花ど真ん中の里便り

栃木県は日本の花ど真ん中です。
 
2021/01/04 9:31:41|その他
 田中正造と西行法師
 2012年9月11日、里便り
再編集、再掲

なげゝけとて月やはものをおもわする
かこちがほなるわがなみだかな
             西行法師
 
 この歌に触発され、正造翁は
独自の歌作りと宇宙論を展開して
います。

月を見る眼ぞあらバさらに叉
心に神を見る目まほしな
 田中正造全集Kp124の歌。
 
 身を捨てて生きた西行法師を
正造が我が身と重ねています。喝
 







2021/01/03 10:14:56|その他
正造翁の歌〜大雨に〜C
 全集L数首省略。
 全集Np31
大雨ニ打ちたゝかれて牛のひく
車のはだち跡かたなくも
 
 同p33
大雨ニうたたゝかれてゆく牛の
車のはだちあとかたもなく
 
 同p211
おふ雨にうたれたゝかれ行く牛の
車のあとやあわれなりける
 
 同p242
大雨にうたれたゝかれ行く牛の
(上の句は去年のモノ)
車のあとやあわれなりける
(下ハ新た)
 正造翁の歌ごころ、苦心の作を
各自、感じ取って頂ければ〜。
 







2021/01/02 11:38:29|その他
正造翁の歌〜大雨に〜B
 全集Lp387
大雨に打たれたゝかれ車ひく
牛のあゆみのあとかたもなし
 
 同、同p
大雨に打たれたゝかれ重荷挽く
うしの車のあとかたもなし
 
 同、同p
大雨に打たれたゝかれ牛の行く
みちハ車のあとかたもなし
 
 同、同p
大雨に打たれたゝかれ車ひく
うしのうきめのあとかたもなし
 
 







2021/01/01 10:31:00|その他
正造翁 正月の歌
 明けましておめでとう
ございます。

正造翁、正月に詠んだ歌です。
 
元日や鶴のあたまハ真赤なり
わがひげしろしみよのはつはる
三十年一月 正造
 
正月のもちをたべても下野ハ
百万円がのどにつかいて
 
目出度やもかなしもしらぬ民くさの
無邪気を見れバいとゞかなしき
 
よろしくお願いします。
 







2020/12/31 10:24:08|その他
それぞれ思いのこの一年
 なぜ田中正造は、国会議員を
辞め、直訴に至ったか。その答えを
直訴状と翁の歌に求めました。
 
 直訴状に鉱毒から人々命と
暮らしを守る鉱業停止、生存権の
主張が翁の手で書き加えられました。
 
 直訴状に触発され、翁が繰り返し
詠み直した「降る雪や」「大雨に」
さらにその答えを〜
 
 新しい年は田中正造、生誕180年、
直訴120年。人間、田中の魅力を
発掘し、お便りします。よいお年を。