高温少雨の梅雨が明けて、本格的な夏に入りました。夏のレジャーに「ぶどう狩り」を計画されるご家庭が多いと思います。 お勧めの、ブドウ狩りは、雨よけと露地物が主ですので、8月上中旬頃の小粒・中粒種。 巨峰などの大粒種は8月中下旬から9月を予定してください。お出かけ前にお問い合わせくださると、確実な情報の提供ができますので、平日の9:00〜18:00の営業時間内にお問い合わせください。
高温少雨傾向が続く年は、小粒・高糖度傾向ですから、是非、早めから出かけてきてほしいです。 よろしくお願いしま〜す。
梅雨明け後に・・・、
東日本は空梅雨の反動から、涼しい8月になってるの?
それが、どうも1977年の連続降雨日記録に並ぶ長雨だっていうから
野菜類が育たずに店頭価格の高騰が起きてくるし、
米の穂が出ても実の入り具合も北の地方ほど悪くなるだろうね。
関東以北の「露地物の「ブドウ」にも、影響あるだろう?」
稔り、収穫を迎える前が、低温続きだと果実の熟期が遅れるし、
雨量が多くなるほど裂果が起きやすくなる。
光合成で糖度が高まり、実も甘く熟すのだから
「ここらで(ほどよく)照り込んでほしいね。」って、挨拶が飛び交う。。
ぶどうは、夏秋に種子を熟させて子孫を増やすと同時に、樹体自身も翌年への花芽形成が同時進行しているから、枝葉が健全で糖分生産と蓄積と枝葉登熟ができないと、来春の発芽不良の心配が出る、という種属なんだよ。 毎年同じように良い果実を沢山とるのはとても難しいよ。
なんでも丁度良いのがいいが、条件によって、発達した積乱雲が次々と連なって、同じ所で長時間、豪雨となる線状降雨帯になると、大小の河川の氾濫や山崩れ・がけ崩れ等が増して、住居や農地は、甚大な被害を受けることになります。
ブドウ樹は長雨で、地下根の呼吸ができず、活力低下になって葉で作り出す、糖の蓄積分になるべき量の不足から、極寒時期の凍害にあって樹体内が凍り、枯れて春になっても芽が出ないという現象が起きます。栽培者には打撃が大きく再生には幾年も先まで育成期間を費やします。
近年の科学機器の発達で列島の成り立ちが詳しく解明されてくると、火山・活断層・地震が今後も多い日本列島に、天災はつきものです・・、自然の力には、かないません。
46億年も変化をしているのですから、天文学、地学、気象学からみてみると、どこでも天災を受けるということでしょうね。
今年の記録的降雨は、いろいろと悪影響を引き起こしますね。