ゆるゆると。
 
2010/06/06 0:55:55|GSEプログラム
GSEプログラム06:4月29日

 初プレゼン。
プレゼンは、各ロータリークラブで数回行われました。
今回のクラブはミーティングを朝に行っているらしく、朝7時半集合。朝飯会というのでしょうか。プレゼン自体は、機械トラブルに見舞われたのですが、なんとか終了。
キャリーさんのお父様もロータリアン(クラブは違いますが)で、ミーティングに参加してくれました。皆さん朝から元気です・・・

午前中はCapitol of Michigan(ミシガン州議事堂と訳すのかしら。capitalではありません)へ。
建物は典型的な議事堂風でした。柱の材質が大理石と思わせて実際は木製にペンキで塗ったものだったのでがっかりしていたら、ミシガンパインというミシガン特産の木が使われているとのこと。ケチったわけじゃないのねと納得。
アメリカは上院と下院制になっていまして、さらに共和党と民主党に分かれています。
中はフラッシュ禁止だったのですが、案内してくれた下院の議員さんの威光でばっしゃばっしゃ撮らせてくれました。

 午後はミシガン州立大学(Michigan State University。ミシガン大学University of Michiganとは別)へ。ここは農業に力を入れている学校だそうです。
とても広くて、大学内で行われているプログラムや設備など、流石大きな大学は違うなあと超小規模校出身の人間は思ってしまいました。いや、決してひがんでいるわけでは。
食品科学科で作られたアイスクリームが売店で売られていて、視察のお土産(?)に無料チケットを頂いたので食べてみたのですが量がハンパなく多かったです。
ホストファミリーと夕食をとったときもまだおなかがいっぱいで
「さっき大学でアイスクリームを大量に食べて苦しいです」
と話をしたら、旦那さんに
「いいなあ。僕アイスとピザを愛していてね」
と大層羨ましがられました。

く、アメリカ人め・・・







2010/06/03 23:30:47|GSEプログラム
GSEプログラム05:4月28日

 裁判所と、そこに併設されている刑務所(ジェイル)を視察しました。
視察には毎日、現地のロータリアンが一緒に案内してくれるのですが、今回の引率は弁護士と警察官という最強の布陣でした。

 豆知識・ジェイルとプリズンの違いについて。
地域によって違いがあるらしいのですが、ジェイルは基本的に軽犯罪、プリズンは重犯罪(懲役1年以上)の囚人が収容されるらしいです。

はじめは裁判所。「ロータリーの視察」ということで裁判を陪審員席という特等席?で傍聴させてもらえました。
囚人服(ストライプのやつ)を着て手錠を掛けられた若い女の子(多分十代)が部屋に入ってきて、麻薬所持、使用、そして保護観察時に連絡を怠った?と罪状が読み上げられました。判決が下ると弁護士の傍で泣き出してしまって、なんというか、見ていて本当に暗鬱な気分になってしまいました。
少なくとも彼女は物見遊山のような外国人に陪審員席で見学されたくなかっただろうなと。
 微妙にブルーになったままジェイルへ行ったのですが、


気分はブルーからブラックへ直行。


「人間を撮らなければ牢屋の写真とか撮ってもいいよー」

という親切(?)な申し出があり、ばしゃばしゃ撮ったわけですが、


牢越しに服役囚がいるわけですよ。


ガラスの向こう側でわけのわからない観光客(そう見えたに違いない)に好奇心で牢屋の中を覗かれているのってどういう気持ちなんだろうと思うと、なんとも・・・写真は撮りましたが。すみません。



 夜はホストファミリーとゆっくり過ごしました。
「裁判所とジェイルに行ったらすげえナーバスになった」
といったら慰めてくれました。
やはり麻薬は日本より問題視されているようですね。

今夜はキャリーさんのご両親も泊まりに来ていて、
「ボートに乗りたい」
といったら乗せてくれて、なんと運転までさせてもらいました。
(あらいさんは遠慮という言葉を覚えた方がいいです)










2010/06/01 20:51:09|GSEプログラム
GSEプログラム04:4月27日

本格的にGSE活動が始まりました。

今日視察したのは
@フードバンク
(倉庫に食物をストックしていてホームレス、失業者、その他筆負う名人に供給する施設)
ALACASA
(DV被害を受けた女性や子供たちの為のカウンセリングやシェルターがある施設)
BMichigan Works
(職業安定所と訓練所が一つになったような施設)
CSkills Corporation
(ミシガンワークスと似ているけど対象や規模が違う感じ)
でした。

特にLACASAは今日本でも問題になっているのでとても興味深かったです。しかしミシガンワークスとスキルコーポレーションは工学系の専門用語も多くてなかなか難しかったです。文系には無縁の世界だったもので。
いえ、昼に飲んだワインのせいで英語理解力が落ちたとは思いたくないのですが・・・


