館林 ふとんの富田屋

国産寝具、手作り布団、自社製手作りかいまきを商っています。日本製にこだわり、羽毛掛布団、マットレス、布団カバーは日本製の良品を仕入れ、綿布団とかいまきは自社職人が手作りで仕立てた製品を扱っています。
 
2019/07/30|店舗営業情報
先週分の預かり「わた」


先週預かった分の「打直し前のわた」です。

合計で110kg程度あります。
あたり前の事ですが、各預かり「わた」は
別々に「打直し」しております。


布団の側布地は裁断と縫製を済ませており、
「わた」が上がったら、順次手作りで仕立てを
行います。


お預かりから完成品の納品まで、
おおよそ3〜4週間です。

シングル敷布団(側寸法100p×200p)
価格はコミコミで9,800円(税込)です。







2019/07/28|店舗営業情報
高級布地を用いた羽毛掛布団リフォーム


本日のお客様はリピーターさんですが、
羽毛掛布団のリフォームは初めてという方です。


ずいぶん前に有名訪問販売で購入した羽毛布団らしく、
ここ数日の暑さもあり影干しして片付けようとしたら、
側布地に痛みがあったのでリフォームを考えたとの事でした。
(ダウンのフカフカ度合はまだ十分にありました)


当時で数十万円したという布団ですから、
高級サテン布地のリフォームを行うことになりました。


高級サテン布地(超長綿80〜100サテン)のリフォームは、
シングル44,800円(税込)、ダブル66,800円(税込)なので、
同等の商品を新品で購入するのに比べれば、相当に
リーズナブルな価格になると思います。




リフォーム「高級コース」
綿100%(100サテン)超長繊維綿布地
日清紡ロイヤルソフト抗菌防臭加工
国産布地、両面プリント、立体キルト仕立て
シングル(150×210p)44,800円(税込)
 ダブル(190×210p)66,800円(税込)

写真左側:ブラウン系色
写真右側:グリーン系色


 



「羽毛布団のリフォーム」

@お客様の羽毛布団から、中身の羽毛を取り出しオゾン水で洗浄します。
 (個別に洗浄するので他のお客様の羽毛とは混ざりません)

A羽毛を熱風乾燥させた後に、目減りした分を新品の羽毛で無料補充します。

一般的なリフォームでは、シングルサイズで200gの羽毛を無料補充しますが、
当店ではシングル300g(ダブル400g)の羽毛を無料で補充しており、
お預かりした時以上のボリュームを出すよう心がけています。


Bお選び頂いた柄の新品布団側に羽毛を充填して完成です。

※一枚一枚個別管理、納期は通常4週間程度です。



 








2019/07/26|店舗営業情報
ダウンケット19,900円(税込)です


当店で販売しているダウンケットはダウン90%の羽毛が0.3s充填され、
側布地も超長綿サテン布地を使用しており、吸湿性も肌触りも良好な品です。


通信販売や量販店ではあまり取り扱っていないと思いますので、
お探しの方は是非どうぞ。


通常小売価格は21,600円(税込)のところ、
感謝セール価格19,900円(税込)となっております。



 







2019/07/25|店舗営業情報
手作り敷布団12,900円(税込)です

お客様感謝セール実施中です。
画像は当店の定番「職人の手作り仕立て敷布団」です。


手作り敷布団(シングルサイズ)
側寸法:100cm×200cm
中わた:5.1kg入
品 質:側地 綿100%サテン地(日本製)
     中わた 綿60%ポリエステル40%
仕立て:自社製手作り仕立て
価 格:12,900円(税込)

色柄は色々あります。
品切れの場合は受注生産致します。


お手元に広告が無くてもブログを見たと言って頂ければOKです。


 







2019/07/22|ダムめぐり
小笠原諸島でダムめぐりG 「砂防ダム」考察



「大沢ダム」で参照した文献資料の水利表には、
母島の上水について「砂防ダム」が書かれていました。



「砂防ダム」は土石流を食い止めるのが第一目的で、
水利のためのダムとは言わないのが通例ですが、
表層水を得るのが困難な離島においては、
砂防ダムにたまった水も貴重という事だと思います。



ダム見学でお世話になった方に聞いたところ、
砂防ダムの水も水質検査をしているとの事で、
導水管で乳房ダムに送水されているとの事でした。



2019年5月3日撮影「乳房ダムの導水管」

画像右下から堤体を斜めに登っていくパイプが
導水管です。



 



乳房山に上った際に該当地域を探すと砂防ダムが見えます。


「大谷川砂防ダム」
2010年5月5日撮影



中央部分の凹みは人の身長よりあるとの事です

 



平成31年2月発行の東京都小笠原支庁資料を見ると、
水道施設の表(P226)に次のような記載がありました。

ダム貯水量
 父島
 時雨ダム:70,000立方メートル
 連珠ダム: 3,900立方メートル
 境浦ダム: 3,400立方メートル
 小曲ダム:16,400立方メートル


 母島
 乳房ダム:32,000立方メートル
 大谷ダム: 5,000立方メートル
 玉川ダム: 2,240立方メートル




黄色でチェックした大谷ダムおよび玉川ダムは、
母島の集落図で「大谷川砂防ダム」「玉川」
標記された辺り、貯水池形状をしている部分、
これらの砂防ダムと判断できます。


なお、農業用水の「玉川ダム」は左上方に
「玉川農業ダム」と標記されています。


母島集落地図






 


(参考文献)
土木史研究 第19号 1999年5月 審査付論文
「伊豆小笠原諸島における水利開発史と渇水調整に関する研究」