なんか、夏の話ばかり。今回も夏の花火大会の話なんです。
秋田県の大曲市で開催される、全国花火競技大会に行ってまいりました。大曲市は、栃木市と似ていますね。人口わずか4万人弱。活気がまったくありません。しかし、花火大会のある、この日だけは信じられないほど人が集まります。なんと、その数60万人!街から人が溢れています。これは、観光行政として、まずまずではないでしょうか。栃木市にも何か目玉になるような観光が欲しいものですね。
今回、東北までの交通手段は、JRの在来線です。「18きっぷ」って、ご存知ですか?JR全線が、1日2300円で乗り放題なんです。これで大曲まで行っちゃいました。早朝、小山駅からの始発で出発し、庄内にて名物の鳥もつラーメンを食べて大曲に到着したのが午後の3時。さすがに疲れました。しかも、あいにくの雨。花火大会も中止かと思いきや、開催とのこと。全国から観光客だけでなく花火師も集まっている以上、そう簡単に中止にはできないようです。まあ、ありがたい。
雨の中とはいえ、いやはや素晴らしいの一言に尽きますね。花火大会ではなく、花火競技大会なだけはあります。おそらく、全国の花火大会の中でもダントツの最高峰でしょう。出店で焼鳥やお好み焼きなど食べながら、しばし夜空に輝く花火に酔いしれました。圧巻なのは、大会提供のスターマインです。大音量の音楽に合わせて、次々と花火が打ち上げられます。これを見づして大曲の花火は語れません。
大満足して、10時過ぎの臨時列車で岩手まで向かいます。8時には真っ暗の大曲駅も、この日だけはラッシュアワーの山手線を越える人ごみ。すさましいです。盛岡に到着したのは日付が変わって午前1時。盛岡駅も花火大会から帰った人でいっぱい。明日のこともあるので、さっさとホテルでお休みしました。
翌日は、せっかくですから平泉の中尊寺に寄ってきました。中尊寺までの坂道がきつい。ようやくたどり着いた中尊寺境内。若かりし頃、一度見た中尊寺金色堂は、思ったより小さかった。けれど、まさに金色に輝くお堂は、素晴らしいものでした。
1124年、藤原清衝により建立された金色堂は、源頼朝によって滅ぼされるまでに奥州藤原氏が造立した現存唯一の建造物です。堂内部の三つの仏壇の中には、藤原氏三代の遺体と、四代泰衡の首級が安置されています。
ちなみに、奥州藤原氏の起源は謎が多く、東北の地元豪族の末裔説、大和朝廷の藤原氏(藤原鎌足で有名)の末裔説とがあり、これまた古代へのロマンを掻き立てます。
帰りも、もちろん18きっぷ。小山駅に到着したのは最終電車。なんとか帰ってこられました。座ってばかりでお尻が疲れましたが、車内でくつろぎ味わったビールはおつなものでした。これまた夏の良い思い出になりました。
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