響き音楽院

群馬県館林市にある音楽教室
ピアノ・ヴァイオリン・フルート
☎0276-75-3001
 
2014/03/18 10:46:04|ヴァイオリン
肩当てなし
ある(身体的)事情で肩当てを付けての演奏が少々厳しくなり、だましだまし来ましたがとうとう肩当てとお別れをすることにしました。

肩当てとは紆余曲折色々ありました。手にした肩当ては10種近くあり、中には買ったその日に「これは使えない」とそのままお蔵入りしたものもあります。ただ肩当て遍歴を続ける間も、これ(肩当て)は果たして使うべきものなのか?!と漠然と疑問を持っていたのも事実です。実にヴァイオリン人口の8割くらいの人が(統計をとったわけではありませんがイメージで)肩当てを使ってます。自分もはずしての演奏なんて考えられず、無くてはならないアイテムになっていました。ただ、肩当てなしでの演奏方法を説いた著書や方法論を目にしたり、自分でも色々考えた末、肩当てなしでの演奏というのはより完成度の高いものだというのは感じていました。往年の名手といわれる人達もほぼみなさん使っていません。もちろん第一線で活躍している人も使っている方が多数いますし、使うことが悪いと言っているわけではありません。自分の場合、以上の肩当てに対する考えがあったところに、肩当てを付けての演奏困難というタイミングが重なって、肩当てをはずす選択に至った次第です。

はずして数週間たちます。最初は「これでシフティングが出来るのか?!ヴィブラートかけられる気がしない!」とネガティブな材料ばかりでしたが、とにかく色々調べて肩当てなしでの正しい楽器の持ち方を常に意識して続けきました。

最近肩当てなしに慣れてくるにしたがい、発見と新たな可能性に少々驚いています。少し大げさかも知れませんがヴァイオリン奏法に対する考え方をある程度変えなくてはならないと感じる事もあります。ただ、慣れやクリアできていない課題もあって本番演奏にはもう少し時間がかかりそうです。







2013/08/28 19:45:01|コンサート情報
HIBIKI Afternoon Tea Concert Vol.15情報
HIBIKI Afternoon Tea Conert vol.15開催情報です。

10月6日(日)14時より響き音楽院ホールにてスウェーデンの民族楽器、ニッケルハルパのコンサートを開催いたします。ケーキ&コーヒー付きで¥2,000(高校生以下¥1,500)です。
ちょっと珍しい楽器ニッケルハルパとアコーディオンの調べに乗せて北欧の午後のひとときを是非ご堪能ください。
お問い合わせは響き音楽院0276-75-3001まで。

出演 
 ニッケルハルパ 鎌倉和子さん
 アコーディオン 鎌倉博史さん

曲目 
@ エッペルボー行進曲 (夏至祭で演奏される曲)
A 麗しのヴェルムランド (故郷を歌うスウェーデンの第2国歌とも言われている曲)
B オルビフス村のダンス曲 (ウップランド地方の村の曲)
C 大きな沼で (深い森の奥の自然)
D ハンボ (スウェーデンの代表的なダンス曲)
E ヴァルス (スウェーデンのワルツ曲)
 

スウェーデンの伝統楽器

  ニッケルハルパとは...

 

スウェーデンのウブサラを中心とした地域で中世の時代から伝承されてきた素朴な農民達の楽器ニッケルハルパ。

 

共鳴弦の響きによって豊かな音を奏でるこの楽器はバイオリンと違いピアノのようにキーが並んでいるので初めての人でも簡単なメロディなら弾くことが出来る複雑に見えて実のところ敷居の低い楽器です。

 実際の演奏動画です(上記文、動画はニッケルハルパ協会より転載)。




 

 







2013/08/17 9:13:44|日々記(ひびき)
コンクール
先日娘がピアノコンクールに出場しました。まずは昨年同様、予選突破、10月が本選です。

今回の課題はバッハ・インベンション、ショスタコービッチでした。バッハは二つの声部を独立した声部としてとらえそれをどのように表現し絡めてどう演奏するのか、ショスタコービッチは変化に富んでいてそれでいてシンプルな曲風にいかに表情をつけていくか、難しい課題でした。

コンクールはいわば演奏を評価され、優劣をつけられます。結果を出すのはとても大事ですが、親として、指導者としては、たとえ思い通りの結果を得られなかったとしても、コンクール当日までのプロセスを通じて、一生懸命努力することの大切さやより良い演奏をするためにどう工夫し表現できるか、そういったものを得て飛躍できるチャンスにしてもらいたいと思います。悔しい思いをしてもそれをバネにすることもできるのですから。

娘は将来どんな方向に進むのか分かりませんがどんな道にせよ、この経験が生かされたらと願います。











2013/05/28 13:37:04|日々記(ひびき)

今日は地元のケーブルテレビcc9の「うらら」という番組の収録をしていただきました。地元企業やお店を紹介する番組です。

すべて初体験の私たちは序盤から緊張しまくり、午前中の回らない頭で、言いたいこともどこかへふっとんでいってしまい、PRどころか自分たちの不甲斐なさを露呈する結果となってしまいました。

リポーターの奥村さん、スタッフのみなさん、おかしな受け答えばかりで(汗)ご迷惑をおかけしましたがいろいろありがとうございました。リポーターの奥村さんは難しいヴァイオリンを10分足らずで曲まで弾けたのですからさすがタレント(才能ある人)さんです。いつもにこにこ笑顔で(それも仕事か!)楽器を弾いていたのが印象的でした。

うれしそうにヴァイオリンにふれる笑顔は私たちにとってもうれしいものです。この地域の多くの人たちに音楽のすばらしさを、表現する喜びを、そして何かができたときの達成感、そして笑顔を、その実現のために私たちがサポートする、それが私たち「響き音楽院」の講師の喜びでもあり役割だと思っています。











2013/05/27 13:56:00|日々記(ひびき)
J.S.Bach〜G線上のアリア(少年合唱版) 
お気に入りの演奏です。

バッハを聴くと心が安らぎます。そこには人智を越えて、美しさと均衡がとれ満たされた愛を感じずにはいられません。まさに神の声といったところでしょうか...
バッハを演奏するとき、「楽譜を忠実に感情におぼれず演奏しなさい」とよく言われました。

動画はLiberaというイギリスのボーイソプラノグループのものです。透明感のある真っ直ぐな歌声が心地よく優しく琴線に触れてきます。