生き物を飼うのには勇気が要ります。
物と違って“要らなくなったから”と言って捨てるわけにはいきません。
離婚しようと思って結婚する夫婦がまずいないように、手放そうと思って動物を飼う人はそうそうはいないと思います。
ミラを飼う時は、狸は1カ月間、館林ランドに通って考えました。
“狸の気持ちはわかるが、あの暴れん坊のミラだけは飼えん!”という熊に対する説得も兼ねていました。
ステラの時は、ペットショップの店員さんの
「生き物ですからね。慎重に考えますよね」
の言葉がとても印象に残り、1週間の商談中期間を経て決意がつきました。
動物愛護協会のブログの紹介文で
「大切に飼われていましたが、飼い主さんの都合で飼い続けることができなくなりました」
という文章を読むたびに、飼い主さんの本当は手放したくない思いが伝わります。
我家も、ミラとステラを飼う時は、勿論、一生を見送るつもりで飼い始めました。
その思いは今も同じです。
でも、人生には予測が全くできないことが起こり得ます。
その時に、ミラとステラと一緒にいることが難しくなった時、狸としては
「愛猫たちが生きること」
を最優先にして手段を選ぶと思います。
でも、誰かが飼い続けられなくなった動物が、別の誰かにとってはかけがえのない存在になることがあります。
ミラに会いに館林ランドに通っていた頃、まだ里親募集中のミラを見て、毎週
「あんた、まだ貰われていなかったのねえ!!良かった〜!!」
などと、言っていた記憶があります。
今思うと、一刻も早く新しいお家を決めたいボランティアさんの前で失礼この上内ない発言でした。
ちなみにミラ以外の猫は順調に新しいお家が決まっていったようです。
これも運命の出会いだったのでしょうか。
毎日、狸が少しでも進展がありますように!と祈って見ているのが
この記事です。
動物愛護協会のブログで、保健所から殺処分寸前のところで引き取られた犬が、写真が紹介された途端に問い合わせが入り、譲渡開始と同時に全員引き取られたお知らせを良く見ます。
この子たちにも運命の出会いがあることを祈っています。