愛車の旧車復活プロジェクトを日々日記形式でアップします。 また、趣味である楽器および演奏や音楽およびヴィンテージオーディオについて、綴ってまいります。
 
2024/12/09 18:23:49|オーディオ
オルトフォンで小椋 佳 を聴く〜久下塚青巒

50年ぶりにデンマークのカートリッジでMI型のVMS−20Eを引っ張り出して久々に聴いてみることにしました。

オルトフォンと言えばデンマーク(コペンハーゲン)にある老舗のメーカーでMC20やMC30といったMCカートリッジは長らく放送局のスタンダードとして使用されていた憧れのメーカーです。とにかく価格が半端ない、針交換だけで40万円以上します。

このVMS−20Eというカートリッジはオルトフォンのスタンダードで比較的パーソナルでも買えるカートリッジでした。しかしこのカートリッジ軽い!!針圧も1.0グラム指定です。組み合わせたシェルはこれまたマニアの間で垂涎のメーカーSAEC製です。こんなものを50年以上も仕舞ったままであったのは、もったいない限りですが、当時は扱いづらいカートリッジでしたので使わなくなったのかもしれません。

さて、久々にセットして小椋佳の「道草」というアルバムを聴いてみました。しかし何か歪の多い音になります。シェルも軽いのでトレースが追い付かないのかもしれません。そこで針圧を上げて1.8グラムにしてみると、いい感じに鳴ってくれます。当時はこの辺の感覚がまだなかったのかもしれません。高級機らしく、変な癖もなくきれいに響きます。さすがオルトフォン!

アルバムアートは当時、小椋佳と親交のあった「久下塚青巒」という画家の方が描いたものをジャケットアートに使っております。謎の多い画家ですが、栃木県の芳賀郡二宮町(当時)出身の画家です。栃木県には素晴らしい画家がいらっしゃったのですね。久下塚というのは久下田の塚田という意味らしいです。栃木県博物館に額装が展示されているようですが、機会があったら見てみたいものですね。このジャケットアートを見ながら聴く小椋佳もまた一興です。




     コメント一覧
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高中もいいですね
高中正義はCDやLDを多く持っています。一時、ヤマハのSG2000を欲しくてあこがれていましたが、買えなくて結局グレコのSGになりました。(サンタナの影響も)

あのサウンドにはあこがれて弾きたいと練習しましたが、結局サウンドを再現できず断念しました。また、聴いてみたいと思っています。

道草、本当に人生に浸みますね。あのレコードには高中正義と高橋ユキヒロも参加していますね。仰せのようにいろいろな寄り道がかえって思い出になっています。

いつもありがとうございます。

owapapa  (2024/12/10 15:12:54) [コメント削除]

フライング・キティ・バンド
当時、バンドギターをしていた、高中正義等も、聴かれていたのでしょうか?
レーベルを見ていて、ふと思い出しました。

しもつけびと  (2024/12/10 14:26:08) [コメント削除]

kitty Record
こんばんは。
オルトフォンで、道草。
すごいなー 
人生迷い迷って、色々な道草をしました。
歌詞の、
「浮かんでくるのは 不思議と道草
数々の寄り道 まわり道」 
じっくり聴きたくなりました。


しもつけびと  (2024/12/09 23:36:03) [コメント削除]

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