ゆるゆると。
 
2010/08/14 0:12:05|音楽
飲みすぎたのは

私のせいです。
ということで行ってまいりましたビール講習会違います音楽の夏期講習会です。

今回、ベルギーはブルージュという美しい町で優雅に室内楽の勉強にいそしんだわけなのですが、何が驚いたってベルギービールですよ!
私も若い頃はチェコのわんこビール(一杯飲み終わったら無言で新しいジョッキが置かれる)やミュンヘン・オクトーバーフェストの1リットルビールなど色々ヤンチャしたものでしたが、ベルギービールを甘く見ていたといいますか。

あ、勿論ピアノも頑張りましたよ!

室内楽の先生はとてもユニーク(控えめ表現)で、初日のミーティングでは生徒たちに向かって
「ここは古都ブルージュ!部屋に篭って練習ばっかりしていないで、たまにはクラスメイトと町並みを散策したり、馬車に乗ったり、ボートに乗ったり楽しみなさい。勿論ベルギービールもね♪」
と云っていたのですが、私たちが余りにも毎日仲良くビールを飲んでいたため(控えめ表現)最終日には

「あんたたちは音楽の講習会に来たんでしょおおお
ビールの講習会に来たんじゃないわよおおおお!!!」


と雷が落ちたのも良い思い出です。

あ、勿論ピアノも頑張りましたよ!(2回目)

講習会場も練習室も宿舎も食事処も全て同じ建物だったので、毎日カンヅメになって練習・・・しているのと疲れるのでたまに抜け出してカフェに・・・行ってビール飲んだり。

だ、だってコーヒー(2,2ユーロ)よりもビール(2ユーロ)の方が安いんだもん!

あ、勿論ピアノも頑張りましたよ!(3回目)

練習中は休憩もロクに取らず、おかげで水の消費量が1週間でミネラルウォーター1リットル×3本で済んで、まあビールは1日1リットルは飲んでいまし、た、が!


あ、あれえ〜?




いや、ホントに頑張ったんですよ・・・?


因みにフランス語はものすご〜く怪しくなっていました。
多分赤ちゃんのようなフランス語を喋っていたような気がします。はずかしい。

でも今回色々な国の生徒が参加していたので、「乾杯」だけはSaluteもProstもChukbaeも干杯もCheersも云えるようになりましたよ!一生知らずにいても全く困らない知識ですが。


A votre sante!







2010/07/20 2:41:27|音楽
欲望という名の自転車
ドイツに留学していた友人(ヴァイオリン)のリサイタルの伴奏をさせていただくことになり、彼女が留学時の先生の講習会に参加するというので私も伴奏で参加、ついでに室内楽でも受講しようかなと画策しているのですが、

「師匠はアントワーヌ・グラー先生といって、ベルギーのブルージュという町で講習会をおこなうんですよ」

へえ〜。ブルージュは6年ほど前遊びに行ったわねそのときカシス味のビールとか飲んだなあベルギーはビールが美味しいし楽しそうそれはともかくあなたの先生ってフランス人のような名前ですね・・・って



うちの学校(ヴェルサイユ地方国立音楽院)の先生でした。
(現在は退官されているそうですが)



凄い偶然というか彼女はベルリンに住んでいたわけで、グラー先生はパリに住んでいるわけで、事情を訊いたら2週間に1回くらいベルリンからパリに通っていたらしい。



そ の 距 離 お か し い 。
(パリ〜ベルリンで約900キロ弱あります)


人のこと言えませんが、なんとなく大陸在住経験者って、距離感に関しておおらかというか、大雑把な感じがします。



因みに講習会の室内楽の先生はグラー先生の奥様で、私のヴァルサイユ時代のピアノの師匠ともお知り合いということが発覚。
世間は狭いというか、なんだろうこのご近所感覚。
私たち、ユーラシア大陸の端っことはみ出したところにいるんですよね・・・?


そして今回はベトナム航空利用。
行きは7月22日成田発、ハノイを経由して23日パリ着、
帰りは8月4日フランクフルト発、ホーチミンを経由して6日成田着。
ハイシーズンにヨーロッパ往復57000円というお値打ち価格にてご奉仕中でした。
まあホーチミンで17時間待ちという極悪スケジュールなんですが。
余りの安さ(と不便さ)に不安にならないでもないですが、特にブルージュからフランクフルトは遠いので、ミュンヘンの在住の友人(ドイツ人とイギリス人夫婦)に連絡したら、「じゃあうちに泊まればいいじゃない!」との有難いお言葉を頂きました。
皆さん優しい・・・ホロリ

ただしブルージュからミュンヘンまで特急で10時間くらいかかるらしい・・・ブルージュからミュンヘン経由でフランクフルトに行くとこんな感じになります。


不 自 然 。


これだから大陸在住者って奴ァ距離感がおおらかというか以下略。


それと、実は今フランスでツール・ド・フランス(自転車ロードレース)をやっておりまして、旅行の準備もせんと毎日寝不足で見ているのですが、
「講習会は25日からだけどパリには23日に到着しているから、もしかしてうまく日程が合えばシャンゼリゼゴールをナマで見られるかも!」
と天啓がひらめきまして、調べてみたら


ツール・ド・フランス 最終日  7月25日(パリ)


なんだってー


なにこのピンポイントな外しっぷり。
あと一日ずれていたらシャンゼリゼパレードまで見られたのに!!!
まったく日程が合わないというわけではないのが悔しさもひとしおです。
一瞬、

