今日の午後、狸が掃除機をかけていた時のことです。 ミラが甘えん坊になって飛びついてきました。 そして抱っこをせがまれるままにしていると、狸の肩の上によじ登り、その勢いでクローゼットの上段に飛び上がりました。 ふと上を見ると、天井のベニヤ板が外れかけています。 風が強い日に換気口かどこからかの風では動いたのでしょうか。 ミラは、その外れかけた空間をみつけるとさっと飛び込み、天井裏の中へと消えていきました。
私だけの秘密の空間ニャン!! 探検、探検、楽しいな!!
しかし、中は真っ暗です。 狸はひたすら 「ミラ〜!戻ってらっしゃい!!」 と叫び続けました。 狸の足元ではステラが深刻な顔でこちらをじっとみつめています。
お姉ちゃんがただ事ではないニャン・・・
ミラにしても真っ暗な天井裏の中は怖いはずです。 微かに ニャオーン・・・ という返事が聞こえてきました。
ミラは天井裏で迷子になっているに違いないわ!!
狸は、すぐにサーチライトを持ってきて、天井裏の空間を照らしました。 すると間もなくパタパタパタ・・・・と足音が聞こえてきました。 そして、板の隙間から真っ黒に汚れた顔のミラがちょこんと顔を出しました。 そこで狸はミラの前足をつかんで引っ張り出しました。 そしてすぐに天井を板でふさぎました。
「まったく、あんたって猫は!!少し、そこで頭を冷やしていなさい。ステラも心配してたのよ!!」 と狸は声をかけ、そのまま放置しておくことにしました。 するとです。 狸が部屋を出た後にドスンという音が聞こえました。
また、何かあったの・・・!? せっかく、ミラが出てきたのに。
狸が走って戻ると、なんと、今度はステラがクローゼットの上段に飛び乗っていました。 ジャンプは苦手なステラですが、狸がうっかり置きっぱなしにした脚立を使ったようです。
お姉ちゃんだけ探検してずるいニャン! 私だって、楽しいことしたいニャン!!
ステラ・・・・(-_-;) 黒色猫のあんたが迷子になったら最後、暗闇の中ではみつけられないわよ。
狸はまずステラを下ろして、次に抵抗するミラを引きずって下ろしたのでした。 写真は天井裏から無事に戻ってきてほっと一息中のミラと、負けずにクローゼットの上段に上がったステラです。 |