夜はホストマザーのキャリーさんと一緒にパーティへ。
近所の奥様が15人ほど集まってお喋りとゲームに興じる夜でした。こういうパーティは月に1回くらい行われているそうです。
ちなみに旦那さんは留守番。夕食は冷凍ピザでした。
なんといいますか、貧相な表現で申し訳ないのですが、セレブの奥様〜みたいな方々ばかりでした。
つーか皆様ナチュラルに賭ダイスをしていて私賞金までもらっちゃいましたよ・・・


 夜中に問題勃発。
部屋のトイレがいきなり詰まってしまいアラアラ。
ホストファミリーに助けを呼ぼうにも彼らは3階で就寝中、私は1階の奥の部屋(バカみたいに広い家でした)で奇禍に遭ってしまい、思わず
「くらーし、あんっぜんっ、くらーしあんっ」
のフレーズが頭をかけ巡ったのですが、焦りながらも洗面台の下にトイレのスッポン(正式名称不詳)を見つけまして、じゃぶじゃぶやったら無事水が流れ事なきを得ました。
ありがとうトイレのスッポン(正式名称以下略)!君には横浜でもパリでも散々お世話になっていました。←古いアパートに住んでいたので水まわりが悪い

つーかトイレのスッポンの形状って全世界共通なのですね・・・


(追記)
トイレのスッポンについて調べてみた。

英語ではプランジャー(Plunger)というらしいです。
コレでどこで詰まらせてもオーケイですネ。










2010/06/01 0:45:49|GSEプログラム
GSEプログラム03:4月26日

 今日は午後5時までフリーということで、午前中は町を探索。歩道がない!横断歩道もない!と歩行者をビタイチ考えていない道路だったので、歩くのが大変でした。

スーパーやデパートに寄り、大体の物価を把握。
かわいい子供服があったので生徒へのお土産に買っていこうかと思ったらMade in Chinaばかりだったので、諦めました。
なんとなくアメリカで中国製を買うのは負けな気がします・・・

ホテルの近くにきれいな湖があり、湖畔を散歩しようとしたらすべて私有地(プライベートレイク?)でして、立ち入り出来ませんでした。残念。


 午後はロータリーのウェルカムパーティがあり、ホストファミリーと初顔合わせでした。
キャリーさんとロブさんとブレイク君12歳。お姉さん18歳は大学生で独り暮らしをしており、今回は会えませんでした。
キャリーさんがロータリアン。すっきりとした美人さんです。
「午前中に湖行こうとしたら私有地で入れなかったのですよ〜」と云ったら
「あら、じゃあうちの目の前が湖だから案内するわ」・・・って

プライベートレイクがあるんかーい!

しかも自家用船とかあるし!
部屋ごとにバストイレ完備だし!
ラブラドール2匹が家の中にいるし!
なんだかいきなりカルチャーショックです。

3日間ホストファミリーの家にお世話になるのですが、うーん、英語力は落ちた気がします・・・というかもともと英語力というスキルはないので苦労しました。

今回、アメリカ・カナダ地区のロータリアン向けにGSEメンバー全員の自己紹介が渡っており、ロクにできないくせに趣味の欄に「茶道」とか書いていたら(そのときの自分のバカバカッ)
「tea ceremonyって何?」
と突っ込まれ、思わず答えたのが

「スピリット オブ ゼン」

・・・お茶の先生に激怒されそうな答えです。

そのほか、
「結婚していないの?」
「していません」
「ボーイフレンドは」
「いません。いや〜今年中に結婚したいと思っているのですがなかなか機会がなくってぇ」
「ピアノの生徒とかでいないの?」
「ちびっこばっかりですよ」
「趣味の幅を広げるとか。新たな出会いがあるかもよ」
「はあ。あんまり趣味ってないんですよね」

ホストファミリーに人生相談してどうする。










2010/05/31 16:46:13|GSEプログラム
GSEプログラム02:4月25日

 祝・北米初上陸!ということで、右も左もわからないままデトロイト空港に着いてしまいました。
成田までお送りくださったGSEの委員会の方々には本当に感謝をいたします。こんなに祝福されて飛行機に乗ったのは生まれて初めてです・・・。いつだって独り。
そしてデトロイト空港でのお迎えは今回お世話になる6380地区のガバナー(一番偉い人)、ロータリアン、そしてなんとカナダから去年のGSEアメリカ・カナダチームのメンバーであるヘザーさんと息子のカーター君まで来てくれました!

今日は到着日ということでホテル泊。ダブルベッドのツインに一人ずつという何とも贅沢な初日でした。
夕食はホテル隣のレストランで。熟睡していた北條君を残し(ごめん!)最初の晩餐となりました。長旅の疲れもあって「ヘルシー志向のあなたに!600キロカロリー以下」というなまぬるーいメニューを頼んでいるメンバーをよそに、西田先生が一番健啖家でいらっしゃって(がっつり肉!)、流石外国慣れしている方は違うなと一同感服いたしました。

一日(というか半日)を終えた感想は、ホテルやレストランの方が皆さん親切というか愛想がいいなと。
ヨーロッパですと、お店の人からは、微笑み一つやるのも勿体ないとばかり仏頂面で応対されるのですが、なんだか新鮮でした。