先日、去年NHKで放送されたという「セカンドバージン」が二日連続で一気に10話再放送されました。
狸は初めて観ました。
長谷川博己演じるネット証券の社長と鈴木京香演じる辣腕出版プロデューサーの不倫ドラマです。
長谷川博己の妻は深田恭子が演じています。
深田恭子が演じる妻は専業主婦で、引越しの準備など“ちょっと面倒くさいこと”は何でも夫に頼るという妻です。
夫はそんな妻を重く感じています。
そんな矢先に自立した女性と出会い、恋に陥り、妻に離婚を申し入れます。
この夫婦に子供はいません。
子供を欲しがる妻に対し、夫は乗り気ではありません。
そんな状況の中で、深田恭子のセリフがとても印象に残りました。
「私みたいな人間は、子供ぐらい産まなかったら生きている意味がない」
うろ覚えですが、そんな意味の言葉です。
実は、狸が子供を欲しがっていた理由もそんなところがありました。
結婚当初は、夫の親戚に囲まれた家に暮らしいていて、夫だけが頼りで、そんな中で夫の血が繋がった子供を産まなかったら自分の存在を認めてもらえないのではないか?と思っていました。
また、小さい子がいる友達が
「子供がいると何もできなくて〜!!」
という言葉が、裏を返せば
“子供がいれば何もしなくても良い”
に聞こえたりしました。
子猫だったミラを連れて公園に行くと、見知らぬ人から
「へえ、猫が逃げないんだね。育て方がうまいんだね」
と声をかけられ、内心
“私って、他の何をするよりも育て方がうまいのにねえ。何で子供ができないのかしら”
と思った時期もありました。
でも、今は、資格取得の勉強という、自分なりの目的ができて、自分なりに生き甲斐を感じています。受験勉強とはいえ、やりがいを感じられるものを初めてみつけて、自分のことを好きになることができました。
この『セカンドバージン』に登場する妻も、最後はペットフードの会社を自ら興すようになります。
チャンネルが違いますが、少し前までやはり深田恭子が主演するドラマで『専業主婦探偵』がありました。
こちらも藤木直人さん演じるエリート夫が、上司である年上のキャリアウーマンと浮気します。
こちらは石田ゆり子さんで、鈴木京香さんよりはちょっと優しい雰囲気でしょうか。
『セカンドバージン』では、長谷川博己さん演じるエリート夫は(実は馬鹿にしていた?)妻に陥れられ、命を失います。
一方、『専業主婦探偵』の藤木直人さん演じるエリート夫が妻の存在を有難いものだと感じる所で最終回を迎え、ホッとしました。
確かに、『専業主婦探偵』の妻は、抜けてはいるけれど家事は完璧でした。
だいぶ、『セカンドバージン』の時の設定を直したのでしょうか?
一見、抜けているけれど、要所要所を押さえて、いざという時は夫を支えたり引っ張ったりできる妻を目指す狸ですが、これが一番難しいところです。