花ど真ん中の里便り

栃木県は日本の花ど真ん中です。
 
2021/12/13 10:15:11|その他
鉱毒証言 源八さんのこころ
 鉱毒被害のため野に鼠も居りません。
虫類も居ません。廿歳以下の青年諸君は、
〜ご存じありますまい。
 
 〜鉱毒被害のためには、影にだも見へ
ません。この思いを源八さんは、筆紙難尽、
(土筆難尽)と書いています。
 
 土筆難尽、筆舌に尽くし難い、源八さん、
鉱毒地鳥獣虫魚被害実記の証言以上に、
実際は、もっと非道!
 
 御尋の御方様には委細御答申上ます。
御推読願います。鉱毒証言、源八さんの
これが〆の言葉デス。喝
 
 







2021/12/12 10:46:20|その他
鉱毒証言 大寒12月渡良瀬
 大寒12月の節に相成りますると
(今の暦で1月20日ごろ)
貉や狐抔が多く、人家軒端や宅地抔を
多く回り歩行きました。
 
 貉は、がい〜〜〜と鳴き、
 狐は、こん〜〜〜と鳴き、
    いん〜〜〜と啼くも
                      ありました。
 
 何れも、耽もので御座りまするやう、
多く居りました。ここまで、庭田源八さんの
鉱毒被害実記、忠実に引用、ハタと困りました。
 
 耽もので、それってナンダ!ヨミや意味は?
耽は、ふけるの読みと意味がある。庭田さんは、
啼き続ける貉や狐の鳴き声を耳に残して再現、立派。喝
 
 







2021/12/11 11:11:02|その他
里便り 宣言
 田中正造の真価は、直訴後、
足尾鉱毒事件の舞台、谷中村に
入り発揮され、生涯輝きます。
 
 「お願いがあります」直訴状を
手に御車に駆け寄る正造に「人権の
ヒト」翁の人生の全てが重なって
見えます。
 
 直訴は「空前絶後の大椿事」か
正造「戦略家」か、学者研究者の
見方は、イロイロあります。
 
 「里便り」は「直訴・人権のヒト」
〜田中正造〜を、タイトルに掲げ、
正造翁の生涯に付き合います。喝
 







2021/12/10 8:41:54|その他
人権のひと 田中正造再誕生
 1901年(明治34)の今日、
田中正造が足尾鉱毒事件で直訴を
試みるも失敗〜
 
 今朝、NHKラジオ、今日は何の日、
寝床で聞きました。失敗!ソウカ?
田中正造、生きて帰れてヨカッタ。
 
 直訴の日に合わせて読んだ、田中正造
加筆直訴状、人権を守る先覚者の意志が
後世に伝わります。
 
 今日は、人権のひと、田中正造再誕生の
日です。喝
 
   







2021/12/09 8:51:54|その他
直訴・人権の人〜田中正造〜
 如此ニシテ数十万生霊[ヲ塗炭ニ](抹消)
<ノ死命ヲ>(加筆)救ヒ
<居住相続ノ基ヘヲ回復シ>(加筆)
其人口ノ減耗ヲ防遏シ、
 
「防遏シ」ボウアツし、防ぎ止める。
 
 且ツ我日本帝国憲法及ビ法律ヲ正当ニ
実行シテ各其権利ヲ保持セシメ、更ニ将来国家
[富強](抹消)ノ基礎タル無量ノ勢力及ビ
富財ノ損失ヲ[予防](抹消)<断絶>スルヲ
得ベケンナリ。
 
 若シ然ラズシテ長ク毒水ノ横流ニ任セバ臣ハ恐ル
其禍ノ及ブ所将サニ測ル可ラザルモノアランコトヲ。
 
<居住相続ノ基ヘヲ回復シ><加毒ノ鉱業ヲ止メ>
共に正造翁の加筆、生存権と鉱毒停止。
これが翁の直訴。そのこころは〜デス。喝