ここ数十年、実が実ったことはなかった江戸一の柿。 今年は数十年ぶりにたくさんの実が実りました。例年だと収穫には若干早いのですが、気候のせいか食べられるまでに実っていますね。
早速、今日食べる分だけを収穫しました。いつものことで素人丸出しの皮むきですね。
江戸一は柿の王様です。コリコリした食感と絶妙な甘さは江戸一だけのものですね。いや~、久しぶりに堪能しました。これだけでお腹いっぱいですね。
この柿の木、40年物ですが低木で背丈は2メートル程度です。ちょっと手を伸ばせば収穫できます。ざっと見た感じ50個くらい実っています。
しかし何故、何十年も実が付かなかったのでしょうね。一昨年、周囲を綺麗にして風通しがよくなったからでしょうか。幹回りは20cm程度です。
元々、江戸一は根が弱く、そのままでは育ちが悪く長持ちしないのです。敷地内にはもう一本大きな柿の木がありましたが、そちらは別の品種に江戸一を継いだものでした。こちらは幹回り80cmくらいの大木でしたが実が落ちて見栄えが悪いので家族に不評を買い数年前に切り倒しました。
今あるのは接ぎ木をしていない純粋な江戸一です。今年、凄い実が多くなったので来年以降に樹勢が弱ってしまわないか不安はありますが、とりあえず今年は楽しめそうですね。もう少し立つと甘みが増えますので、楽しみです。 |