鯉の泳ぐ街 とちぎ から~♪~

鯉の泳ぐ街、栃木市から、ちょこちょこ考えたことを書いてみます。
 
2008/11/20 4:24:37|にっぽん旅行
夏の風物詩~大曲花火競技大会~

 なんか、夏の話ばかり。今回も夏の花火大会の話なんです。

 秋田県の大曲市で開催される、全国花火競技大会に行ってまいりました。大曲市は、栃木市と似ていますね。人口わずか4万人弱。活気がまったくありません。しかし、花火大会のある、この日だけは信じられないほど人が集まります。なんと、その数60万人!街から人が溢れています。これは、観光行政として、まずまずではないでしょうか。栃木市にも何か目玉になるような観光が欲しいものですね。

 今回、東北までの交通手段は、JRの在来線です。「18きっぷ」って、ご存知ですか?JR全線が、1日2300円で乗り放題なんです。これで大曲まで行っちゃいました。早朝、小山駅からの始発で出発し、庄内にて名物の鳥もつラーメンを食べて大曲に到着したのが午後の3時。さすがに疲れました。しかも、あいにくの雨。花火大会も中止かと思いきや、開催とのこと。全国から観光客だけでなく花火師も集まっている以上、そう簡単に中止にはできないようです。まあ、ありがたい。

 雨の中とはいえ、いやはや素晴らしいの一言に尽きますね。花火大会ではなく、花火競技大会なだけはあります。おそらく、全国の花火大会の中でもダントツの最高峰でしょう。出店で焼鳥やお好み焼きなど食べながら、しばし夜空に輝く花火に酔いしれました。圧巻なのは、大会提供のスターマインです。大音量の音楽に合わせて、次々と花火が打ち上げられます。これを見づして大曲の花火は語れません。

 大満足して、10時過ぎの臨時列車で岩手まで向かいます。8時には真っ暗の大曲駅も、この日だけはラッシュアワーの山手線を越える人ごみ。すさましいです。盛岡に到着したのは日付が変わって午前1時。盛岡駅も花火大会から帰った人でいっぱい。明日のこともあるので、さっさとホテルでお休みしました。

 翌日は、せっかくですから平泉の中尊寺に寄ってきました。中尊寺までの坂道がきつい。ようやくたどり着いた中尊寺境内。若かりし頃、一度見た中尊寺金色堂は、思ったより小さかった。けれど、まさに金色に輝くお堂は、素晴らしいものでした。

 1124年、藤原清衝により建立された金色堂は、源頼朝によって滅ぼされるまでに奥州藤原氏が造立した現存唯一の建造物です。堂内部の三つの仏壇の中には、藤原氏三代の遺体と、四代泰衡の首級が安置されています。

 ちなみに、奥州藤原氏の起源は謎が多く、東北の地元豪族の末裔説、大和朝廷の藤原氏(藤原鎌足で有名)の末裔説とがあり、これまた古代へのロマンを掻き立てます。

 帰りも、もちろん18きっぷ。小山駅に到着したのは最終電車。なんとか帰ってこられました。座ってばかりでお尻が疲れましたが、車内でくつろぎ味わったビールはおつなものでした。これまた夏の良い思い出になりました。








2008/11/20 3:25:12|とちぎの色彩
蓮の花が満開~つがの里の夏~

 夏は旅行に良いだけではなく、草花が勢いよく生い茂る季節。蓮の花もね。

 この夏、つがの里に蓮の花を見に行ったわけですよ。栃木市から車で約20分。さすが隣町です。近いですね。東北自動車道のすぐわきの丘陵を公園にした都賀町のアイデアはハコモノ行政の多い地方自治としてはナイスですね。

 蓮の花は朝日とともに開花し、お昼には閉じてしまいます。そこで、早朝に見に行ったのですが、すでに見物客でいっぱいでした。他県からお越しの方もいらっしゃるようで。みなさん、さすがですね。期待に応えるかのように、池の全面に蓮の花が咲いてます。淡いピンク色の花が、朝日に照され、幻想的な景色を奏(かな)でていました。

 蓮といっても、種類は多岐にわたります。ここの蓮の花は、「大賀蓮」といいまして、昭和26年、千葉市の東京大学農学部検見川厚生農場で、ハス博士と言われた大賀一郎博士(当時関東学院大学教授)が、縄文時代に咲いていたと思われる古代蓮の種を3粒ほど発見し、そのうちの1粒の開花に成功したものの子供たちなんです。すごいでしょ。前回の青森旅行で行った三内丸山遺跡の時代ですよ。当時の人々も、この蓮の花を見て美しいなんて思ったんでしょうか。

