今、一番はまっているシステムにもレコードやカセットなど昔のアナログ音源をデジタルで取り込み音楽CDを作成できるようにシステムを組みました。
これを実現するには、アナログ音源をデジタルに変換するA/Dコンバータにパソコンが必要です。
A/Dコンバータには今はなきオンキョーのボックスを調達し、パソコンは古いソーテックのパソコンを使います。もともとハイレゾ音源の規格を作ったのはオンキョーですし、ソーテックのパソコンもオンキョーに販売が移ってからなので、奇遇でも良い組み合わせかもしれません。
レコードからプリメインアンプを通してA/D変換からパソコンに取り込み、編集します。レコードはA面B面を一気に取り込み、その後、波形(ウェーブ)編集で1曲1曲に分割し曲名を入力してCD-Rに焼きこみます。
アナログですので、取り込みに1時間のレコードは1時間かかります。でも、エンジニアになったような気分で、なかなかいい感じです。最近のソフトは優秀で、ピッチの上下や曲のスピードを速くしたり遅くしたりボタン一つで数秒で完了します。焼きこみも数分で1時間のCDが完了します。そこはデジタルの良いところですね。
CDはアナログより圧倒的にダイナミックレンジが広く、ワウフラッターもゼロ、ポップノイズもゼロです。便利になりましたねー。最近はサブスクでもっと便利になりましたが、やっぱり所有欲はサブスクでは達成できませんし、レコードやカセットのほうが潤いのある音に感じるのは気のせいとばかりは言えませんね。しばらくはアナログの頭で時間をかけながら操作する楽しみを一人味わいます。 |