昨日も、1日で4件の暴走車事故での死亡事故のニュースが流れていました。このニュースではすべて高齢者によるものです。
どう考えても「アクセル」と「ブレーキ」の踏み間違いと思われる状況です。踏み間違いは若い人にもありますが、高齢者では体力の衰えから、さらに重大事故になります。
かなり前から発生しておりますが、対策はキキとして進みません。それは国を始め関係各所が手が付けられない状況にあるからでしょうか。
たとえば衝突安全装置や急加速防止装置などの安全装備が付いた車は開発され発売されていますが、その分、価格が高くなり年金暮らしの車が必要な高齢者には手が出せません。後付けの装置もありますが、それでも工賃を含めると数十万円かかります。
じゃ、マニュアルミッション車なら・・・と思いますがAT車が97%の時代では転換は簡単ではありません。ましてAT限定免許では・・・
私は個人的には左足ブレーキがお勧めですが、有識者を始め反対者がほとんどです。そりゃ急に左足でブレーキ踏めと言われても逆に対応できませんね。
左足ブレーキになれるのにはかなりの時間と経験が必要になります。ですので若い人たちはできるだけ早く、左足ブレーキを経験し慣れていくことをお勧めします。AT限定ならMT車には乗らないので、現実的でしょう。
先日、自動車教習所の主任教官に聞きましたが、法的問題はなく禁止でもないので可能だという事でした。私はAT車に乗るときは40年前から左足ブレーキです。MT車にも半々乗りますが切り替えはまったく問題ありません。
車のブレーキはブレーキオーバーライドと言ってアクセルよりもブレーキを優先に作ってあります。ですのでブレーキを踏んでいれば基本的にはアクセルを踏んでも走り出しません。左足でブレーキを踏んでいれば、踏み間違えないわけです。
要は慣れることですね。人殺しにならないためにも早く慣れることをお勧めします。(人の能力にも差がありますので、一概には言えませんが可能だと思います) (写真はモーターファン誌より) |