さて、少し話が戻って、先日、熊と狸で旅行に行った時のことです。 二日目は新宿から江の島に向かいました。 まず、小田急線で新宿駅から藤沢駅まで行きました。 始発からで、座れて極楽極楽♪と熊と狸はホッとしていました。
ところがです・・・(ーー;) 数駅経過した辺りから、狸はトイレに行きたくなってきました。 しかし、途中で下車するとまた次の電車を待たなくてはなりません。 せっかく座れたし、勿体ないわ〜という思いで、狸は終点の藤沢駅まで我慢することにしました。 電車に乗る前にトイレには行っておいたのですが、狸はそれでもトイレが近い方なのです。
あと3駅、あと2駅・・・狸は停車駅を数えながら待ちました。 その一方で、一瞬、悪い予感も頭を横切りました。 自分がトイレに行きたいということは、他の人だって同じという可能性が強いのです。 トイレが長蛇の列だったらどうしよう!!とそこまで考えました。
やっと藤沢駅に着き、狸は熊を置いてダッシュしました。 トイレは下りた車両と反対方向の端っこでした。 途中に男女別の多目的トイレの存在を確認し(ここは既に使用中)、狸はその先へと走りました。 女性用トイレは個室が5個でしたが全部使用中であり、さらに3人の先客が待っていました。
狸はこのまま待つ時間と、多目的トイレに戻る時間とどちらが早いか一瞬で計算し、賭けの思いで多目的トイレの前に戻りました。 ちょうど、前の人が出てきたところで、狸はそこへ滑り込みました。 「閉」ボタンを押して扉が閉まるのを待ち・・・という時、後から若い女性が狸がいる個室に飛び込みかけました。 狸は一瞬、頭が真っ白になりました。 一瞬、狸と顔があったその女性は、ハッと我に帰り 「すみません!!」 と叫び、狸も同時に 「すみません!!」 と叫びました。 当たり前ですが、多目的トイレの個室は広いです。 一瞬、 “私、すぐに終わりますから一緒にどうぞ” と言いそうになり、次の瞬間に狸は我に帰ったのです。 その女性も切羽詰まって駆けてきた、その状況がとてもわかりました。 急いで済ませ、狸がその女性を呼びに行こうとすると、女性トイレでは既に行列が長くなっていました。 前もってトイレに行っていても、それでも突然やってくるものです。 それ以後は、行く先々でこまめにトイレに寄っていくことにしました。
余談ですが、時々、外に向かって開くタイプの扉だと、空室になっていることに気がつかれないことがあります。 出入りがずっとない扉がある時は気をつけた方が良いです(施錠された状態で扉が閉まっている時もあります) そういう時は、自分の番が来た時、狸は、疑わしい個室のドアをノックして次の人に 「ここ空いていますよ〜!!」 と教えてから使うことにしています。 これをすると本気で感謝されます。 |