花ど真ん中の里便り

栃木県は日本の花ど真ん中です。
 
2021/11/24 11:35:58|その他
直訴状 ソレデドウシタ
 田中正造、直訴状2通3種類、
新聞発表文は、正造と秋水の話し
合いで8か所訂正、研究者の指摘、
参考に。
 
 秋水草稿
茨城栃木群馬埼玉及<>の間に
両者合意の<其下流の>が、同じ
要領で〜。
 
 草稿。数万町歩ニ[及ビ]を
<達シ>に、漁族[絶滅]を
<斃死>し、に訂正。
 
 [泣キ寒ニ叫ビ]は
<食ナク病ミテ薬ナキアリ>に、
町村ノ自治全ク[破壊]は、
<頽廃>セラレ[飢餓]は、
<貧苦疾病>に、そして
[因ラズンバ]は、<在ラズンバ>。
 
 直訴状後半に出てくる多数町村ノ
[破壊]は同じように<頽廃>に訂正。
 
 何かが、抜けている!喝
 







2021/11/23 11:50:32|その他
直訴状が見えてきた
 直訴状「2通3種類」を
眺めていると田中正造の思いと
動きが見えてきました。
 
 まず、直訴状が、直訴前夜に
正造が秋水に頼んで書いて貰った。
これまでの思い込みが、崩れました。
 
 なぜ正造は、自ら手直した赤い
ハンコの直訴状を手に、御車へ
近づこうとしたのか。
 
 正造の願いは一つ。鉱毒から人民を
救う。美辞麗句の直訴状は、イラナイ!喝
 







2021/11/22 10:49:31|その他
直訴状ㇵ2通3種類
 直訴状、論より証拠で、幸徳秋水の
書いた草稿と田中正造が手直した35か所、
見比べています。
 
 そこでアレアレ?気づきました。例えば、
「草稿」にある(業に離れ飢えて)[泣キ
寒ニ叫ビ]
 
 これが「正造謹奏」で
<食ナク病テ薬ナキアリ>に、訂正加筆。
 
 そして新聞発表「謹奏表」は
「飢えて食なく病みて薬なく」に。
 
 そこで分かったことは、草稿(秋水)―
訂正加筆(正造)―秋水、正造話し合い、
合意―新聞発表謹奏表の流れです。
 
 この流れは、布川了先輩も指摘、実際に直面して
理解、問題は正造の鉱業停止の願いが文面に
あるかどうか。正造研究佳境に入る。喝
 
 







2021/11/21 13:03:28|その他
直訴状 論より証拠
 今に遺る田中正造直訴状は、
2通り。幸徳秋水の起草した草稿と
正造翁の加筆、朱印直訴状です。
 
 光徳秋水草稿 「謹奏表」
草莽の微臣田中正造
「臣ガ<狂愚>ヲ憐レミテ」
 
 田中正造訂正文 「謹奏」
<至愚>この言葉が、直訴状の
性格全体を表現。見事!
 
「謹奏表」
山林を濫伐し〜川身変じて洪水
頻に臻り〜。
 
 「謹奏」
 洪水<又水量ノ高マルコト数尺>
具体的で分かり易い。流石、正造翁ダ!喝
 
 







2021/11/20 13:11:21|その他
半山 秋水 正造そして尚江
 直訴三羽鴉、半山、秋水、正造、そして
総括役、尚江の合わせて4人の人間関係、
その後も跡を追っています。
 
 田中正造全集10巻、日向康氏解題に
明治34年(1901)この日記の各所に、
直訴状を草した幸徳秋水の名前を見ることが
できる。と、あります。
 
 確かに7月30日の日記に、
麻布区宮村丁72、幸徳秋水の名前が〜
半山が直訴をススメたのが、6月だから〜
 
 同年10月8日、
〇 万朝、幸徳伝二(次)郎。島田氏の教。
これだけでは〜。断片を繋ぎ合わせて、喝