「講習会に間に合うように早めにパリに着たけどベルギー入りを遅らせてシャンゼリゼゴールを・・・」

などという悪魔のささやきが聞こえたのですが、アナタそれ本末転倒。










2010/07/17 14:18:52|GSEプログラム
GSEプログラム12:5月5日

午前中はメンバー個々の職業研修。
私は新しいホストファミリーになるヘザー(去年のGSEメンバー)と一緒に、学校関係の視察をしました。ヘザーは音楽療法士としてチルドレントリートメントセンターで障害のある子どものトレーニングをしています。 障害はフィジカルなものから精神的なものまで、スタッフも色々な分野に渡っています。1回40分のレッスンで、リトミック中心になるのでしょうか。なかなかよいプログラムで、小さな子供にも応用できるのではないかと思いました。
続いて小学校を訪問。カソリックの私立校と、彼女の息子たちもいる公立校。長男のカーター君がクラスの生徒の前で「みんなに紹介します!」と頑張ってくれたのはよいのですが、「彼女は日本の東京から来ました!!」といきなり間違えられてしまいました。


午後は、夜のプレゼンに向けてコークスさんという北條君のホストファミリーのお宅(自宅内にプールとジムがあるだだっぴろい豪邸。トイレに行くのに迷ってしまうほど広い家です。)で今夜のプレゼンの予習・・・をする筈が、疲れて一人さぼってウトウトしていたらホストマザーがベッドを貸してくれました。いや、おばちゃんもう体力がなくてね・・・
考えてみれば、相子さんと石川さんは若いし北條君は男の人だし、メンバー内で私が一番へなちょこなのかもしれません。
 あ、西田先生は別格で。先生、一生ついていきます・・・!


夜はプレゼン。主催者側から「ロングバージョンのプレゼンを」云われたので急遽変更。「長いですけどいいのですか!?」(40分くらいかかる)と思わず聞き返してしまいました。
プレゼンには200人近く集まって、なんだか地区大会よりも豪華だったような。ホストファミリーのエレーヌさんとロンさん夫婦も来てくれて嬉しかったです。









2010/07/17 13:10:53|GSEプログラム
GSEプログラム11:5月4日

なぜかバトルロワイアルの夢を見ました。

先週は牢獄、昨日はアンクルトムの小屋に行ったせいでしょうか。単純っちゃ単純です。ホストファミリーには「プリズンブレークみたいな夢を見ちゃった〜」と云いましたが、あなたプリズンブレーク見てないんじゃ・・・いいかげーん
因みにコレ系の小説ではスティーヴン・キングの死のロングウォークが秀逸。ただしこちらは映像化は難しそう。


午前中はUniversity of Guelphという地元の大学の農学部と獣医学部を見学。大学の試験牧場みたいなところで、これでもかというくらい牛を見ました。全て乳牛だったのですが、乳がでなくなったらやっぱり肉にするのですね。肉が固くてステーキにはできないのでミンチにしてマックに売るとのことでしたが、乳牛は決して肉牛にはしないと思っていたのでちょっと意外でした。


午後は種工場と乗馬の宿舎を見学。
大豆などは日本にも輸出しているらしく、「遺伝子組み替えを行っていません」と日本語で書かれた巨大な種袋をおみやげにもらいました。


夕方は西田先生のステイ先のコールさんのお宅でピアノと歌のミニコンサート。
「さくら幻想曲」の説明で「この曲はもともと琴という楽器の為に作曲されました、琴というのは日本の古い楽器で、ハープのような、巨大な箸のような楽器です。ご想像下さい」と説明したのですが、嘘をつくのも大概にした方がいいです。

夜は、地元の奥様たちが高校に集まり教室の一角を使ってお料理講習会というかファッションショーというかテーブルコーディネートと講習会というか、まあそんな感じのイベントにホストマザーと行きました。
なんだろう・・・市民カルチャー講座みたいな感じでしょうか。
ファッションショーでは服にタグがついており出品店の宣伝も兼ねている感じで、全体的にゆる〜い雰囲気でした。


ところで。
滞在中の洗濯は数日に一度ホストマザーに頼んでいまして、簡単にできるよういつも洗濯ネットに入れて渡しているのですね。(こっちは乾燥機もたいてい常備しています)
今回もお願いしたら、洗濯後、わざわざ洗濯ネットから服を取り出して、シャツはプレスして、パンツは畳んでまた洗濯ネットに入れ直してもらっていて恐縮しました。

洗濯ネットに下着とかぐちゃぐちゃに入れていたのに・・・



  







2010/07/17 11:56:53|音楽
フェリスの丘で〜f・アンサンブルコンサート

6月27日、一芸館(宇都宮市)にて演奏会をおこないました。
フェリス女学院大学の同窓生による歌とヴァイオリンとピアノのコンサートだったのですが、なんというか、

母 校 愛 。


うちの大学は、少人数というか学科が少ないというか栃木県内からの進学者が少ないというか音大としても小規模というかそのくせ他の学部(文学部等)もあるので全体的にモヤっとしているというか素直にマイナーっていいましょうねまあそんな感じなのですが、そんな感じだからこそふつふつ湧き上がる大学への愛。

「あれ・・・フェリスって音楽学部あったっけ?」

と音楽仲間からも訊かれてしまうちょい不遇感がますます愛校心に火をつけろ!みたいな気持ちになります。


すみません私、ワールドカップになると即席ナショナリストになるタイプです・・・