いました。 狸はそれに返事をせずに先に電話を切りました。
結婚当初から数年前までは、母からかかってくる電話は夫である父に対する愚痴でした。 確かに父は性格的にかなり問題がある人だったので、母の苦労は良くわかりました。 出来の悪い娘であり、母に苦労をかけてきた狸はそのたびに2時間ぐらいずっと母の愚痴を聞いていました。 「お父さんに振り回されて私の人生は何だったの」 「あんたは良いわね!!旦那さんが優しくて!!」 と言われても、狸はふんふんと聞き流すだけでした。 それが、父が他界した途端に今度は 「お父さんなしには生きていけない!!」 「お父さんがいなくなった途端に子供たちの態度が変わった」 「お父さんがいればこんなことにならなかったのに」 に変わりました。 そして、愚痴の対象が父から今度は独身の息子(主に母と同居している兄)になりました。 「長男が結婚しないから弟も結婚しないのよ!!」 「息子たちのことを考えると何も手につかないのよ」 「結婚したのは娘のあんた一人で、しかも遠くに行ってしまって、私の老後はどうなるの!!」 とまあ、狸には返事のしようのない言葉が次々と出てきます。 最近では、母からの着信とわかるたびにぞっとするようになってしまいました。
そんな時に四月の終わりに母から 「五月の連休にあんたのところに行くからね。そのつもりでいてね」 と言われました。 東京から館林に来る以上は日帰りというわけにいかないわよねえ・・・と考えている時に、ちょうど腕が痛くなりました。 母から電話があった時、腕のことを伝えると 「じゃあ、私が行くどころじゃないわね!!」 と言われました。 腕が痛いのはつらいけれど、少しホッとしている親不幸な娘です。 そしてその二日後ぐらいの模様が冒頭の通りです。 |