愛車の旧車復活プロジェクトを日々日記形式でアップします。 また、趣味である楽器および演奏や音楽およびヴィンテージオーディオについて、綴ってまいります。
 
2020/02/02 21:41:58|バンド関連
フェンダーアンプ確認を兼ねてギターの調整

先日アップしたフェンダーのツインアンプのチューニングのため、いろいろなギターをつないでテストしてます。

久々にヴィンテージのレスポールを引っ張り出して、繋いでみましたが、そういえば数年前にオーバーホールしてからフレット音痴が出ていたのに調整してないことを思い出し、まずは調整することにしました。

ご存じ通常ギターは6本の弦が張ってあり、ネックに付いている金属のフレットを押さえることで音程を変えて演奏するのですが、計算はしてあってもそれぞれの弦で太さが異なるので同じ長さに張ってあると微妙に音程が狂います。

このレスポールもブリッジという弦を押さえる金属を交換しましたので、未調整の状態でした。これを弦1本づつ長さを変えてオクターブの音のづれを最小限にします。写真の上が調整前、下が調整後です。これだけで普通にコードを押さえても音の不協和音が減ります。まずはOKですね。

アンプに繋ぐとギターによる音の差が歴然と出ます。これはピックアップ(減の振動を拾い電気信号に変えるもの)の構造の違いによるものです。通常はフェンダーはコイルが一巻きのシングルコイルが標準です。シングルコイルだと人間の体や空気中の電磁波に感応してブーンという雑音(ハム)が出ます。

これを解決するのにシングルコイルを二つパラレルにつないでハムを打ち消すハムバッカーというピックアップが主流となっています。しかしフェンダーの昔のアンプはシングルコイルを対象に作られています。ですのでハムバッカーのレスポールは全然音になりません。(音はでますが力がない)

やっぱりフェンダーのアンプはストラトキャスターやテレキャスターのシングルピックで本来のパワーが発揮されますね。ハムバッカーは最初から2重にコイルが巻いてあるものとシングルを2つ重ねて同じ機能を持たせたものがありますが、レスポールはシングルに見える完全なハムバッカーです。

私のオリジナルギターは完全なシングルを2つ並べたハムバッカーなので、どちらかと言えばパワーの出る音です。レスポールがこんなに響かないなんて思いもしませんでした。一瞬レスポールは売ってしまおうかと言う思いが頭を過ったほどです。でも335は完全なハムバッカー(ギブソン)ですが、いい音出てますねー。当面はこの2本での音出しになりますか。





     コメントする
タイトル*
コメント*
名前*
MailAddress:
URL:
削除キー:
コメントを削除する時に必要になります
※「*」は必須入力です。