古い日本に「姥捨て山」伝説があります。またずいぶん前に日本映画で緒形拳と坂本スミ子主演の「楢山節考」がありましたが、考えさせられる映画でした。
私の家の隣に、義理の弟が運営する古いアパートがありますが、そこに一人暮らしのおばあさんが住んでおります。ほとんど外出がなく、一日中ごろ寝の状態ですが、月に3回くらい救急車のお世話になっています。
近くに子供達が住んでいるのですが、一人暮らしを選択しています。倅さんに事情を聞くと、一人暮らしをすれば市からの生活補助が受けられ、生活する費用も援助が受けられるそうで、それを受けるために一人暮らしを選択しているそうです。
2日に一回くらいの頻度で、在宅介護の担当者も訪問していますし(毎回1時間くらい)倅さんも2~3日に1回くらい(20分程度)訪問してます。しかし、基本的には一人の期間が多く、何かあっても非常ボタンはあるものの、非常時対応会社が大阪なので、時間がかかります。
考えてみれば、これってまさに「姥捨て山」対応のようですね。自治体の条件も前述のような生活が条件のようで、せっかく親族が近くにいても、このような生活にならざるを得ないのは、悲しくなりますね。
市の担当者や市長をはじめ議会も、このような条件をどう考えているのでしょうか。国の政策に従っているとはいえ、将来自分たちもこのような目に合うことは必須です。
まあ、家族のもとで暮らすことも、それぞれの生活があり(仕事も持っているでしょうし)難しい面もあり、このようなことにならざるを得ないのでしょうが、ますます介護難民は増えるばかりでしょうね。悲しくなりますね。年を取ったら早く、この世からいなくなったほうが良いのでしょうか? |