 写真を撮りながら、よくよく花を見ると、ミツバチがたくさん。蓮の蜜って、美味しいのかな?じつは、蓮は受粉能力がきわめて弱い植物なんです。なにしろ、縄文時代から進化せずに存続した花ですから、植物としての構造も旧式なんですって。こうしてミツバチが介在しなければ、種を残すことができないんです。自然の共存共栄のしくみなんですねえ。

 蓮が大好きな我が家でも、今年の初めに、睡蓮を栽培してみました。睡蓮の種類には、栽培が難しくなかなか花を咲かせない温帯睡蓮と、栽培が容易で何度も花を咲かす熱帯睡蓮の二つがあるのですが、初心者にもかかわらず、温帯睡蓮を購入してしまいました。しかし、なんと!この夏、みごとに花を咲かせたのです。それも何度も。大賀蓮と違い、真白な花でしたが、とても美しく、良い匂いがして、なんとも優雅な気持ちにさせてくれる花でした。ちょっといたずらで放流してみた金魚も満足している様子。この子たちの成長も楽しみなんです。金魚のお話はまた今度。
 







2008/11/20 2:38:28|にっぽん旅行
みちのく~青森~を旅する

 この夏、青森の古牧温泉に行ってきました。

 新幹線「はやて」でJR小山駅からJR八戸駅まで3時間弱。わずか40年前の集団就職の時代には、中学校を卒業したばかりの少年少女が、一昼夜かけて夜汽車に揺られて移動した距離が、今では車内で弁当を食べて缶ビール一本でも飲みながら新聞を広げていれば、もう到着です。戦後日本の高度経済成長と技術革新には、あらためて感心させられます。田中首相の「列島改造」も、一般に批判される以上に、役立っているのではないでしょうか。

 さて、さすが東北。夏とはいえ涼しいです。JR八戸駅から在来線に乗り換え、数駅で三沢駅に到着。歩いて数分で古牧温泉です。途中、十和田観光電鉄の駅を通過します。この鉄道車両は、東急東横線のお古で、鉄道マニアの間では有名なんですが、それ以上に、この駅そばは、知る人ぞ知る隠れた名店なのです。旅行雑誌にも何度か取り上げられています。なんでんも、近所のおばちゃん方が交代で食堂を切り盛りしているとのこと。なんともほのぼのしてます。個人的には、天麩羅そばがオススメです。

 寄り道はここまでにして、古牧温泉へ。先の十和田観光電鉄の社長が創業したホテルは、温泉ホテルと言ってしまうには、あまりにも惜しい不思議がいっぱいのアミューズメントパークなのです。レトロなイメージの館内には青森の民俗資料が展示され、しかも、懐かしい昭和初期の子供雑誌の付録まで飾ってあります。敷地内には、かっぱ公園という、かっぱ伝説の資料を眺めながら散歩できる巨大な池まであるんです。

 肝心の温泉ですが、まず、内湯は総檜(ひのき)造りの大浴槽。露天風呂は、浮き湯と呼ばれる、池に浮かぶ浴槽から滝を眺めながら温泉をゆっくりと楽しめます。泉質は透明ですが、ぽかぽかとっても温まります。ついつい、入浴後のビールがすすんでしまいます。気分よく売店で青森名産の林檎を使った食品を買ってみました。美味しいんだなあ、これが。食いしん坊な私。これだから旅はやめられません。

 青森といえば、「ねぶた祭り」あるいは、「ねぷた祭り」ですよね。ねぶたは、主に青森市内のお祭り。ねぷたは、主に弘前市のお祭りが有名です。もちろん、ここ古牧温泉にも、山車の縮小版が展示されています。これがもっと小さければ、家のインテリアにしてもいいかも、と思ったら、金魚のそれが売ってました。もちろん、購入。夕食、朝食ともに量も多くて味も良し。大満足でした。

 せっかくですので、翌日、三内丸山遺跡に寄ってみました。中世以降の寺院仏閣なら見応えもあるが、縄文時代の遺跡など、わざわざ見に行く価値があるのかと、半信半疑だったのですが、行ってびっくり見て満足。こりゃ素晴らしい!復元された住居から、お墓まで、大集落が再現されているのです。圧巻は、何に使ったのか謎の巨大櫓(やぐら)でしょう。これを見上げながら、遠く1万6000年前の人々の暮しに、思いを馳せました。

 古代へのロマンの余韻に浸りながら、JR青森駅から五能線に乗りました。津軽の海を眺めつつ、みちのくの演歌の心にも思いを馳せます。きっと、冬の津軽には厳しい寒さが訪れるのでしょう。短い夏の海の景色からは、想像できませんが。終点のJR秋田駅に到着したのは、すでに夕暮時。けっこう長い路線でした。秋田からは秋田新幹線「こまち」にて、小山まで3時間強。新幹線に乗車してしまえば、もはや旅も終わりに等しい快適さです。

 さて、そんな夏の旅でしたが、この経験を活かして、さっそくカラオケの特訓に励みますかな。


 
 







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