栃木の語り部  栃木語り部の会

昔むかしの話を語る、栃木の語り部。 語り伝えたい話があります。昔ばなし、伝説、言い伝え・・・学校への語りの出前は60校を超えました。児童館、育成会、公民館、作業所、グループホーム、イベントなど声が掛かればどこへでも語りに出かけています。語りながら話も集めています。これからも出会いを求て語り続けていきます・・・
 
2018/09/13 20:11:29|イベント
朗読を楽しむ会「ビオラの音色にのせて 家族を読む」を開催します

朗読を楽しむ会20回公演

『ビオラの音色にのせて 家族を読む』

とき 9月17日(月・祝)
   9:45開場 10:00開演
ところ 栃木市栃木市民会館小ホール
     栃木市旭町12−16
      ☎ 0282−23−5678

 







2018/05/22 23:26:00|その他
第5回 うずま川行灯まつり 2018
2018年6月1日(金)〜2019年3月31日(日)
巴波川(開運橋〜うずま公園)
川島雅舟氏の傑作 蔵や山車、円仁などの切り絵が行灯に浮かびます

 あかりイベント

♥点灯式  幸来橋で逢いましょう
  日時 6月1日(金) 18:30〜19:30
  場所 幸来橋
  プログラム
   ●船頭隊バンド『蔵の街恋唄』『幸来橋で逢いましょう』
   ●点灯式
●蔵の街とちぎトヨさん一座
  『ハーモニカ演奏と詩の朗読による柴田トヨの世界』      

♥朗読×邦楽×舞によるあかりの夕べin茶房蔵や
  激しくも悲しい恋物語を朗読と邦楽と舞でお届けします
  『雉(きじ)女房』
 出演/ 朗読:茂呂久美子 琴:石林哲子 尺八:金田昌山 舞:夕紀美
 日時  7月14日(土) 16:30〜17:30   18:30〜19:30
 会場  茶房蔵や前庭(横山郷土館の前庭)
    入場無料 椅子50席あり(先着順)
   ※ 雨天時は蔵の街観光館2F

♥語り×薩摩琵琶によるあかりの夕べin茶房蔵や
 語りと薩摩琵琶による雨月物語と平家物語の世界をお届けします。
  雨月物語より『浅茅が宿』  平家物語より『壇ノ浦』
出演/語り:間中一代  薩摩琵琶:榎本百香
日時  7月28日(土)16:30〜17:30   18:30〜19:30
 会場  茶房蔵や前庭(横山郷土館の前庭)
    入場無料 椅子50席あり(先着順)
   ※ 雨天時は蔵の街観光館2F

♥ うずまの竹あかり
 巴波川(常盤橋〜巴波川橋)
2018年11月1日(木)〜2019年2月28日(木)
点灯式 11月1日(木)18:30〜19:30
会場  幸来橋
出演  ギタリスト 佐藤純一







2018/01/11 15:24:04|しもつかれ
第12回 しもつかれフォーラム開催! 2018
第12回 栃木しもつかれフォーラム  

「しもつかれ作り料理講習会」(先着25名

  日 時 平成30年1月27日(土)13:00〜16:00

  会 場 栃木保健福祉センター
(栃木市今泉町2−1−40)2階

  参加費 500円

  持ち物 エプロン・三角巾

 ★調理実習の申し込みは 090−5519−8861(樋口)

栃木の語り部・しもつかれ研究家の間中一代が語ります。


しもつかれの試食交流会」 (先着60名)
  日 時 平成30年1月28日(日)12:45〜15:00

  会 場 保健福祉センター(同上)2階

  参加費 500円

  持ち物 Myはし

 しもつかれを提供できる方は持ってきてね!

 ★試食交流会参加者および しもつかれ提供者は下記までご連絡下さい
   090−5587−0150(新田)
   090−3228−8590(橋本)







2017/10/12 8:56:48|イベントでの語り
昔語りの会IN道の駅にしかた

『昔語りの会 IN 道の駅にしかた』

日時 10月14日(土)午後1時開演

場所 道の駅にしかた キララ館

 演目  千駄塚
     安寿と厨子王
     皿々山
        ほか

 
 ☆ 栃木語り部の会は、にしかた道の駅で
   定期公演を始めました。

  次回は12月9日(土)午後1時から 








2017/10/11 14:46:30|その他
錦着山の名の由来と埋め太鼓
栃木市箱森にある(きん)着山(ちゃくさん)(旧(はこの)森山(もりやま))は、安政5年に発刊された狂歌集『扶桑名所名物集 下野国』にも名所とし詠まれています。「山のこし 霞の帯のはばひろく 巾着山をおほひかくせり」 江戸の昔は『巾着山』と書いていた錦着山に伝わる話をひとつ。
 
           (きん)着山(ちゃくさん)の由来話と埋め太鼓
 
昔、むかし。大昔のことだ。
イデン坊というたいした大男がいた。なにしろでっかくて、富士山に腰掛けて琵琶湖の水を飲んだっていうからなあ。
その男が栃木を通りかかったんだと。太平山に腰掛けて一休みして、腰に下げていた巾着袋から握り飯を取り出して食べ始めた。その時、片っ方の足は、川原田の前野について、もう片っ方は、葛生の常盤村についた。今でもその足跡が残っているんだと。食べ終わると、腰に下げた巾着袋のちりをパラッパラッと払った時できたのが巾着山なんだと。
 その後、巾着山にはツツジがいっぱいに咲くようになった。これを見た人たちは、
「錦を着ているような山だ」と言って、錦着山と書き表すようになったんだと。
 秋の月のいい晩になると、錦着山の方からタヌキの腹つづみの音が聞こえてくる。ポンポコ ポンポコと遠くまで響いて来る。その音につられて村人達が外に出て錦着山にかかる月を眺めた。その中の一人が、
「あれ、タヌキも月見しながら腹鼓を打ってるんだべ。それにしても良く響くなぁ」と言うと、村の年寄が教えた。
「いやいや、錦着山のてっぺんには大きな太鼓が埋めてあって、それが時々鳴り響くんじゃよ。」
太鼓にされて埋められた母ダヌキを慕って、埋め太鼓の音に合わせて子ダヌキ達も腹つづみを打っているんだとさ。
                                     おしまい。
 
5月に山がツツジに覆われる時期には、その名の通り錦を着た山になります。大太鼓が埋めてあるのは護国神社の裏だとか、その昔は埋めてあるところを踏むとドンと音がしたとの伝えもあります。山の西側は崖になっていて、昔から栃木の子供達の囃し唄にも「錦着山の西っぱげ」とか「ハゲッパン」として親しまれて来ました。栃木の文豪山本有三もこの崖で遊んだそうです。